セルローズファイバー断熱材の段取り完了

取手市で新築工事中のＥ様邸、外部のラス板張りが完了し、セルローズファイバー充填工事の準備が整いました。家づくりをご検討されている方にとってこのセルローズファイバー断熱材は大変興味があるらしく、北澤工務店ホームページにたどり着く検索キーワードの第一位がこの『セルローズファイバー』なんです。北澤工務店ではもう18年もこの断熱材を用いています。



内部も胴縁が張り巡らされ、充填工事の準備万端です。



ぎっくり腰で大幅ペースダウンとなってしまった秋葉棟梁ですが、だいぶペースが戻って来たようです。（笑）

ではまた。

おさむ

ゴルフコンペ

ゴルフクラブを一度も握ったことのないぼくですが、昨日監督長澤が中心となって『北澤会』なる名称でゴルフコンペが開催された。その参加者のお一人、ＯＢ施主様のＹ様から有無を問わず？？？『しゃちょうがこなくちゃだめだよーー！！』ということで、表彰式＆懇親会に行ってまいりました。

せっかくの水曜定休日・・・「おつきあい」だからとしぶしぶ会場に足を運んだのですが、、、。

これがまた行って良かった！！（笑）

素晴らしい時間でした。

これまでもゴルフの好きな社員がいて、職人同士でゴルフコンペを開催することはあった。まったく興味のないぼくは、祝儀だけ渡していた。

でも今回は違う。お客様がいらっしゃるのだ。お世話になったお客様がお世話になった職人と共に、まるで無邪気に『あのときはこーだった』『あのときのあれはよかった』『あのコースは・・・・』と語り合う。専門用語が全く分からないぼくでも、まったく疎外感を感じることなくその場を堪能した。

ぼくは、この家づくりという仕事が大好きだ。それは、お客様やその家族との永年のつながりがあるから。こうして職人とお客様が趣味の世界で一緒に時間を過ごせるなんて！！！最高齢のＹ様は８０歳。世代を超えて一緒に楽しめるのはゴルフくらいのものだと思う。ほんとうにすばらしい！！！

どちらかというとゴルフを毛嫌いしていたぼくだけれど、やる気はまったくないけれど（笑）、こうしてつながれる場を今後も続けていきたい、と強く感じた。ずいぶんとぼくも変わったもんだ。

次回は１０月だとか。ぜひ『カタロ通信』で多くのＯＢ施主様を募ってみたいと思います。ん！！せっかくだから、優勝カップとかつくっちゃおうかな！！！（笑）

ではまた。

おさむ

昨晩のこと

どうでもよろしいお話しですが、、、。

ぶきような娘が、２０回目の結婚記念日だからと、こっそりカップケーキをつくってくれていた。ちょっとびっくり。



うれしいうれしい。（笑）

ではまた。

おさむ

２０回目

ま、あたくし事です。

今日はあたくし共２０回目の夫婦の誕生日なんです。２０年、夫婦やってきました。

昨日Ｙ様のところへ行ったら、『あたしらなんて５０年よぉ～！！！（笑）』とのことでしたので、諸先輩方からすれば『まだまだ！』ということになるのでしょうが・・・。（Ｙ様ご夫婦ってほんとすてきなんです！笑）

ひとつの節目を迎えてみて思うんです。

『ありがたいなぁ』

と。

行徳先生がいつも喝破される。

『「ありがたい」とは、「難」「有」と書く。簡単に言うもんじゃねぇ！！』

と。

ほんとにそうだなぁ、と思う。

ぼくが『ありがたいなぁ』と感じたのは、妻に対してはもちろんなんだけど、健在でいてくれる双方の両親、そして元気でやってくれている子供たちに対してが大きいなぁ。

宇宙の中に在って、人間だけが超不自然な『夫婦』という仕組みをつくった。そして、超不自然だからこそ問題が必ず起こる。だいたい問題の起こらない夫婦なんて存在しない。その問題を多くの方に支えられながら、共に乗り越えるからこそ、夫婦が成長していく。

問題を見なくなったときに、感じなくなったときに、たぶん、『空気のような存在』になるんじゃないかな。

だからぼくは、『空気のような存在になるために夫婦になったんじゃない！！』といつも強く思っている。

『亭主元気で留守がいい』なんて、しゃれにもならん。

これからも、ぼくらにとっての『夫婦』の意味と価値を深め、共に成長していきたいと思う。



ではまた。

おさむ

飛び込み営業

１７年前に新築工事をさせていただいた土浦市のⅠ様。

『あぁ、しゃちょうさん。あのさぁ、近所で屋根工事をやっているという人が来て、「お宅の瓦が２、３枚割れているようだから、見てあげますよ」って来たんだよ。また例のインチキだと思うんだけど、やっぱりなんだか心配だから、ひまな時でいいんで見てもらえないかなぁ。。。』

