おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

年末アフターサービス

2008年12月26日 20時50分33秒 | Weblog
12月にはいってから、恒例の『年末アフターサービス』の巡回をしています。

父の代からやっていますから、今年で30年近くやっていることになります。

父いわく

『戸障子がすーっと気持ちよく動くような家で新年を迎えてもらいたい』

ということで始まったのがきっかけです。

創業当初からのお客様を含めての巡回訪問ですから、相当な数に上ります。増えこそすれ、減らないのですから。

数年前までは職人一同そろって、皆で手分けをしてやっていたのですが、4年前から極力自分でまわるようにしました。

時間的にも労力的にも大変なことなのですが、いろいろな学びや出来事があり、とっても楽しいのです。

本来であればもう少し早くに終わるはずでしたが、まだあと2日くらいはかかりそうです。まわりきれそうにないので、今年も龍ヶ崎市内は社員の力を借りることにしました。

でも、これこそ小さな地元の工務店ができる仕事なのではないかな、そう強く感じています。

これからも父の残してくれている素晴らしい精神を、引き継いでいきます。

ではまた。

おさむ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

92歳のおばあちゃん

2008年12月23日 06時43分13秒 | Weblog
今年もっとも大きな増改築工事をさせていただいたお客様宅に、92歳になられるおばあちゃんがいらっしゃいます。昨日はじめてお話をさせていただきました。

その地域の中でも旧家といわれるお客様宅で、大正生まれのおばあちゃんです。その雰囲気は、まるごと全て受け入れてくださるよな穏やかさで、92歳であってもものすごい女性性というか、母性を感じ、明せきな表情の前にただただ素直になっている自分がいました。

背中を丸めてコタツに入っているおばあちゃんの姿は、否が応でもぼくが小さい頃に一緒だったおばあちゃんを想い出します。お父さんお母さんはいつも仕事でいなかったために、ぼくや兄貴はおばあちゃんに育てられたといってもいいくらいなのです。

ご自身がこの家にとついで、いろいろな出来事があったこの思い出深いお家を今回全面的に改装させていただきました。

始めてお話しした昨日の第一声は、おばあちゃんからでした。

『おさむのひとりごと、楽しみに読ませていただいておりました。ありがとうございました・・・・・』

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

ぼくはまた、胸が熱くなってしまいました。92歳のおばあちゃんが、ぼくのひとりごとを楽しみに読んでくださっている!!!!!!!!!!!

『わたしにちょうどいい文章で、こころが穏やかになるんですよね。』

『工事の時にはありがとうございました。おかげでさまでとっても暮らしやすくなりました・・・・・』

うれしい。ほんとうにうれしい。めきめきと凹んでた自分が元気になってゆくのがわかりました。

うれしくて舞い上がってしまったわたし。お話をいっぱい聞きたいな。コタツの中に入ってみかんの皮をむきながら、昔のお話しをたくさん聞きたいな。そうおばあちゃんに伝えるのが精一杯でした。

建築って、いい仕事です。

ではまた。

おさむ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お天気

2008年12月22日 16時18分30秒 | Weblog
お天気が荒れています。

暑くなったり、寒くなったり。。。体調を壊している方も多いのでは。(実はぼくもなのですが)

車を運転していてふと感じたのです。

ぼくの心情は、かなりお天気に左右されている、ということを。

快晴の時には、どんな問題語起こっても比較的前向きに笑顔で乗り越えてゆくことができます。そして激しい嵐のような時も、比較的前向きになれます。

降るのか降らないのか、はっきりとしないどんよりとしたお天気の時は、なんとなく憂鬱になります。『はっきりしてくれよ!』って感じです。こういう時は人の欠点ばかりが目に付いたりもします。

明日はまた『快晴』の予報が出ています。きっとこころも晴れ晴れとした一日となるに違いありません。

これって、『お天気やさん?』ってことなのでしょうか???

ではまた。

おさむ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝デニで・・・

2008年12月21日 20時58分12秒 | Weblog
今朝も早く起きて、4時半頃から近所のデニーズでねばっていました。本を読んだり、仕事の段取りをしたり、タバコを吸ったり、ぼーっとしたり・・・。毎回実に贅沢な時間です。

そのゆとりの時間であるはずが、今朝は違いました。

50過ぎのおばちゃんグループ。朝6時ごろからいるのだから、どんなグループなのだろ。その中の一人が、えらく大きな通る声で高笑いをするんです。ケラケラと。それも1分おきにうるさく響いてくる。

ったく、こちらは静かな時間を楽しんでいるのに・・・(怒)

他人のことなどおかまいなしに、そのおばちゃんの高笑いは続きます。結局在席中ずーっとうるさかった。

でも・・・・・、少し考え直したんです。昔の人はよく言ったものです。『他人の振り見て我が振り直せ』と。

そうなんです。もしかしたらいつもぼくがこのおばちゃんのようなんです。ひと目も気にせず大きな声で笑う。ぼくはそれを自分のいいところだと思っていたけれど、実は迷惑になっていたこともあるのではないかな・・・、と感じたのです。

