おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

ゼロエネルギー住宅の提案????

2006年03月30日 21時56分54秒 | Weblog
あるOBの施主様からご相談を賜りました。

『サンヨー電機のソーラー発電を利用したオール電化システムを、モニターとして無料で取り付けてくれるというのだが、本当だろうか。』

その内容は下記の通りです。

1.世界的視点から、環境問題を国は重要施策としてオール電化システムを推進している。

2.当社はサンヨー電機の子会社であり、その販路を拡大していきたい。

3.ついては、茨城に支店をつくるに当たり展示場として協力していただける家を探している。

4.協力していただける代償として、そのシステムを無料で提供したい。

5.決して無理なお願いをするつもりはない。お話だけ聞いて欲しい。

6.・・・・・・・・・・etc

そのOB施主様も、そんなうまい話があるとは思ってもいらっしゃらないわけですが、何かの拍子で本日19時に自宅に営業マンが来ることになってしまいました。

そこで例のごとく、『私を是非その場に立ち合わせて下さい』 とのことに。

19時丁度、インターホンが鳴りました。

訪問者は2名。アポイント取り専門の武田氏と説明係の担当課長佐藤氏。

説明が始まりました。

まずは簡単に会社紹介から。『サンヨー電機が親会社である』 ことを話されました。・・・・・・がしかし、詳しく聞いていくと、サンヨーの子会社のサンヨー○○エンジニアリングの単なる販売代理店であることが判明。

その後、オール電化システムのお話。IHクッキングヒーターやエコキュートの省エネルギー性や使い勝手のすばらしさ、東京電力の割引プランや太陽光発電を組み合わせてゼロエネルギー住宅にしましょうとの提案でした。

それは無理というものです。

太陽光発電とIH+エコキュートでゼロエネルギーになるなら、全ての工務店がそれを導入することでしょう。

ま、それはおいといて、オール電化システムのすばらしさはその通りなんです。新聞記事やデータもその通りなんです。だからその部分に間違いはないのはわかりました。

し・か・し、肝心の 『モニターとして無料で取り付ける』 話が一向に出てこないではないですか。

・・・・・・

結局、その種明かしはこうです。

1.今支払っている電気代、ガス代、灯油代は月々30,000円ですね。

2.オール電化システムを導入すると想定した試算は月々9,750円になります。

3.その差額月々20,250円で、15年間のローンを組んで、このシステムを導入しませんか。

結局、無料なんかじゃないんです。突っ込んだ詳しい話は聞けませんでしたが、結局最終的にはこんな金額ではなく、更に高額な金額が提示されるようでした。

私が太陽光発電も取り扱っている工務店であることを知ると、担当課長は武田氏をにらみつけました。その表情の怖かったこと・・・・。

3月21日付のブログにも書きましたが、同じような形での訪問販売が横行しています。

決して詐欺行為とはいいませんが、善と悪の線上にある商売であることは間違いないようです。不安な訪問販売があったときには、いつでも私にご連絡ください。(遠方の方など、ご期待に添えない場合はごめんなさい)

ますます私たち北澤工務店の役割が大切であると痛感した今日です。ではまた。

おさむ

海釣りの報告

2006年03月29日 20時25分53秒 | Weblog
海釣りに行ってまいりました。

本日は鹿島・大幸丸です。

天気予報では10メートルの風。風と波は必ずしもリンクしないそうですが、憂うつでした。

5時現地着。睡眠不足がたたって体調すぐれず。

出航するも、とたんに吐き気を模様し、釣り糸を一度たらしたものの、グロッキーーーー!!!!!! 

『ウッ、オエーーッ・・・』 それから最悪の船釣りと相成りました・・・。

同乗した仲間は、私のそんな姿を見てとてもうれしそう。ほんとにうれしそうなんですよ!ったくもう!!

