いまがいちばん、あしたもいちばん

まいにちたのしい日々でありますように。。。

大阪自然史フェスティバルに行ってきたぞ。

2014年11月16日 | 自然観察
大阪市立自然史博物館でやっている「大阪自然史フェスティバル」に行ってみましたよ。

長居スタジアムには何度も行っているけど
同じ敷地内にある自然史博物館には、今回初めて行きました。

博物館&植物園、でかっ!
これが市立だなんて、やっぱり大阪は大きいなぁ!



フェスティバルでは、関西地域で自然をテーマに活動している団体さんたちが
たくさん出展されていました。
こんなにたくさんの団体さんがいるなんて、びっくりです。
みな、それぞれのホームで、植物だったり昆虫だったり魚だったり自然環境を保護するために
様々な活動をされています。
どのブースも、いろいろと工夫して展示されていて、楽しく見学しました。


しかし、こんなにたくさんの団体があるのに
しかも、本当は出展していないもっとたくさんの団体がそれぞれの地域で活動されているだろうに
世の中があまりおもてだって変わらないのはなんでだろう。

こんなにたくさんの人が
環境の保全に関わり、生物多様性の問題に取り組んでいるのに
それが世の中のメインストリームになりえないのはなんでだ。

環境省が発表した世論調査の結果によると
「生物多様性」について、
「内容を知っている」「言葉は聞いたことがある」と回答した人の割合がH24年度に比べて低下し
「聞いたこともない」という人が増加しているそうです。

言葉はともかく、心の中で意識できていればいいんだけど
「人間の生活がある程度制約されても、多種多様な生物が生息できる環境の保全を優先する」という人の
割合が低下しているそうですよ。


キャンプだ山ガールだと、アウトドアレジャーが流行り
休日の山なんか、人がわんさかいて、
お花畑がきれいだの紅葉がきれいだの大騒ぎなのに
そういうのとこういうのとは別なのね。。。

生物多様性の問題は、地球温暖化対策と違って直接個人の財布と結び付けにくいから
あんまり人々に意識されにくいのかなあ。

なんてことを考えてみた
秋の一日。。。


いまがいちばん、あしたもいちばん!