朝デニは、いろいろなことを気づかせてくれます。とっておきの朝の時間、皆さまもいかがですか。お値段は244円。おすすめです。

ではまた。

おさむ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お引渡し式

2008年12月15日 18時14分28秒 | Weblog
先日、新築現場のお引渡し式を執り行いました。このような行事は、地元の小さな工務店だからこそできることかな、とも思います。

お世話になった職人一同が集まります。みんなで力を合わせたお家を、みんなでお祝いし、施主様のもとに引き渡すのです。みな地元の職人だから、集まることも易い。これが規模の大きな会社となるとそうはいかない。職人も遠方在住だし、第一数多くの新築現場をいちいちみんなで集まって時間をつくることは物理的にムリ。小さな工務店って、いいんですよ、ほんと。

この引渡し式、一度やったらやめられません。感動の連続なんです。今回もそうでした。

職人がひとりひとりお祝いの言葉を述べる。この行事を始めたころは、くちべたな職人たちですから、もぐもぐ何言ってるのかわからなかった。でも今は違います。くちべたなのは同じでも、きちんとその気持ちの入れ方が伝わってくる。

その職人たちの思いを聞いた後に、施主様がお話しになる。

念願の、ほんとうに待ちに待った、家族の愛の器が完成したのです。数ヶ月を経て、この職人たちの手で、こうして立派な家が完成したのです。

施主様の感慨は想像を超えると思います。

特に今回感じたのは、『家族』のありかたというか、『家族』のつながり、絆です。

おばあちゃんも、おとうさんも、おかあさんも、姉妹も、みんな施主様家族のこの家づくりを応援してくださいました。全ての職人が、とっても気持ちよく仕事をさせていただきました。全てのエネルギーは循環するものです。プラスのエネルギーは、全てがプラスの方向に循環して行くのです。不思議なくらいその方向に循環してゆく現場でした。

このお家の屋根の下で、新しい家族の絆が育まれていく。ぼくが学ぶ感性論哲学の先生がはっきりとおっしゃっていました。

『愛は家族で育つ』と。ここ以外ではその器は育たないのだと。

またたくさんの学びをいただいた、すてきなお引渡し式でした。

ではまた。

おさむ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こころを込める

2008年12月12日 17時33分08秒 | Weblog
『こころを込める』というのは、よく聞く言葉です。

今回のH君夫婦の仕事ぶりはまさにそうだったのではないでしょうか。そう確信したのは、まわりの職人の反応です。

『Hさん、やったんですね。すっごくいいじゃないですか!』と、今日になって何人もの職人から言われました。また、北澤工務店の現場監督も絶賛!そして何よりもお客様がとても喜んでくださっているのです。

通常やってもらっている左官やさんは、左官暦ウン十年の職人です。いつも素晴らしい仕事をしてくれます。でも、ぼくを含め誰でもそうなのですが、『固定観念』から抜け出せない。例えば『しっくいはこう塗るもの』という固定観念から抜け出せない。固定観念は閉塞感を生む。

その点、素人同然のH君夫婦には、その固定観念がない。こうやったらどうかな、こうやってみたら楽しいかなと、捉われるものがない。明るくてわくわくする。そこがほんとうに素晴らしい。

こんなに素敵な機会を提供してくださった施主様ご夫婦に、心から感謝です。

ではまた。

おさむ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めてのしっくい工事

2008年12月11日 19時29分14秒 | Weblog
11月29日に書いた、とってもうれしい話しを覚えていてくださってますでしょうか。

http://blog.goo.ne.jp/e-kitazawa/e/550f91591d3bbd54c9d0a7146881cad6

そのしっくいの工事を本日行いました。

いやはや、素晴らしい出来栄えなんです。お客様の好意に応えようとH君夫婦も一所懸命。その一所懸命さに加えてしっかりと楽しんでいる。その雰囲気が十二分に伝わってくる。。。

お客様もすごく喜んでいる。おっきな目線でふたりを包んでいるかのようだ。

初めての仕事にさぞ緊張もあったと思うけれど、よくやってくれたな、そんな満足感が、ぼくの奥底からわき上がってくるのでした。

現場は楽しいです。

ではまた。

おさむ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気遣い

2008年12月09日 18時35分40秒 | Weblog
現場でのお客様との打ち合わせは、成長の学びがいっぱいです。

お家の増築工事の相談で、先日はこんなことがありました。

『リビングが狭くてね。お客様が来ても通す場所もない。子供たちがいたりすると散らかっているし・・・。部屋を広くして家族が他人様に気遣いしなくても生活できるようにしたいわぁ・・・。』