やがて寒くてエンジンルーム脇のオイル臭いキャビンで突っ伏すように寝た私。

思い出すだけで気持ちが悪くなります。

寒くて、気持ち悪くて、音がうるさくて、空気がこもっていて、オイルの臭いがくるしくて・・・・・。最悪でした。

カレイ目当ての今回。仲間たちは平気な顔して、成果も徐々に上がり始めたようですが、更にうねりが増し、風がものすごく強くなり、中断することになりました。

・・・・・・・・。

気づくと漁港に戻っているではないですか!! 『たすかったーー、フーッ。』 という感じです。

『一回くらい吐いたからって、次からこねえなんていわねえべよなあ。』 と半分脅しをかける中島氏。ほんと参りました。

その中島氏。自分の成果のカレイを私にさばいて譲ってくれて、船長からはでっかいハマグリやホッキ貝を頂戴しました。

船長、船汚しちゃってごめんなさい。

さ、仕事、仕事。また明日からがんばります。

おさむ

親子代々 ②

2006年03月27日 06時05分28秒 | Weblog
『2代目社長』 と言われるのが嫌で嫌で仕方ない時期がありました。

いろいろな葛藤はありましたが、今は2代目であることを誇りに思っています。

今日打ち合わせさせていただいたH様は、やはり27年前に父が建てさせていただいたOB施主様です。

家はいまも立派に建っているのですが、旧市内からニュータウンへ住み替えすることを決意され、土地探しからお手伝いをさせていただいています。

27年、親子2代にわたるお付き合いです。

このように 『親の七光り』 でお仕事のご縁をいただくことが最近特に多くなりました。

『親の七光り』 そういえばこの言葉も、嫌いでしたねー。

『おれは俺だ、自分の力でやってんだ!!』とか思っていて、かなり傲慢な私がいました。

でも、今はそんな言葉にもまったく違和感がありません。

今は逆に、27年後には私の 『七光り』 が、次世代にも光っていることを願いながら仕事をしています。

『いやー、お父さんには本当に世話になったよ。立派な人だよ、ほんと。』

そう言われることがうれしく感じられるようになってきました。 

親子代々。人間は人との関わりがなかったら生きていけないわけで、自分の人間関係という横軸だけでなく、このような世代を超えた縦軸の関わりが加わることはすばらしいことです。

今だに父とはけんかばかりしていますが、これまたいいもんだと感じる今日この頃です。

おさむ

親子代々

2006年03月25日 20時16分19秒 | Weblog
いま、つくば市でリフォーム工事をさせていただいています。

父が18年前に建てさせていただいたお住まいで、当時からすると家族構成も変わり、水まわりやリビングまわりの大規模なリフォーム工事を行うことになりました。

当時は 『敷居』 や 『靴摺り』 を設けて建具をつけたため、すべての部屋の出入りに 『段差』 がありました。その差24~27mm。

この段差を利用して、床暖房にすることを提案しました。ちょうどフラットになります。

細かく間仕切っていたリビングダイニングキッチンを、大空間にして明るい対面キッチンにします。

お風呂がタイルであったのと狭かったのを解消するため、1坪のシステムバスを提案。

一般的にタイルのお風呂を解体すると、タイルの割れから水が浸入している場合が多く、腐朽菌や白蟻に食害されている場合も多いのが実情です。

ところがこのお風呂、まったく元気な状態でした。水漏れも腐朽菌も、白蟻による食害もなく、まるで建てたまんまの感じでした。

『親父もやるなあ・・・。』 率直な感想です。

ごっつい梁組みに柱など、まだ工事途中の現場ですが随所に父のこだわりが見られ、とても励みになる現場です。

また、お客様からも格別に期待と好意を頂戴し、親子代々18年にわたってお付き合いいただけていることに深い喜びを感じるのです。

ほんと、家づくりってすばらしい仕事だな、と思います。

でも、実際の所は失敗や失態の連続で、お客様のご期待に添えきれない場合もあり、『家づくりってすばらしい仕事だな』 なんてのんきなことを言っていられる場合ではないのですが・・・・。

