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幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「頭がおかしいのではないか」小沢一郎議員の〝正論〟岡田幹事長ら立民幹部を批判 「法案を出した時点でパーティーの開催はなしだ」 ”その通りだと思います”

2024-06-04 19:35:19 | 社会

【岩田温 日本の選択】 久々に野党議員から正論を聞いた。文字通りの「正論」である。 まず、確認しておこう。 
 立憲民主党は政治資金パーティーを全面禁止するための法案を国会に提出した。それにも関わらず、岡田克也幹事長や大串博志選対委員長ら一部の幹部が、政治資金パーティーの開催を予定していたことが発覚した。 意味不明な選択である。国民が怒りの声をあげると、突如、自分たちのパーティーの自粛を決め込んだ。「朝令暮改」とは、このことを言う。 筋違いで、場あたり的行動を繰り返す党のあり方に異を唱えたのが、立憲民主党の小沢一郎衆院議員である。彼の発言こそが正論であった。小沢氏は政治資金パーティーの存在を否定しない。政治には金がかかることを彼は熟知しているからである。 地元に事務所を構え、私設秘書を置く。選挙のためでもあるが、有権者の声を聞くためでもある。地域の人々の声を聞かずして、何のための政治家なのか。 不正で不透明な金のあり方には異を唱えるが、「政治と金」の問題をすべて問題視はしない。金のかからない政治を求めるならば、民主主義は不要だからだ。 考えてみれば、全体主義に金はかからない。地域の人々の声など無視すればよいからだ。陳情も訴えもすべて不要。住民の意向など一顧だにしない。それが全体主義だ。為政者は権力を行使し、人々はそれに従うだけでよい。 民主主義社会では、誰もが過ちを犯し、正す必要がある。誤りのない人など存在しない。その「可謬性(かびゅうせい)の哲学」こそが保守主義だ。 小沢氏が否定するのは、意味不明な理屈に終始する政治家たちである。彼は言う。 
 「信じられない。頭がおかしいのではないか。法案を出したのだから、その時点で(立憲民主党の政治資金パーティーの開催は)なしなのだ」 誰がどう聞いてみても正論である。さらに、小沢氏は続ける。 
 「世間から見れば、『パーティー禁止の法案を出したのに、党執行部が先頭に立って(パーティーを)開催するとは、どういうことか』となり、信じられない。法案が成立するまでパーティーをやるということは、『警察が来るまで、盗人をやれ』みたいな話ではないか」 信なくば立たず。国民から、疑われるような行為は厳に慎むべきであろう。盗人猛々(たけだけ)しいような政治の世界を、一般国民は蛇蝎(だかつ)の如く嫌悪している。

政治家は信用できない。噓しかつかないからだ。しかし、これでは馬鹿げている。国が亡びる。
私が本当に愛するのは現実だ。現実を跳び越えた野望に意味はない。政治家は国民の信用を取り戻すべく尽力せよ。
■岩田温(いわた・あつし) 1983年、静岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、同大学院修士課程修了。大和大学准教授などを経て、現在、一般社団法人日本学術機構代表理事。専攻は政治哲学。著書に『いい加減にしろ!』(ワック)、『日本再建を阻む人々』(かや書房)、『興国と亡国―保守主義とリベラリズム』(同)など多数。ユーチューブで「岩田温チャンネル」を配信中。

感想
 小沢一郎氏の言うとおりだと思います。

問題は共産党や維新のように批判した人を党が処罰するかどうかですね。
自由に意見が言えないならそれは問題です。
自由にいろいろな意見を言い合って良くなっていくのです。
自民党も昔はいろいろ意見を言える党でしたが、小選挙区制が自由に言えなくさせているのかもしれません。

【独自】いじめ自殺、国の統計に構造的な計上漏れ 翌年以降の認定分を反映せず、実数の半分以下に ”事実を正確に把握しないと適切な対策が実施できない”

