いまがいちばん、あしたもいちばん

まいにちたのしい日々でありますように。。。

早朝の山は彼を成長させてくれるのだ。 その2

2014年08月05日 | 息子たち
朝の3時半。
前回よりも30分早い。
次男は、前の晩から玄関に用意していた昆虫採集道具を持って
いそいそと出かけて行った。

私は、犯罪に巻き込まれるんじゃないか心配だけれど
眠さのあまり、自分の身体を布団から出して
玄関で見送ってやることすらできない様子からすると
そこまでは心配していないということになるのだろうか。

いや、でも、心配だ。

次男が出かけてから、日の出が近づき空が白み始めるまでは
なかなか眠れなかった。。。

しかし、6時前、
次男が帰って来て玄関のドアを開けた音で目が覚めたということは
やはり、そこまでは心配していないということになるのだろうか。


「ただいまっ!」

「おかえり~、どうやった?カブトムシ採れた?」


しかし、次男はそれには答えず、
風呂場に直行したのであった。

いったい、
彼の身に何が起きたのだ。。。
なんとなく、わかるけど。


またつづく。


いまがいちばん、あしたもいちばん!

早朝の山は彼を成長させてくれるのだ。 その1

2014年08月05日 | 息子たち
次男は、友人の弟「あきくん(仮名)」がかわいくてたまらない。
その友人は、うちの庭に一緒にビオトープを作ったりしている親友なのだが
いつも一緒についてくる彼の小4の弟あきくんのことが、次男はかわいくてたまらないのだ。

なぜかわいいのかというと
あきくんも昆虫が大好きで、
次男の昆虫論を、
「うるさい」
「もうええから」
「しつこい」
「ながい」
といったことを一切言わず目をきらきらさせて聞いてくれるからだ。

あきくんはカブトムシが大好き。
でも、山で採ったことはなくって
先月お小遣いでホームセンターで買ったらしい。
それをとてもうれしそうに僕にみせてくれた
と、次男はまたまたあきくんのことがかわいくてたまらない。


しかし、先日、そのカブトムシがお亡くなりになった。

カブトムシがひっくり返った飼育ケースを
あきくんはとても悲しそうに次男に見せてくれたそうだ。


そこで、次男は考えた。
だいすきなあきくんのために、カブトムシを採ってこよう!
早起きしてまた甲山に行って来よう!
あきくんの大喜びする顔を想像するとワクワクして眠れない!
と、彼は昨夜早くベッドにもぐりこんだ。

そのおよそ9時間後
彼は自分自身大きく羽ばたくことになることなど
つゆ知らず。

つづく。


いまがいちばん、あしたもいちばん!