おさむ


マイカーが戻ってきました。

2006年03月25日 06時56分43秒 | Weblog
リメイクで知人の板金やさんにお願いしてあったマイカーが、ツルツルビカビカになって帰ってきました。

現在の走行距離23万6千km。

5万5千kmのときの中古車を7年間に購入。大きなトラブルもなく、すこぶる好調です。

ついでに、オイル交換とタイヤも交換してあげました。

運転しながらも 『調子いいなあ、お前!!』 と声を掛けてあげていますし、どなたかを乗せる場合にも 『この車、よく走ってくれるんですよ!!』 と自慢しています。

モノには魂があります。間違いなく。

以前にも書いたように、30万km目指してまっしぐら、です。

事務所にお立ち寄りの際は、是非見てあげてください。

ではまた。

おさむ

卒業式

2006年03月23日 18時36分03秒 | Weblog
今日は長男・大志の卒業式でした。

まず、会場レイアウトがすばらしかったです。

卒業生を囲むようにして来賓や父兄、在校生が座ります。中央に演壇、通路は花で埋め尽くされています。

『卒業生入場』 の声が体育館に響き渡り、担任の先生が先頭になって、それぞれの中学の制服を着て入場してきました。

既に目頭を熱くする私。隣りの妻も同様です。やわらかなBGMが流れ、わが息子も登場となりました。

ぐっ、、、ときたのは、担任の先生の表情を見たときでした。

一つの仕事を成し遂げた安堵感・達成感が、ぐっと噛み締めたくちびるに、握るこぶしに、全身に、現れていました。感動しました。

『教員』 という仕事の大変さは兄からも何度となく聞いています。その大変さも、苦労も、この瞬間の為にあるスパイスのようにさえ思えてしまいます。

親といる時間よりも長く接していただいた先生への感謝の気持ちは、どんな美辞麗句をもってしても伝え切れません。本当に有難うございました。

卒業証書の授与が終わり、在校生からのエール、卒業生の歌、そしていきなり私たち父兄席のほうを向き、『おとーさん、おかーさん、今日まで私たちを育ててくれて、ありがとうございます!!!!』 なんて、おーきな声でいうじゃーないですか。

びっくりしたのと、感激したのとでまた涙があふれてしまいました。

いつの間にか私も 『親』 になっていたんですね。改めてそんなことを感じた瞬間でもありました。

私は、なんでもそうなのですが、『始まりより終わりが大切』と思っていますし、『始まりよりも終わりがすき』です。

入学式よりも卒業式が大切ですし、入学式よりも卒業式が好きです。

夢と希望に満ちた入学式。でも実際にはうまくいくことばかりではない。失敗したり悩んだり喧嘩したりいじめられたり・・・・、問題や障害にぶつかり、その大きさが大きければ大きいほど成長し、たくさんの財産を抱えて卒業していくからです。

卒業式に参加出来て本当によかったです。

子供たちの成長を見ていると、自分の成長の度合いの少なさに恥ずかしささえ感じてしまいました。

おさむ

知人からの相談

2006年03月21日 21時42分52秒 | Weblog
『突然電話があって、「業務拡大のため、この近辺で我が社の規定に合ったお客様を探している。INAXと共同開発した外断熱のできるタイルをモニターとして特別価格で協力願いたい」 というので、・・・・何だかんだで、今日2時に商談に来ることになってしまった。不安なんだけれどもどうしたものだろうか』 

という相談が持ち込まれた。

こんなときはいつもの決まり文句で、

『北澤工務店をだしに使って、僕のところに電話をくれるように入ってください。よほどでない限りそれで連絡が来なくなります。』 と伝えた私。

ところが、かかってきたんです。その担当者から。

それが実に、実にいい感じなんです。

少しインテリな感じで、ものごしが柔らかく、知識が豊富そう。なんとーく安心できてしまう感じ。

『今日2時に会う約束をいただいていますので、是非北澤様も同席してくださいませんか。専門家の方にも私たちの商品を聞いていただきたいのです・・・・・。』

参りました。

これまでの詐欺まがいの飛び込みセールスの場合、私のような業者が対応すると一目散に逃げていくものなのですが、今回は違いました。かなり自信を持って話しています。

この業者の言い分はこうです。

『私たちは北海道・東北を中心に業務を展開してきた。このたびINAXとの共同開発により(不明)新商品が完成した。ついてはこの商品を新しく展開していきたいためモニターを探している。誰でもモニターになれるわけではなく当社の規定に合った人でなければならない。Y様はその規定に合った特別な人なのでお勧めをしている。決して売込みではなく、業務拡大のためのパートナー探しです・・・・・。』