2024-06-04 13:50:50 | 社会

 国や自治体が子どもの自殺対策などの基礎資料に使う警察庁の自殺統計のうち、いじめが「原因・動機」の児童生徒の自殺について、構造的な“計上漏れ”があることが西日本新聞の取材で分かった。自殺の翌年以降に学校などの調査でいじめが原因と認定されたケースを統計に反映する仕組みがなく、2013年からの10年間で少なくとも小中高生44人の「いじめ自殺」が計上されていなかった。統計上は42人で、実際の数の半分以下しか統計に含まれていないことになる。 
【画像】長崎市の男子生徒がいじめを苦に自殺した年の「学校問題」(いじめを含む)での自殺は「0」と記載されている  
 警察庁は毎年、自殺事案の捜査をした都道府県警の記録を基に自殺統計をまとめている。年代・地域別の自殺者数や、遺書などから分類した原因や動機に関する項目もある。  
 原因・動機の分類でいじめは「学校問題」に含まれる。本紙が統計を精査したところ、学校や自治体の調査でいじめと自殺との関連が判明した複数の自殺事案が、いじめが原因・動機の児童生徒の自殺に含まれていなかった。例えば、17年には長崎市の私立海星高の生徒がいじめを苦に自殺したが、同年の長崎市における学校問題の自殺者はゼロと記載されている。  
 警察庁は取材に「統計の数値は捜査で把握できた範囲の情報」と説明。捜査終了後に自殺の動機が分かっても、原則として過去にさかのぼって統計を修正することはないという。海星高の事案でいじめと自死との関連が認められたのは自殺の約1年半後だった。自殺当初は動機が不明で、後にいじめが発覚することは珍しくないが、その場合は「時間の壁」で統計から漏れてきたことになる。  
 自殺統計は、厚生労働省が毎年の自殺対策白書をまとめる際の基礎資料。厚労省は取材に「事実上、自殺の実態を正確に把握できていないことになる」と認めた上で「現在の方法以外に国が自殺事案の分析をする手段はない」とする。  
 同様の“計上漏れ”は、文部科学省が問題行動・不登校調査で公表している「置かれた状況にいじめ問題がある児童生徒の自殺者数」の件数でも起きている。  
 同調査で、いじめが背景にある児童生徒の自殺者は13年からの10年間で85人とされているが、本紙の調べでは、少なくとも19件のいじめが認定されたケースが計上されていなかった。  
 同調査は全国の学校が報告書を提出する方式。文科省によると、自殺の翌年度以降に「いじめがあった」と認定した場合、国へ報告するかどうかは各校の判断に委ねられている。報告がなければ調査結果が修正されることはないという。過去に報告があったのは全国で1件のみだった。  
 文科省児童生徒課の担当者は「学校からの報告は適切だと考えている。自殺の動機が不明だった事案について、調査結果を国から学校に確認する必要はない」と話した。  (長田健吾)

実態を正確に把握する仕組みを

 教育評論家の武田さち子さんの話 捜査で得た情報のみしか統計に盛り込めないという警察の立場は理解できる。ただ、児童生徒のいじめ自殺に関する正確な統計がないことは、国として問題がある。実態を正確に把握できていないのに有効な防止策を採ることはできないからだ。文部科学省の調査でも、いじめを隠そうとする学校などから正確な報告が確実になされているとは考えにくい。自殺した子どもが統計上でどのような分類をされたのかを遺族が把握でき、もし誤りがあれば修正できる仕組みを国として作るべきだ。

感想
 文科省は自殺データを何の目的で集めているのだろうか?
データは実態を知り、適切な対応をするために取るものです。
ところが実態は取りたくないが、取らないと社会が許してくれないので、形式上取っているような印象を受けます。
 もう一つの問題は、学校からの報告です。学校側はできるだけ虐めによる自殺者数は少なくしたいので、はっきりと虐めが自殺と認定されたケース以外は報告しません。
 実際教育委員会や学校が、「虐めがあったが、それが自殺につながっているとの根拠はなかったとか不明である」と報告しています。逆に、その自殺が虐めでなかったとの明確な根拠データがあるのでしょうか? ないです。
 こういう問題点をそのまま放置している文科省は、また各教育委員会は虐めによる自殺者を減らそうと本気で考えていないのではないかと思ってしまいます。
 真剣に取り組んでいる方々もおられると思いますが。

「生きるみちしるべ」 ”「次世代への手紙」”

2024-06-04 08:42:24 | 本の紹介
雑誌『ミセス』(2019年1月号~2021年4月号に掲載された「次世代への手紙」を再編集したものです。
瀬戸内寂聴(小説家)…… 8
養老孟司(解剖学者)…… 18
角野栄子(児童文学作家)…… 32
岸 惠子(俳優)…… 42
中村 稔(弁護士)…… 52
馬場あき子(歌人)…… 62
横尾忠則(美術家)…… 72
谷川俊太郎(詩人)…… 82
吉行和子(俳優)…… 92
大塚初重(考古学者)…… 102
安藤忠雄(建築家)…… 112
ワダエミ(衣装デザイナー)…… 122
小林照子(美容研究家)…… 132
芳村真理(俳優)…… 142
末盛千枝子(すえもりブックス代表)…… 152
鈴木登紀子(料理研究家)…… 162
小泉武夫(発酵学者)…… 172
舘野 泉(ピアニスト)…… 182
武井照子(ラジオアナウンサー)…… 192
川嶋みどり(日本赤十字看護大学名誉教授)…… 202
松岡享子(児童文学作家)…… 214
本橋成一(写真家)…… 226
中村桂子(生命誌研究者)…… 236
サーロー節子(平和運動家)…… 246
永井一正(グラフィックデザイナー)…… 256
柚木沙弥郎(染色家)…… 266
中川李枝子(児童文学作家)…… 276
                  
