先にHRC60の品物を加工して出荷したが、タップを間違えた。
M5で指示されていたところをM4で加工している。
タップは焼入れ前に加工していたので何の問題もなかったが、今回は痛い。
高硬度用のドリルとタップを注文する。
タップ OSG M5 VX-OT 、ドリル OSG Φ4.4 SH-DRLを選ぶ。
下穴は少し大きいんだが、怖いのでこれで堪えてもらおう。(勝手だが)
ドリル周速 10m/min、送り0.03 タップ周速2m/minで加工。(タップはリジット。)
ドリルは水溶性切削油、タップは不水溶性切削油を使用する。(MCの切削油ポンプを止めてスプレーのタッピングオイルを吹きつける。)
ドリルはあまり怖くないんだが、タップがね・・・。
穴あけ完了後、暫しMCを止め考える。やっぱり怖くってボタン押せねい。手立ての方が・・?
意を決してスタート。
ドキドキする。 右手ストップボタン、左手スプレーを持ち万全の体制。
あれれ・・・、簡単に入っていく。音もなくスルスルって入って拍子抜け。
有り難い。
しかし、最近の工具ってスゴイねぇ。一昔前なら焼きなましてから加工、再度焼入れだったんだがねえ。
ともかく、有り難いことじゃ。
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