その表現が実に巧みなのです。私もうなづいてしまうほどでした。

でも冷静に考えてみれば、築7年の立派な家です。外壁などいじる必要がありません。『タイルと外断熱の外壁材』 なのだそうですが、外壁だけ断熱してもサッシの性能を上げなければ無意味です。

結局知人は、私の意見を参考にして断ることができました。

そのとき、モニター特別価格の金額はいったいいくらになるのか見聞きだしたのだそうです。

ナント、300万円超・・・・・。

ぜんぜんモニターでもパートナーでもありません。断って正解であったといえるでしょう。

飛び込みや電話セールスでの被害が多発しています。迷ったときには私にお電話ください。できる限りの支援をさせていただきます。

090-3045-0587 (北澤)

・・・・・・・・・困った社会です。

とはいえ!!!!!今日のWBC、感動しました!!車の中で一人歓喜の涙を流しました。王監督バンザイ!!にっぽんバンザイ!!!!!

おさむ


リフォームフェア3日目

2006年03月19日 20時03分35秒 | Weblog
リーフォームフェア3日目が今ほど終了いたしました。

今日もたくさんのお客様にお越しいただきまして、ほんとうに楽しい一日でした。

中でもこのブログをみて 『サ・ク・ラで来ました!!!』 と牛久から駆けつけていただきましたM様、ありがとうございました。嬉しかったです!!!

さて、この3日間で特に感じたことは 『高齢者単世帯住宅』 の激増です。

以前にも書かせて頂きました。

http://blog.goo.ne.jp/e-kitazawa/e/152ce504e9d44db92c198e190df01c7f

いろいろな可能性を探るのですが、決定打がなかなか見つかりません。

『家』 は、第二の人生の最大のステージだと思います。そのステージがどんな風であるのが理想的なのか。どんな風なステージで暮らしたいのか。

もし、リフォームか新築か悩んだならば、不安がぬぐいきれないならば、本当に、ほんとうに、僭越ですが、ぜひ私にお話をお聞かせいただけませんか。一番自分達に合った、『暮らしの器』 づくりを探してみませんか。

明日はリフォームフェア最終日です。

明日もほぼ一日在籍している予定です。『さくら・うめ』 大歓迎!!です。

お待ちしております。

おさむ

リフォームフェア初日

2006年03月18日 06時00分12秒 | Weblog
おはようございます。

昨日は 『リフォームフェア』 初日でした。これまでも何度となく開催してきた企画ですが、なにか今回が最もまとまった会場であるように感じます。すばらしい会場になりました。

強風の中の平日ということもあってか人影はまばらでしたが、何人かのお客様と楽しい時間を過ごすことができました。

中でも印象に残ったのは 『私、3月12日に結婚したばかりなんです!!』 という新婚ホヤホヤ様。

とにかく、まぶしすぎるくらいの幸せのオーラを発していました。

これからの暮らし方の抱負や夢を聞かせていただいているうちに、忘れかけてた大切なことを感じさせてくれたような気がします。

それは 『幸せになろうと努力すること』 です。

時間と共に、『まあまあ』 な生活に没頭してしまいがちです。

それが先の 『新婚ホヤホヤ様』 には、微塵も感じないわけです。とにかく前向き、未来志向なわけです。周りの人を元気にするんです。

頭でわかっていることでも、実際の生活の中ではなかなか発揮できないことが多いものです。是非この感覚を 『新婚ホヤホヤ様』 に見習いたいと思いました。

本日2日目です。桜となり梅となってくださいませんか!!是非お待ちしております!!!

おさむ

リフォームフェア

2006年03月17日 06時46分33秒 | Weblog
昨晩はものすごい風でした。

いま、建て替えのために仮住まいをしている方がいらっしゃいまして、プレハブと簡単な下屋で生活していただいているのですが、心配です。もう少ししたら連絡してみることにします。

ところで、今日から4日間リブラ店で 『リフォームフェア』 を開催いたします。

サンウェーブさんの最新システムキッチンが2台、TOTOさんの最新システムバスが2台、洗面台化粧台2台、トイレ2台と、とても充実した会場になりました。

お買い物のついでに是非お立ち寄りください。あまくておいしーい 『おしるこ』 などでおもてなしさせていただく予定です。冷やかし大歓迎!!!