瀬戸内寂聴(小説家)…… 8
・私は戦争に向かっていく時代を、身をもって経験しています、その時、日本に漂っていた雰囲気も、昨日のように覚えています。だから、今、その時代と同じ空気を日本に感じてとても怖い。2015年の集団自衛権の行使を容認する安全保障関連の法案の時も、体調は最悪だったけれど、いても立ってもいられなかったから、国会前の出もに車椅子で駆けつけました。でも結局法案は強行採決され、その頃からどんどん世の中の流れ場おかしな方向に行きはじめたような気がします。特定秘密保護法も可決されて、いずれ戦争前の頃のように、思ったことを話せない、書けない、そういう時代が来るような気がします。

養老孟司(解剖学者)…… 18
・(相模原市の障害施設で起きた19人殺害事件の)犯人が何と言ったか。「生まれつき障害があって人の手を借りないと生きられない人生にどういう意味があるか」その言葉の裏には、すべてのものには意味がなければならない、しかもその意味が自分にはわかるはずだという思い込みがあります。これは、自分がわからないことを「意味がない」と勝手に決めつけるところに問題があります。なぜそうなったのか。すべてのものに意味がある「都市」と呼ばれる世界を作ってしまい、その中でしか暮らしてこなかったからです。
 自然は「意味」がないものに満ちている。生命に人間がわかる「意味」なんてありません。
・小ばなし
医者が患者にこう言う。「あなたの病気にやっと診断がつきましたよ。この病気が100人のうち99人が亡くなります」真っ青になった患者に医者はさらに「でも、あなたは助かります」と言ったので、患者が「なぜですか?」と聞いたら、「私が今までこの病気と診断したのは99人。あなたはちょうど100人目です」(笑)
 つまり、統計が個々のケースに意味を持つと思ってしまうのですね。でも、おそらく、社会をコントロールするにはそれがいちばんいい方法なのです。
・相手のことを考えることなく爆弾を落とす人間は、いまだ三歳児かチンパンジー並みの頭しかないということになりますな。

角野栄子(児童文学作家)…… 32
・私は5,6歳の子どもにとって、一人で読める童話、いわゆる幼年童話との出会いがものすごく大事だと思っているんです。

岸 惠子(俳優)…… 42
・キリスト教の新約聖書を読み、イスラム教のコーランも読みました。ユダヤ教徒キリスト教、両方のいいところをとってできた宗教がイスラム教です。・・・
 リビアの革命指導者、カダフィが書いた『緑の書』まで読みましたよ。

中村 稔(弁護士)…… 52
・憲法九条を守るといっているのは保守的な人で、憲法を改正しようとする人が進歩的な人と言われているそうですね。そういう話を聞くと暗然とします。

馬場あき子(歌人)…… 62
・国家なんて何にもしてくれないということを、頭に入れておかないとだめですよ。

横尾忠則(美術家)…… 72
・70歳の時に「隠居宣言」をして、翌年に同名のタイトルで本を出しました。好きなことはするけれど嫌いなことはしないという、自分に対する宣言です。

谷川俊太郎(詩人)…… 82
・若い頃、リルケの『マルテの手記』を読んだ時、そこに『詩は経験だ』と書いてあって、当時の僕はその意見には反対でした。詩は経験なんてもんじゃない、経験がなくてもかける、と。ところが、年をとって現実をいろいろと知るようになってからは、その言葉が正しいいと思うようになりました。実際に経験で詩を書いていると感じることが多いんです。

吉行和子(俳優)…… 92
・自分を楽しませるものは自分しかいないと思わなければ、この長い人生を乗り切ることはできません。。

大塚初重(考古学者)…… 102
・戦争体験を語るのはつらいけれど、繰り返し語りつがなければならない。次の世代に伝える義務があるからです。
・考古学は人間学だと思います。・・・しっかりとした人生観と目的意識、教授の意図をくみ取り、専門用語を用いずにわかりやすく説明し、相手を納得させる必要があるのですが、それだけの熱意を持った学生は少なくなったと感じています。

