ポーランドの古都クラクフ。その歴史は千年以上も昔にさかのぼります。
クラクフの名が最初に文献に登場するのは、965年、スペインからの商人、イブラハム・イブン・ヤクブ（Ibrahim Ibn Jakub）によるものです。コルドバのカリフは、代表団と供に彼をドイツのオットー大皇帝のもとに送りました。彼はこの使命の合間にスラブ人の土地を訪れ、ミィエシュコ王（Mieszko）とその部隊やクラクフのことについて文献に残しました。クラクフはKrako、そしてプラハについても、Fragaという名前で記載されています。