『ブログ読んでるわよ!!』 なんておっしゃってくださったら、とってもうれしいです。

お待ちしておりまーす。

おさむ

雨漏れ発見!!2題

2006年03月15日 05時13分10秒 | Weblog
実は、『雨漏れ』 で困っている方は多いんです。

内容からしてあまり人に言えたものではないし、どこに相談していいのかわからない。チラシ広告や訪問販売のリフォーム会社に頼んだら、いくらとられるか不安だ・・・・。

北澤工務店のアンテナショップ 『リブラ店』 は、そんなお客様が多く相談に見えます。

つい最近2件の雨漏れを発見・修繕しました。その原因を書いてみたいと思います。

雨漏れ工事で最も重要なことは、『原因の特定』 です。

これをしない場合が実に多い。『この辺だろう』 とかいうことで、『経験と勘』 でシリコンコーキングを打つ。実はこれによって雨漏れが悪化することも多いのです。シリコンコーキングが雨漏れを促進してしまうのです。

だから、雨漏れ工事で一番大切なことは、『原因の特定』 です。

その、最も簡単な方法は 『散水による特定』 です。実際の症状を再現してみるのです。この時のポイントは、『なるべく狭い範囲を、下から順に散水する』 です。

1件目は、『内付けサッシの木枠の劣化による雨漏れ』 でした。

これまでの経験から一見してその場所を特定することができましたが、板金のつなぎが多い場所でもあったため、下から順に確認していくことにしました。念のために腐朽した天井を一部はがし、散水したところ、その場所であることが特定できました。リフォーム工事と関連するため、修理代は1万円となりました。

2件目は、『換気扇の外部フードからの雨漏れ』 でした。

ヒヤリングによると、『雨風の強いときだけ漏れる』 とのこと。ということは、瓦である可能性は低くなってきます。しかしながら、棟瓦の漆喰の脱落も多く壁との取次ぎも怪しかったので、やはり下から順に散水していくことにしました。

一番気になったのは、フードの下の壁が異常に黒くなっていたことです。ここは屋根が一部かかっているところでもあり、雨風が強いときだけかかる部分といえます。

フードの上に少しずつ散水すると、『バタバタバタ』 と漏れて来ました。発見成功!!でした。

今回は建て替え工事で解体を計画しているお客様でしたので、無料で修繕させていただきました。

雨漏れは、難しいんです。今回のように 『バッシッ』 と発見できる場合ばかりではありません。遠くから複雑に回ってくることや、原因が一箇所でない場合も多いからです。

でも、雨のたびに不安では仕方がありません。雨漏れでお困りの方がいらっしゃいましたらば、気軽に声を掛けてください。

おさむ

10時と3時のお茶だし

2006年03月14日 05時44分06秒 | Weblog
家づくりには昔から 『お茶だし』 という慣習があります。

『朝茶』 『10時』 『お昼』 『3時』 『仕舞』 と5回が通常でした。

お昼には味噌汁、仕舞にはお酒を用意し、毎回違うお茶菓子を用意したり、寒ければあったかいものを、暑ければ冷たいものを・・・・と、施主様のご家族の気苦労は相当なものでした。『普請疲れ』 という言葉があるくらいです。

その背景にあるのは 『入り手間』 という契約体系と、図面や仕様などもほとんどなかったため、大工さんに 『お願いする』 関係が大きかったといえます。

そのために、当初このお茶だしの意味合いとしては、このときに施主と仕様や段取りの打ち合わせをしたのだと思われます。更に、大工さんを取り持つことで、少しでもいい家をつくってもらいたいという、施主様の切なる思いもこめられていることは言うに及びません。