はっ、としたんですね。『気遣い』という言葉にぼくは反応したんです。

果たして、気遣いしなくてもいいような家がいいのだろうか。それとも気遣いしながら暮らす家がいいのだろうか。

切り口はいろいろあると思うけれど、いろいろなお家を回らせていただいていて感じることは、『気遣いしながら暮らす方がいいよなぁ』ということです。

自由奔放に、他人に見せられないような暮らし方が良いとは思えないし、他人が見て散らかっている、あるいは『だらしない暮らし』は、自分の魂も喜んでいないはずだからです。それは他人でなくても、家族間でも同じことが言えると思います。

特に、若い男性・女性の暮らしの乱れかたは、今の世の中を象徴している感じがしています。

パンツ一枚で暮らしているぼくが、偉そうなことは言えませんね!(笑) 気遣いのできる自分でありたいと思いました。

ではまた。

おさむ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

言い訳

2008年12月08日 19時42分19秒 | Weblog
言い訳をしてしまう自分に『はッ!』っとしました。

師走に入り、現場がほんとうに忙しくなってきています。職人も『年内仕事』でびっしり予定が入り、ほんのわずかな段取りミスが、大きな問題に発展する時節です。

あるお客さまから『この工事はどうなっているのかしら。。。』との問い合わせ。

実はその工事、すっかり意識から抜け落ちていたのに、ペラペラとそれらしげにしゃべる自分がいたのです。ペラペラとよくしゃべる。

年末に入って職人の予定がはっきりしないとか、天候が荒れて遅れているだとか、前工事の予定が長引いてとか、週末に入って土日をはさんでいるのでとか・・・・それらしく言っているつもりだけど、自分のこころはすべてお見通し。『言い訳』だと。それはたぶん、お客様にも伝わっている。『言い訳』だと。

素直じゃない自分。言った後もとても気分が悪い。

言い訳はよろしくないね。全て受け入れた方が気持ちがよいね。『申し訳ございませんでした。段取りが抜けておりました。全力で工事の段取りをします!』と、すぐに訪問してお詫びをしたほうが、どれほど気持ちがよいことか。たぶんお客様も。

他人の言い訳はすぐにわかるし許せないのに、自分が同じことをしている。

ものすごく反省した一日でした。その言い訳をしてしまったお客様に、明日朝一番でお詫びに行って来ます。

。。。こんなこと書いてても、いいのかなぁ。。。

ではまた。

おさむ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感傷に浸る!?

2008年12月04日 19時40分39秒 | Weblog
モヤモヤしてしまう時がある。

そんな時は無性に『暮らし』から飛び出したくなる。

理由はわからない。ただそこから離れたくなる。

今朝がそうだった。

あさ5時に家を出た。空は夜明けの準備をしていた。

車のガラスが凍っていた。

空気はピンと張りつめていてとても気持ちがよかった。

6号線の真っ直ぐなバイパスを走るころ、東の空は人々のあれこれを全くかまうことなく、今日もオレンジ色に焼け、深い紺色の世界と見事なコラボレーションを見せてくれた。

いつものお気に入りのお店に入った。近くにある現場は8時から始まる。

そう、これからの2時間は自分だけの時間。自分が自分自身に帰れる時間。

席に着いて、セブンスターに火をつけ、ふか~く深呼吸・・・。

外はもう渋滞が始まっていた。日常の喧騒が始まっていた。

でも、この席に座って煙と共にその景色を眺めていると、まるで映画館の席に座っているかのようだ。そのスクリーンに現れるひとつひとつ、ひとりひとりのドラマが見えてくるようだ。

あぁ、俺は、自分がほんとうにしたいことに近づいているだろうか。暮らしの中の自分はその方向を向いているだろうか。

時は過ぎてゆくのに、その実感を得られない。『仕事』ではなく『作業』の日々が続いている。

もやもやの核心が明確になってゆく。

ふぅ~っと、肩の力がぬけてゆく。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

泣け歌・・・

2008年12月03日 08時07分25秒 | Weblog
昨日、12月2日、21時から、先日北澤工務店でもお招きした主婦バンド、『コクーン』が日本テレビ~誰も知らない泣ける歌~に出演されました。

ご覧頂いた方も多いと思います。

わが家北澤家は、毎週火曜日はゲーム・テレビ禁止の日なのですが、昨晩のこの時間だけは解禁としまして、家族みんなひとかたまりになって、コクーンの出演を楽しみました。

・・・・・

すっごくよかったですね!!!

西田敏行さんはじめ番組出演者皆がボロボロ。。。まさに『泣け歌』でした。

ゆりちゃんもゆうこちゃんも、涙一所懸命にこらえて熱唱!素晴らしかった。

これからもっともっとコクーンは有名になっていくんだろうな。わが家はみんなで応援しています。

その番組の様子は下記URLでご覧になれます。

http://www.ntv.co.jp/nakeuta/backnumber/081202/02.html

そのちいちゃんの大切な大切な作品が、甘味cafe空~くう~で展示されています。素晴らしいですよ。ぜひぜひお越しいただいて、ちいちゃんの伝えたかったことを感じてください。お待ちしております。(毎週水曜日定休)

ではまた。

おさむ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする