江戸の妖怪、怪奇、怪談、奇談

江戸時代を中心とした、面白い話を、探して、紹介します。

閑意自語 近江水虎語

2021-06-20 19:31:43 | カッパ
閑意自語 近江水虎語    
               2021.6            
近江の人が語ったことである。

湖水にカワラ(水虎、俗にカワタロウ、カッパなどと言う)が多くいる。
人をとり、あるいはかどわかす。又は夜更けに、人の門戸に来て、人をよびなどする。
これを避けるのには、麻がらを置いておけば、寄ってこない。
また、ささげ(大角豆)を嫌う。これを身に付けておけば、近寄ってこない。
又、舟に鎌をかけるのも、河童を避けるまじないであると言う。

「閑意自語 近江水虎語」 古事類苑動物、河童 より


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