おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

杉原千畝

2008年02月29日 04時57分34秒 | Weblog
杉原千畝(スギハラチウネ)という人物をご存知ですか。

最近、『日本のシンドラー』と呼ばれる、実在した外交官です。

『シンドラーのリスト』という映画を観て、号泣した私。ホロコーストによるユダヤ人虐殺の狭間で、人の道に生きたノンフィクションの映画です。

杉原千畝もそうでした。

ドイツ軍の侵攻により多数ユダヤ人が日本への通過ビザを要請。しかし本国の回答は『不可』。3度繰り返したが、答えは同じだった。

自分は日本国の外交官だ。やるだけのことはやった。それでいいではないか。国と国が戦っているのだ。一個人の感情を差し込む余地はないのだ・・・。

しかし、

いま目の前の何百という人たちはこのビザがなければ、明らかにナチスドイツに『処理』されてしまう。

それでいいのか。

・・・・・・・・・・・

杉原千畝は、人の道を選んだ。

ビザを発行したのだ。身の危険、家族の危険を顧みず。

約一ヶ月の間、6000人のユダヤ人に、日本への通過ビザを書き続けた。

ホロコーストによるユダヤ人虐殺は民族500万人のうち、250万にも及んだ。そのうち、子供が100万人以上にもなるという。

杉原千畝は、6000人の命を救った。その子孫は現在、40000人にもなるという。

『決断』

ぼくたちは様々な決断をする。しかし、『決』はできるのだが、『断』ができない。断とは、断ち切ることだ。決めたことに命を賭ける事だ。『断』ができないから、揺らぐ、迷う。

杉原千畝に、多くのことを学びました。

ではまた。

おさむ
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タイミング

2008年02月28日 06時46分16秒 | Weblog
昨日家づくりの相談にお見えになったT様。

これまでも何度となくお越しになっていましたが、土地が見つからず前にすすむことができませんでした。

しかし、何事もタイミングってあるのですね。

すってきな土地が 『コロン・・・』 って感じで目の前に現れたのです。

本人も 『不思議なんですよ。これまでこんなに決まらなかったのに、、、、。』

アタマでいろいろとぐるぐる意識的に考えている時は、なかなかうまくいかないものです。

でも、栗が熟して実が割れて、ポロっと落ちるように、『最適が目の前に現れる』 ものです。

この感覚、いろんなことに応用できそうです。

ではまた。

おさむ
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ケミレスタウン

2008年02月27日 07時48分53秒 | Weblog
つくばエクスプレス沿線に『柏の葉キャンパス』という駅があります。物凄い勢いで開発がすすむ場所です。

その駅前に『ケミレスタウン』という千葉大学の研究施設があります。

『ケミレス』つまり、ケミカルがレスな家づくり。現代はケミカル住宅全盛期なので、その反省に基づく家づくり構想なのです。ケミカルの背景には、均質化、合理化、ローコスト化、単純化があったわけですが、その結果、シックハウスを中心とする病的疾患が社会問題となっているわけです。

これは、食物も衣類も全く同じですね。

総合病院などの医療機関でさえ、何百人の患者に3度の食事を多くのスタッフでこなしていくためには、ケミカルな食事でなければ対応できないのも事実です。

建築で言えばF☆☆☆☆であれば安全、というのと全く同じ現象。

ケミレスタウンにはすでに試験棟が数棟完成しており、その中に北澤工務店で標準仕様としている『そとん壁』や『中霧島壁』のメーカーの高千穂さんのモデルハウスもありました。

