9月25日 北東5m 波2.5m 大潮 月齢0.9 旧暦9/2
釣りを始めた頃、また初めて挑戦しようとする釣りをする時、今の自分に不安があったり迷いがあったり、他が気になったりと、そういう場合、他の情報を欲しくなります。
いまや、ネットが当たり前の世界、メディア業界も大変だろうと思います。
その昔、情報と言えば、某大手雑誌2社が独占だった。
俺が覚え始めた幼少の頃からその雑誌は、うちの親父の読みあさりを俺も見ていたのを覚えてます。
長く続いた歴史も時代と共に無くなり、そのうちに俺も何度か取材受けたり、連載書いたり、特集組んでもらったりとしてました。
ただ、何故か月刊誌など昔から一切、買っておらず、たまに食事で訪れる所に置いてあると覗く程度でした。
何を見ていたと言うと、今も持ってるのですが。
一番最初に手に持ったのがダイワ釣魚図鑑。
このブログでも前に紹介しました。
もう何十年前に発刊されたんだろう。
多分、最初の初刊から40年近く経ってるんじゃないかと。
その後、道具の進化により後期版がでたのだが今では廃刊になってます。
続いて反響が大きかったんだろうと思うのですが、ダイワ新魚釣図鑑がでたのですが、前作よりも釣り事には増えてはいるのですが、その魚を食べる、調理の仕方などが少なくなった。
釣り対象の魚、海水・淡水数十種載ってます。
今のタックルからしたら旧タイプ、まだ昔の釣り方かも知れないのだが、この中には蓄積された情報の肝心な部分、魚の生態から行動、旬、釣り方、食べ方、仕掛けなど非常に面白いものだったのです。
数年前に、旧刊を持っていて後期を欲しくオークションで探して手に入れたのですが今でも分らない事や原点のものを見たい時に見ています。
こんないい本はありません。
後は俺が一端に一人で釣りに出かける様になり買ったのが航空写真2冊。
これには過去の釣行での潮流れからでのポイント図を書き込み、何度も読みあさりボロボロになってます。
五島にも数百釣行での記録が書き込んでるために俺の財産です。
月刊誌も最近は殆ど手にとってません。
何故というとありさま?が分らないからです。
ブログ購読も殆どしていないのですが、行った釣れた釣れなかった、それでいいのですが俺が思ってるものと何かが違うのです。
欲しいのは、釣れた情報ではなく、その方のスタイル、ありさま、ブレナイ事。
だから昔のこの本を今でも見てるのかも知れません。
ネット検索すれば、殆どが分る時代です。
紙の情報など覚え切れないのか、現地で開く携帯の窓越し情報だけ頼っても自分の判断が出来にくくなるのではと。
古臭いのかもしれないですが、これで今の自分があるように、まだまだ何度も読んで大事に持っておこうと思います。
出来れば現状の釣り方を新発刊してくれたら面白いと思うのだが。
釣りは進化する。
魚もその上をまた進化する。