正直なところ、『まただな』と思った。作業着姿の職人風情。近所で、といってもその形跡がない。間違いなくガセネタだろうと・・・。

屋根の上はお客様が上がって確認することはほとんどできない。とりあえず道具を持って、工務店オヤジ出動してまいりました。

さっそく２連梯子をかけて上がってみると、、、、



ありゃ！割れてました。いやーーーー、勝手な先入観を持っていた自分が恥ずかしい。飛び込み営業の方に感謝せねば。。。

あいにく予備瓦はないとのこと。準備してきた道具を使って応急処置。ふぅ～、よかったよかった。Ⅰ様にもたいへん喜んでいただき、そして

『飛び込み営業』＝『インチキ』という自分の固定観念に気づかされた一幕でした。

でも・・・・・・、離れたところからこの瓦が割れているなんて、、、、、見えるのかなぁ。見えないと思うんだけどなぁ。。。あ、これも先入観・固定観念か。。。（笑）

ではまた。

おさむ

解体工事で

水回りを含め、全面改装のＯ様邸。ダイニングキッチンとなる部分の壁と天井が解体されました。



ここで、『やっぱりなぁ。』という事案を発見。無垢材はその性質から、経年の乾燥により痩せます。在来工法では貫通ボルトや羽子板ボルトなど多彩な金物を使いますが、それらがどうしても緩んでしまう。これでは当初の強度が発揮できません。現在はこれらの緩みを抑える座金を使用しているのですが、当時はそのような金具も開発されていなかったのですね。

指でくるくる回ってしまいます。



家づくりの仕事は、奥が深いです。

ではまた。

おさむ

わくわくします、門工事

Ｙ様邸の門工事、わくわくが止みません（笑）。それぞれの職人が施術・センスを存分に発揮してくれている。ほんと、すばらしいんです。その場に立つと空気感まで違う。

Ｙ様と棟梁の谷さんでこんな会話がされたという。

『いやー、これだけの仕事、なかなかさせてもらえないですよ。』と谷さん。

『いやー、こんなに立派になるとは思わなかったよ。注文したのは誰なんだ？』とＹ様。

そのあとふたりで爆笑だったとか。

この話の流れでいうとぼくがその当事者ということになるが、その話を聞いてぼくはピンときた。

それは、『あーー、Ｙ様のご先祖様からこの見えないチカラをいただいているんだ。』と。



石工事がまた素晴らしい。代々庭に転がっていた石を、松浦造園さんが絶妙なセンスで今に生かす。





いやー、佳境でございます。

ではまた。

おさむ

古民家鑑定士実技講習

今日は、（社）住まい教育推進協会が主催する、『古民家鑑定士実技講習』に参加しました。

埼玉県加須市で開催された本講習、遠くは青森からも熱心な受講生が参加されてました。『古民家』に学ぼうとする方がどんどん増えていらっしゃるのがよくわかる。『古民家鑑定士』も全国で６０００名を越えたとのこと！！



だだーっと写真を。











古民家には、しつらえの美しさがあります。

古民家鑑定の依頼が、一昨年が１００件、昨年が２０２件と倍増。平均の築年数は１１４年で平均の坪数が６０坪。（社）住まい教育推進協会のURLはこちら↓↓↓

http://www.hepa.or.jp/%E5%8F%A4%E6%B0%91%E5%AE%B6%E9%91%91%E5%AE%9A%E5%A3%AB/

学びを生かしていきます。

ではまた。

おさむ

O様邸までやで

本格的な母屋リフォーム工事が始まったＯ様邸。解体の打ち合わせに現場にいくと、あのまでやの入り口上部に額が掲げられていた。

あまりにもマッチングしていて、思わず笑ってしまったあたくし。（笑）



お客様も楽しんでくださっているのが伝わってきます。

ではまた。

おさむ

門工事、着々と。

Ｙ様邸門工事、着々と進んでおります。

『門』は、お家柄を現す場所。『伊達』な場所だと思うんです。だから、細部にわたって子孫の方々が見ても笑われないものにしたい。がしかし、派手な成金趣味は大キライ。地域性や歴史的背景を絶妙なバランスでカタチにする。これは実に、やりがいのある仕事です。

棟梁の谷さん、板金の中田さんがその納まりを協議中。



板塀の骨組みができあがり、今日から庭師が入りアプローチの石組が始まりました。



おもしろいおもしろい。

ではまた。

おさむ

茨城県古民家再生協会

所属させていただいている『（社）茨城県古民家再生協会』の５月例会を、甘味cafe空～くう～で開催していただきました。通常はつくばで開催されているのですが、会場の都合で龍ヶ崎までお越しいただくことに。。。ということで今回は少人数ではありましたが、なかなか充実した会議となりました。





