旅の疲れを癒す、就寝前のお風呂。でも宿泊したホテルでお風呂の湯がでなかったら悲劇です。かつての社会主義時代はともかくとして、現在のポーランドでは、通常のツーリストクラスのホテルで、お風呂のお湯がでないなどということはまずないはずですが、それでも万が一温かいお湯が出なかったときには、それなりに工夫の方法があります。
お風呂に入ろうと思ってシャワーの温水の蛇口をひねったのに、お湯がでなかったら... ?
工夫その一。しばらく間をおいてから、もう一度温水の蛇口をひねってみてください。今度はちゃんとお湯がでます。ホテルによっては、大量の宿泊客が同時期にお湯を使うと、お湯の温度が下がってしまったり、水量が減ってしまうところがあります。そんなときは、意地でもとがむしゃらに入浴するよりも、一・二時間待ってからの方が、苦労せずにすんなり入浴できます。
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もしそれでもお湯がでなかったら?
工夫その二。青の冷水のほうの蛇口をひねってみてください。案外お湯が出ます。
というのは、ポーランドに住んでいて気が付いたのですが、この赤色の温水の蛇口と青色の冷水の蛇口、間違って逆についていることが多いんです(爆)!通常だと写真のように、左側に赤色の温水の蛇口、右側に青色の冷水の蛇口がついています。これがもし、左側に青、右側に赤と通常と反対に付いている場合、工事の際に蛇口の取っ手の部分だけ、間違えて逆につけてしまった可能性が高いんです。えっ~という感じですが、ポーランドではこのようなミスも発生します。
もしあの手この手を尽くして、それでもお湯がでなかったら?
そのときは残念、あきらめましょう。今年のヨーロッパは暖冬なので、一日くらいお風呂に入らなくても大丈夫です。(ちなみに今、ロシアとベラルーシの間でガス代をめぐっての交渉が亀裂しており、そのためポーランドやドイツなど、ベラルーシを通るパイプラインでガスの供給を受けている国で、ガスの供給量に影響がでる可能性があります。その場合は、本当にガスが止まって温水がストップしてしまうこともないとはいえません。今のところはそういうニュースは聞きませんが... )