安藤忠雄(建築家)…… 112
・学歴もなんの後ろ盾もない私がここまで生き抜くことができたのは、そのハンディキャップの分、「走るのを止めたら、すぐに終わってしまう」緊張感をずっと持っていたからだと思います。安心・安全を求めることなく、“勢い”のまま、ぎりぎりのところを生き続ける、そうして“玉砕”するその日まで、終わらない青春の日々を追いかけていくつもりです。

ワダエミ(衣装デザイナー)…… 122
・一つの作品を手がける際には、最低でも本は50冊以上買って読みます。

小林照子(美容研究家)…… 132
・私はあんな悲惨な時代があったのだということは語り継いでいかなきゃいけないと思っています。海外の難民や、飢えて生きるか死ぬかといった状態の人たちを、今の若い人たちはよそ事として見ているのかもしれませんが、あれはかつての日本だったわけです。戦争は体験しないと怖さがわからない。だからそういう経験者の言葉には耳を傾けるべきだと思います。だって、今の政治家は誰も体験したことがないんですから。

芳村真理(俳優)…… 142
・忘れていくことは、穏やかになることでもあるのです。一生、いやなことを覚えているのも哀しいではないですか。

末盛千枝子(すえもりブックス代表)…… 152
・絵本は、たとえ悲しい結末だったにせよ、基本的には希望を伝えるものです。そして、読むことで、大変なのは自分たちだけじゃないということを感じさせてくれるものだと思います。
・どの人生にもさまざまな困難があり、喜びがあり、深い意味があるのだと、この年になって実感しています。

鈴木登紀子(料理研究家)…… 162
・お茶が冷めてしまったわね。ちょっと助手さん、お茶を入れかえてちょうだい。あら、このお茶はさっきと同じもの? こういうのを無粋というのよ。いらしたかたの立場になって、最初のお茶と違うお茶をお出しするのが日本人の心遣いよ。

小泉武夫(発酵学者)…… 172
・子どもの味覚は五歳までに決まってしまいます。だからこそ、五歳までにみそ汁や納豆、煮魚といった和食を毎日食べさせてほしい。

舘野 泉(ピアニスト)…… 182
・倒れてからの二年半の空白は、僕にとって必要な時間だったということです。

武井照子(ラジオアナウンサー)…… 192
・書かれていないこと、報道されていないことは「ない」わけではないのです。

川嶋みどり(日本赤十字看護大学名誉教授)…… 202
・介護やケアというのは、相手のそばにいて、話を聞き、体に触れるという三つがとても大事なのです。

松岡享子(児童文学作家)…… 214
・自発的な遊びをリードするのは、子どものなかから湧きあがってくるイメージですが、そのイメージは常に刺激と栄養を必要としています。そして、その供給源のひとつが物語=本なのです。

本橋成一(写真家)…… 226
・「子どもは授かりもの」といいますが、ぼくは「授かる」というのは、自分の中に子どもの価値観をプレゼントされることだと思っています。・・・
 そう思うようになったのは、ダウン症の次女の楽(らく)が生まれたからでした。

中村桂子(生命誌研究者)…… 236
・「本当はこんな社会をあなたたちに渡すつもりじゃなかったのよ。ごめんなさい」とう気持ちを抱えながら、少しでも自分にできることがあればと、今後はガッコや施設などで子どもたちに、生き物について、命の大切だについて語ることもやっていきたいと思っています。

サーロー節子(平和運動家)…… 246
・核兵器禁止条約は、私が原爆でつぶれた建物からはい出るときに目指したように、核全廃につながる光です。

永井一正(グラフィックデザイナー)…… 256
・人間はそんなに強いわけではありません。だから、想像力で補いあうことがこれからの社会には必要です。

柚木沙弥郎(染色家)…… 266
・日本人はすべて、“なあなあ”ですませちゃう。今だってなあなあでいつの間にか・・・。それが怖いね。

中川李枝子(児童文学作家)…… 276
・20歳から17年間、保育園で仕事をして何がわかったかというと、子どもはお母さんが大好きだということ。

感想
「次世代への手紙」
次世代に伝えたいこと、残したいこと。
アメリカン・インディアンの言葉に、下記があります。
「環境(自然)は子孫からの預かりもの」
私たちは預かっているものまで汚染させているのです。