そこに便乗して悪い風習も生まれました。

『イヤーいつもご馳走してもらって・・・、んじゃ、くぎ一本よけいにぶっとぐが・・・・・。』

図面もなく管理者もいない家づくり、どんな家ができるかわからないものですから、情報が加速度的に発達した時代になってくると、このお茶だしは本来の意味よりも、後者の意味合いが強くなっていきました。そして何かトラブルが発生したとき、『あんなにお茶だししてやったのに・・・・!!!!』 という憎念まで生み出してしまったのです。

現在はそこまでのことはなくなったにしても、10時と3時のお茶出しに気を遣われる施主様も多いようです。

北澤工務店では 『お茶だし禁止のお願い』 をしています。

まず、昔と違い契約の体系が 『入り手間』 から 『請負』 に変わりました。そして、管理者がいて、図面も、仕様も、工程も事前に打ち合わせをするため、お茶のときにじっくり打ち合わせをする必要がないのです。

そして更に、誰もが忙しい現代、10時と3時にいつも家に帰らなければならない、朝と違うお茶菓子を出さなければならない・・・、そんなお茶だしのために施主様ご家族の貴重な時間を拘束するだけの意味合いがなくなった、といえるでしょう。

見習いのころ、『お茶も仕事だ』 とよく親方に言われたものですが、30分もその場にいるのは 『苦痛』 とさえ感じたものです。そんなことからも、お茶をやりたい職人はやりたいときに自分たちで持ち寄って、勝手にやることにしているのです。

しかしながら、コミニケーションとしての 『お茶だし』 を否定するものではありません。逆に職人から施主様にお茶を出している風景もよく見られますし、暑い最中にカキ氷を差し入れされたら、職人はうれしいに違いないわけです。

要は、義務役割の 『お茶だし禁止』 です。施主様と共にいい現場をつくっていきたいものです。

おさむ

龍ヶ崎市福祉大会

2006年03月12日 07時04分10秒 | Weblog
昨日は、平成17年度の龍ヶ崎市社会福祉大会が開催されました。

北澤工務店は、平成8年から 『カタロ活動』 を実施してきているのですが、その中心的活動である 『市の日』 や 『森で遊ぼう』 などの収益の一部を龍ヶ崎市社会福祉協会に寄付をしている関係で、毎年顕彰をいただいております。

今年で、11回連続での顕彰となります。

実はこの顕彰、私にとってひとつの願いがあります。

カタロ活動を始めたころ、周囲からの理解が得られず 『なんで工務店がカルチャースクールやるんだ』 とか 『新手の営業手段か』 とか、もっと極端な人になると、『仕事欲しいならそんな回りくどいことやらずに、仕事が欲しいって言えよ』 ってな具合で揶揄されました。

カタロ活動はそんなんじゃないんですね。

事業活動は儲けるだけが目的ではないわけで、いかに社会に役立ち、必要とされる存在になるか、ということだと思うんです。

ゴシップだらけの折り込みチラシに何百万円もかけるならば、もっと有効なお金の使い道があるはず。

大切なのは、北澤工務店の姿勢や考え方、私や社員・職人の姿を知っていただくことだと思います。そして、いい仕事をして、いい家づくりをし続けていくことです。

更にもう一歩進めて、北澤工務店は常に身近な存在として近くにいて、親子の絆を深める機会の提供や、ちょっと豊かな暮らし方の情報、人と人のつながりの場を積極的に提供していこう、それが 『カタロ活動』 です。

企業にとって社会に貢献することとは、『納税すること』 なのですが、もう一歩、自分たちができる具体的な活動をしたい、それが 『カタロ活動』 なのです。

その活動のひとつの反響としてこの 『顕彰』 を受け止めています。

これからも、皆様から必要とされる家づくりに全力投球です。

おさむ

またまたちょっと休憩

2006年03月11日 18時55分24秒 | Weblog
北澤工務店では毎月 『カタロ通信』 という機関紙を発行しているのですが、その中で 『おさむのひとりごと』 というコーナーがあり、5年間継続しています。

毎回原稿用紙に4枚から5枚の文章なのですが、このブログをはじめてからというもの、『ねた切れ』 状態でして、苦戦しております・・・・

そんなわけで、今日は頭がお疲れモードです。

毎日々々、いろいろな感動があります。それらをまた明日から、書き綴っていきますので、おたのしみに!!

ではまた。

おさむ