中国の人達への入国ビサが、今日7月1日より緩和。
関西空港、大阪の街が、デパートが・・売れ行き好調。との報道
大いに結構です。
更に、多くの初来日者達が、街の清潔さに驚いている!!
そんな折、大阪市では、
入国して僅か一週間の、二人の老齢旧日本人女性とその家族なる中国人76人に「家族生活費」を支給決定。36人には既に支払い済みとの情報も・・
ちょっと考えられない大阪市の業務感覚です。日本人として疑ってしまう。
こんな事と、ビサ緩和が同時進行。
中国の地下汚染は凄まじい。
河川、黄海の汚染も恐ろしい。
彼等は、日本が経済成長時代に犯した『汚染列島』の歴史を知らない。それ故の、今後に起きるだろう、中国の凄まじい環境破壊汚染に気がついていない。
来日者が日本の清潔さに驚くのは無理もなく、私としては、違法入国者の増加を心配する次第です。日本の入国審査は、中国に比べると恐ろしく優しく、すり抜け簡単(空港で感じます)。
そんな状況の中での中国人向けビサ緩和。
問題を含むとしても、経済効果にはなるのは確実。対応に難しいところです。が、舵を左に切った以上、検疫体制、保安、警察にもっと予算を与え、管理体制をしっかりする事を祈るばかりです。
さてさて、そんな中国は随分大きな影響力を持つようになった。
アメリカは石油流出問題も解決に遠く、環境も経済もより落ち込んで行くでしょう。
そうなると、どうなるでしょう
暫くは中国にゴマする企業は当然増えてくる。
先日は、中国人学生の『日本語より英語の方が習うに簡単』という声を紹介しましたが、まさしく、歴史認識より現実直視が大切とばかり・・・日本企業も『社内では英語で』という話が盛んに報道されています。
韓国企業ではトーエック720点が入社条件。920点が管理者条件。という厳しさで、且つ、日本の優秀な人材を引き抜いています。
グローバル化という名の国家、民族観念の否定です。
アメリカ人始め、自分の国を地図上で指差せない人達は・・実は、世界基準の人達。
あのワールドカップ主催地、南アの屋根もない家に住む貧しい人たちが・・英語を喋る。
日本では、英語に偏った教育は世界基準に反して異端視されます。が、就職先の企業では『英語力』。
相矛盾した観念と現実が・・将来ある若い人達の現実に直面します。
皆さんは如何考えますか?
中小企業の社長達。小売業のオヤジ達。・・英語、中国語、フランス語にスペイン語、ドイツ語。どうするね?
年寄りはマア仕方がないとして、若者達・・
日本の就学、就職勉強は別物だから、若者達は苦労するな~~・
中国、インドなどの英語ばかり勉強している学生達に太刀打ち出来なくなってしまう。
日本を代表するコマツは、中国にある子会社の社長を全部中国人にする。と発表。
更に、日本へ中国人の優秀なのを呼んで研修する。と発表している。
パナソニックは、1000人募集を言っているが、実際は現地学生採用約800人と日本人学生・・少々。
近い将来、日本企業のトップは皆外国人。それに企業秘密は日本より奪い取られる・・か~~
現在、参議院選挙が進行中だが、日本の政治のテイタラクは治りそうも無い。
人材を育てるべき文科省に具体案は無い。
若者は、自力で勝ち取る能力を持たないと、今後の生活は弱者の方へ自然と擦り寄ってしまうだろう。
整合性ばかり唱える日本政府と官僚。
片や、厚顔も厚顔、ノホホンと『裏表・二枚舌』の中国政府・官僚。
社会保障に力点を置いた政策は・・日本経済活動の衰退。強いては日本の『ガラパゴス化』を更に特化させ、企業の日本脱出が増えるだろう。
政府へ経済優先政策を求めたい。更に、現在の一律教育制度の変革を望みたい。
Yoh-M.