 人生は大変です。
いろいろなことがあります。
どんなことが待ち受けているかわかりません。
いろいろな知識や経験を積むことでなんとかやっていけます。
一人の経験はごくごく一部です。
本から他の方が生きて来られた中で感じられたこと、大切だと思うことを教えてもらうと、これからの生きるヒントになり、少しでもより良く生きられるかもしれません。
 いろいろな人の「次世代への手紙」を読んでいると視野が広がるのを感じます。
それは自分の人生を良くすることであり、また自分も次世代へ伝えたいこと残したいことを見つけてハチドリの一滴ではないですが、やろうとのエネルギーをいただきます。

眞鍋かをり「野党は文句しか言っていない」にツッコミ猛拡散 イベントで小池都知事と同席の過去 ”偏った真鍋かをりさんを使っているテレビ局の問題”

2024-06-04 02:04:02 | 社会
「なぜ政治とカネに厳しい声が国民から出ている政党と近づくのか」――。2日の東京・JR有楽町駅前でこう声を張り上げていたのが、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に出馬表明した立憲民主党の蓮舫参院議員(56)だった。 
  蓮舫氏はこの日、3選出馬が見込まれる小池百合子都知事(71)について、「8年前は現職の知事はかっこよかった」と持ち上げる一方、小池氏が一時距離を置いていた自民党と再び近しい関係になりつつある状況を批判。そのうえで、「これは批判じゃない。ファクトではないですか。何かあったら蓮舫は批判ばかりというが、そうでしょうか」と聴衆に問うていた。  
 蓮舫氏の出馬表明で俄然、面白くなってきた都知事選だが、なぜかテレビのワイドショーなどでは“蓮舫叩き”のような展開が目立つ。とりわけ、SNS上で拡散されているのがタレント眞鍋かをり(44)の発言だ。  
 眞鍋は5月30日にTBS系情報番組「ひるおび!」に出演した際、「蓮舫さんが自民批判を繰り返しながら立候補されているのを聞いていると、国政のそのままの構図を延長で見てるような気がして(略)東京都の選挙でもこれがそのまま続くのかな、みたいな。ちょっとウンザリ感が残る感じがある」などと発言。  
 さらに2日のフジテレビ系情報番組「ワイドナショー」でも、「自民党の裏金問題があって野党が『わ~』って言うけど、別に文句しか言ってないみたいなのが、もうウンザリって思っている」と持論を展開した。 
■2019年11月の「東京五輪」盛り上げイベントで小池知事と同席  
 この発言に対し、立憲民主の米山隆一衆院議員(56)がすぐに反応。X(旧ツイッター)で、《野党は其々に政治資金規正法案を出しています。「野党が文句しか言っていない」は端的に誤りで、真鍋かおり氏が国会で何が起こっているか全く知らずに「野党への文句しか言っていない」が実際です。》と投稿。(※名前部分はママ)  呼応する形で、SNS上では
《眞鍋さんは今の裏金政治でいいと思っているのか。批判のない社会は健全な社会じゃないと思うが》
《立憲は文句だけではなく、医療、子育て、介護でも政策を出している。国会議事録でもなんでも調べてみたら》
とのツッコミが拡散された。 「(小池知事は)すでに子育て世代からは割と人気がある」――眞鍋は番組でこうも言っていたが、なぜ、子育て世代に人気があるのか。「割と」という根拠は何なのかは謎だったが、2019年11月に都内で開かれた「東京パラリンピック」を盛り上げるイベントで小池知事と同席し、同じ女性として、肌感覚で人気を感じたのだろうか。  デビュー時、名門「横浜国立大」出身の才女と言われていたが、「政治」はあまり得意分野じゃないのか?

感想
 眞鍋かをりさんは、自民党の裏金問題、また自分の別の政治団体に寄付して税金を還付させていることについてどう思われているのでしょうか?
 それは「うんざり」より、「国民の税金の盗人で許しがたいこと」ではないでしょうか。
 これまでそれを問題にされていれば今回の発言も良いのですが、問題視されていません。
 批判ではなく、問題を問題ということのどこが問題なのでしょう。
それを「うんざり」とか感情だけで批判することこそ、おかしいのです。
真鍋かおりさんのお名前、学べ!かをりさんと聞こえてしまいます。
 ただ、そういうことを言うことでしか、タレントしてやっていけないのかもしれないと思いました。
 テレビ局に使って欲しいからご自分の意志で?、あるいはひょっとしてディレクターに言われて発言しているのかもしれません。

 自民党が、サンデーモーニングに、「政権を批判する人だけでなく、賛同する人を番組に出さないと偏見番組だ」と総務省からテレビ局に圧力をかけましたが、「うんざり」という人だけでなく、「税金泥棒では?」と発言する人を出さないとそれこそ偏見番組になります。