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誰でもできる「ユマニチュード」 認知症の人に劇的変化

2014-08-10 01:41:29 | ブログ

誰でもできる「ユマニチュード」 認知症の人に劇的変化

http://news.goo.ne.jp/article/dot/life/dot-2014080700067.html  より一部引用

 ユマニチュードというフランス発の介護術が注目されている。認知症の人が劇的に変わるのだ。

会場に女性の叫び声が響いた。
「なにをするの!?」

 今年5月、東京都内で開かれた第15回日本認知症ケア学会。スクリーンに映しだされた映像では、看護師2人が認知症の高齢女性の体をシャワーで洗おうとしていた。女性は水が冷たいと必死に訴え、助けを求めて声の限りに叫ぶ。お湯は温かい。もちろん乱暴にもしていない。

 ところが、フランス生まれのケアメソッド「ユマニチュード」を学んだ看護師が入浴介助をすると、女性は別人のように穏やかにシャワーチェアーに座り、お湯を浴びている。そして、「さっきはね、怖かったの」と看護師に心情を語った。

 認知症があって、攻撃的になっていた人が穏やかさを取り戻す。寝たきりで、話しかけてもほとんど反応しなかった人が問いかけに答え、笑顔も生まれる。

 ユマニチュードが奇跡のような変化を生むのは、根底に「人とは何か」「ケアする人とは何か」という哲学があるからだ。

 ユマニチュードの基本の柱は「見る」「触れる」「話す」「立つことを援助する」の四つ。

見る」は、同じ目の高さで正面から、顔を近づけて長く(0.4秒以上)、見つめる。視野が狭まっていることもある認知症の人が、見つめられていることが分かるように。

触れる」ときは、広い面積で触れる。手首をつかむなど狭い面積だと、痛みや驚きを与えてしまうからだ。優しく、ゆっくり、少し重みをかけるようにして安心感を与える。

話す」ときは、やわらかな抑揚と低めの声で話す。嫌な気持ちにならないよう、ポジティブな言葉を選ぶ。入浴や着替えなどで触れるときは、反応がなくても黙って行わない。実況中継するように、次にすること、今していることなどを、溢れるほどの言葉で話しかけながら行う。

立つことを援助する」のは、寝たきりでは筋力も認知機能もみるみる衰えてしまうからだ。

 

感想

見る、触れる、話す、立つ(自立)ことを援助するは、恋人関係の基本でもあるように思いました。それは愛情を持って接することなのだと思います。

植物状態の人は話しかけても何もわからないと言われていますが、いやわかっていると言う人もいます。ずっと話しかけていたら、反応するようになったとの報告もあります。触っていると反応したとの報告もあります。

認知症の方に愛情を持って接することが大切なのだと思いました。