久しぶりにSV-63のバイアスを調整してみました。標準の40mVから100mVに上げてみようと思い立った訳ですが、なんと1本だけ65mV止まり。
「うぇ、なんなんだこれ。」
クワッドでは無いもののペアではあったはず???。
「2本は同じ動作してくれよう。」
「・・・・」
仕方ないので60mVでセットしました。
この2本ずつは電源投入後のバイアスの上がり方にも差があり、右は短時間で上がっていきますが左はゆっくりと時間をかけて上がっていきます。ゆっくり上がっていた2本のうち1本が頭打ち状態です。
どうにも気持ちがおさまらないので先日、メンバー登録したアムトランスさんにクワッドをお願いできるかとその価格の問い合わせメールを出しておきました。
選別しないで送っているかも。
パーツコネクションなんかノイズ選別までしているのに・・・・
日本の球屋でここまでやっているところはありませんね。
とになく6C33C以外でしたらうちの真空管試験器で厳密に選別できます。
以前の6C33Cに関する雑記で「また、不良でなくても電源を切った際にプレート電圧よりフィラメントのほうが先に落ちてしまうとカソード表面に電流が集中する部分が一瞬できてしまい、中には電源を切る時にも盛大に火花を飛ばすやつもいます。」とあり、うちの電源オフ時のトラブルもこのあたりが原因かなと思ったことがあります。
いずれにせよBOIさんでは6C33Cの選別には無理があるようです。