現在、ニュージーランドの各地では、
環境保全週間(Conservation Week)の各種イベントが環境保全省(Department of Conservation, 通称DoC)によって取り行われている。クイーンズタウンのある
オタゴ地区では、おもにダニーデンや沿岸地域が中心となり、植林や、歴史散策、海洋生物講座、雑草の駆除などが、日替わりで行われる模様。
クイーンズタウンの周辺地域では、地域の環境保護グループや、環境保護地を利用したアクティビティ会社を招待した集会が計画されており、この地域で行われている環境保全活動に関する展示や、関係者による講演などが催されるらしい。
このConservationという概念は、日本語には本来存在しないため、「自然環境保護」とか「環境保全」など、翻訳する人によってさまざまに訳されているのを見かける。実は、英語圏でもその時代の流れに合わせて解釈が変化してきた言葉で、現代でもその使い手によって意味合いが異なってくることもある。ちなみに、ねむりねこ
のブログでは、用語は「環境保全」に統一し、概念はニュージーランドの環境保全法に基づいた解釈を用いているのでご参考まで。(原文出典:Conservation Act 1987, New Zealand)。
「環境保全とは、自然環境・歴史的遺産の持つ固有の価値を維持し、その正しい理解とレクリエーションの機会を国民に与え、かつ将来の世代に残すために守ることを目的とした、自然環境および歴史的遺産の保存と保護を指す」
なーんか、今回は理屈っぽくなってしまった。おまけに字ばっかりだし。環境管理の通信教育の最終試験が2日後に迫り、頭の中が「お勉強モード」になってるせいだわね、これは。ブログのテーマが「エコ」なんだし、まぁ時にはこういう真面目なのがあっても良しとするかにゃあ