今週金曜日には『古民家鑑定』の実地研修もあります。どんどん学んで、家づくりの仕事に生かしていきます。

ではまた。

おさむ

あたたかな片付けお手伝い

あの、『までや』が竣工し、いよいよ本格的な改修工事に入るＯ様邸。本日またまた社員総出で片付けお引越しの手伝いをさせていただきました。水回りを含め、リビングダイニングキッチンの全面的なリフォーム工事となるため、『暮らし』そのもののリフォームとなる今回の一大事業。ご家族の皆様は連日深夜までかかって片づけしてくださっており、小雨降る中ではありましたが、明るく楽しく！！みんなで片付け・お引越しができました。





午前中でほぼカタチとなったころ、見計らったように雷雨が鳴り響きました。いよいよ『宴（うたげ）』の始まり？？？（笑）

Ｏ様家は、年に幾度も何十人もの親戚が寄せ集まる。そのたびに料理が宴席を彩る。今回も『お昼食べてって！！』とのことで、ササッとこれだけの料理がテーブルに！！！しかも食材のほとんどはＯ様自家製の野菜の数々！！！！すばらしい！！！！



とってもたのしく、とってもおいしく、ご馳走になりました。

明日から解体工事が始まります。

ではまた。

おさむ

ユニークなお電話。

昨日、ユニークなお電話を頂戴した。

その方は恐らくホームページで調べたのだろう、『セルローズファイバー』にとても関心を持っていらっしゃる。そして何がユニークかというと、その情報量のすごさだ。相当学んだらしくとても詳しい。専門の本も熟読されたようだ。さらに、ご自身が建てたいお家の間取りが明確で、すでに自分で図面化されたという。

ただしかし、ご年齢的に現金で建てたいとのこと。そのご予算は床面積からして北澤工務店として造りたいお家の標準的な金額からは残念ながら程遠い。

『できません』というのはカンタンだ。

『ご相談に応じます』というのもよくある手口だ。

いろんなことを、それこそ専門的なことから一般的なことまで、設計の松葉君とぼく合わせて３０分くらいお話ししただろうか。そして、こんなふうにお応えした。

『ぼくはこの家づくりという仕事が大好きで２０年以上やっている。セルローズファイバーも１８年施工している。本では書かれていないちょっとした工夫や失敗の経験が数多くある。ご予算からして北澤工務店でお役にたつことはできないけれど、「お家を建てたい」という方への情報の提供は惜しみなくしたい。それでもよろしければぜひ気楽に遊びにいらっしゃいませんか。』

その方の熱意が伝わってきたものだからこんな曖昧な応えになったしまった。業界への不信感も強く伝わってきた。このブログもたぶんお読みいただいているに違いない。はてさて、どんな方向になっていくのだろうか。。。

ではまた。

おさむ

朝デニ

今朝は４時から大好きな朝デニ。

ところが・・・！！今日は土曜日ではないか！！！

そう、夜を忘れた人々が、、、。

入った時にはぼく一人だった。ラッキー！！と思いきや。。。まずは外国人女性グループ８人が入店。これがまた大きな声でしかも外国語で盛り上がる盛り上がる。続いて夜勤明けの女性６人グループ。こちらもまた社内の人間関係で盛り上がる盛り上がる。そしてまた若者グループがカラオケの帰りなのか大声で来店・・・。

全員が喫煙席を陣取った。もくもく状態。

隣りの禁煙席は誰もいない異様な光景。

たまらず禁煙席に移動・・・。

店員さん申し訳なさそうにこちらを見る。

ま、

どーでもよろしいお話しですね。

気を取り直して、きょうも朝デニからはじまり、いい一日でした。

ではまた。

おさむ

までやの玄関？

先日もご紹介したＯ様邸仮住まい（？）の大規模改修。昨日玄関引き戸が入りました。

お客様を交えて、建具職人河崎さん、大工棟梁坪内さん・湯原さんが、その引き戸を見つめながら語る語る。（笑）



５０年前の引き戸は、両手両足を使って（汗）開け閉めしていたくらい固かったのですが、今回は小指でも動くくらい、すーすーです。建具の骨組みはそのまま生かし、輸入ガラスをお客様に選んでいただいて組み込みました。



昔は大活躍したこんなアイテムも、雰囲気ありますね～！！（笑）



監督長澤のブログが楽しみですが、今回もいろんな工夫、やったみたいです。

家づくりの仕事は、やっぱりおもしろい。

ではまた。

おさむ