昨年購入したマシニングセンタにはセーフティガードが設定されている。
手動操作時に刃物がベッド、工具測定台に当たらないよう所謂バリアだ。
刃物がその付近に来ると動作が止まる。
手動でガードを解除して確認しながら動かす。
「ええーい、ほっとけ。お前に注意されることないわ。」
単品単発を商売としているので割と手動操作することが多く、このガードは困ることが多い。
側面加工中でも平気で止まるので、そこに縦筋が残り面白くない。
手動操作するのに当たるか当たらんか位、確認してから動かすわ。
こういうのを余計なお世話って言うんだ。
と、いうことでマザックサポートセンターに電話する。
いつものことで大阪の営業技術にたらい回し。
名前変えたら?修理受付かなんかに。
営業技術に相談するが解除方法はありませんと返事。
「馬鹿な。NC装置(手動)でガードが解除出来るんだからどこかにパラメーターが存在するはず、探してくれ。」
その3時間後、FAXで回答がくる。
解除方法が書かれていた。
パスワードでメンテナンスパラメーターが出てくるようになっている。
O91の7bit目を0に変えればOKだ。
「ん~、快適だ。」自由に動く。
しかし、こういうガードって隠しにするような内容だろうか。
ドアなら理解出来る。人に関する事故があるから。
今回のは事故してもベッド、測定台の損傷だ。余計なお世話と言いたい。
どうもメーカーは素人が操作することを念頭に作っているように思われる。
だからこんなガードやCAMウェアが機械とそっくりのGUIを持つんだろう。
全て悪いとは言わないが客が自分で合うようなカスタマイズを可能にすべきと思う。
・・・新しいCAMウェアの不便さは腹が立ってかなわん。
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