今回私が学んできたのは、『無添加住宅』 という家づくり。

『世界で最も自然に近い家』を謳っています。北澤工務店の家づくりのコンセプトにもぴったり。

これから研究を進めて、導入できるかどうか具体的に検討していきたいと感じました。

ではまた。

おさむ
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新メニュー

2008年02月26日 03時22分41秒 | Weblog
甘味cafe空~くう~では、新しいメニューを追加しました。

今日はその中のひとつ、『ミニもなか』 をご紹介します。

『種』と呼ばれるもなかの皮は、OB施主様の紹介で石川県から取り寄せました。あんこは、通常のものよりも甘くこしらえました。写真にはありませんが、白玉も添えます。

ご自身でお好みのトッピングをして召し上がっていただきます。

このおいしさ、言葉には言い表せません!!!おそらく、どんな期待をも超えることができるのではないかと自負しています。

カタロ通信では『200円』と誤った表示をしてしまいました。正しくは『300円』です。

かなりの自信作の一品。ご来店の際はぜひ!!お召し上がりください。

ではまた。

おさむ
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高齢者同居

2008年02月25日 07時06分26秒 | Weblog
今日も高齢者同居のご相談がありました。

奥様方のお母さんはすでに同居されているのですが、ご主人方のお父さんが今回同居することになったのです。

その際一般的に 『増築』 案が出されるわけですが、注意しなければなりません。

それは、往々にして風通しが悪くなり、日当たりも悪くなるということです。日中でも電気をつけなければ生活ができなくなってしまう。

また、現実問題として、年月によって家族構成は変化していく。

ぼくの提案はこうだった。

和室8畳+床の間+押入れ つまり10畳分のスペースを有効利用することで、増築部はなるべく減らす案だ。

コストも押さえられるし、部屋が暗くなるのを軽減できる。

高齢者同居は、10人と色の検討が必要です。とても勉強になった打ち合わせでした。

ではまた。

おさむ
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親子木工教室

2008年02月24日 07時31分32秒 | Weblog
昨日夕方から吹き荒れる強風。今朝になっても勢い止まず、自然の力をまざまざと感じます。

こんな時は、突風でドアが開きガラスが割れたり、飛来物によって被害が出たりしますので、何かあったら何時でもご連絡くださいね。0297-60-1333 ㈱北澤工務店

昨日の親子木工教室の写真を添付しました。

昔は、意図しなくても親子のふれあいは合ったと思います。農作業であったり、家事の手伝いであったり。たとえば家事で言うならば、お風呂はボタンひとつで適温適量に出来上がるし、洗濯機も全自動、お皿も食器荒い洗浄機だし、そもそも子供が塾やらなにやらでとにかく忙しい。

だから、このような機会に意味と価値があるのだと思います。

いつも感じるのです。『こどものため・・・』に始まる工作。しかし、いつしか夢中になっているのはお父さん・お母さん。その光景がとってもいいのです。

夢中になっている親の姿なんて、子供が見るのはめったにないことですから。

無事に親子木工教室が完了しました。

ではまた。

おさむ
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親子木工教室

2008年02月23日 06時54分16秒 | Weblog
今日は、北澤工務店が所在する学区とは少し離れた場所で、『親子木工教室』のお手伝いをする日です。

今年で4回目になるこのお手伝い。

大工さん二人、現場監督二人が出動です。

毎年参加者が増え、親子の笑顔があふれます。

後ほど会場の雰囲気をブログで伝えたいと思います。

ではまた。

おさむ
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家づくりの勉強・・・

2008年02月22日 06時51分02秒 | Weblog
あるお客様がお見えになった。

『きたざわさん、悪いけど今回は他社さんで決めようと思います・・・』

こんな内容だった。

とにかく、散々勉強してきた。建築現場といえばすぐに飛び込んで見せてもらった。工務店といえばすぐに飛び込んで話を聞いた。雑誌も住宅展示場もしらみつぶしに目を通した。住宅地を回ってユニークな家を見て回った。インターネットも駆使した・・・・。

『もう疲れちゃったんですよ・・・』

楽しみのはずの家づくりが、いつの間にか『苦しみ』に変わっていった。

『みんなそれぞれ違うんですね。表現がばらばら。その中でもあるメーカーが非常に強引で、積極的なんです。もう、、、このへんで、、、いいかなぁ、、、と。』

実はこのパターン、よくあります。

疲れきってしまうのです。学べば学ぶほど工務店や業界が信じられなくなる。『もういいよ。こんなもんでいいよ。』と清水の舞台から飛び降りるがごとき判断をしてしまう。表情がカチカチになってしまっている。

実は昨晩、このお客様が夢に出てきた。

一言だけ伝えたこと。

『一歩下がる勇気、こころのスペースができたら、またいらしてください。』

いい家づくりを願って。

ではまた。

おさむ
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献血要請

2008年02月21日 06時59分38秒 | Weblog
ぼくはO型のRH-なんです。

日本ではA型のRH-が最も多く、O型・B型・AB型と続く。特にAB型のRH-は、百恵ちゃんと友和さんの『赤いシリーズ』でも有名になりましたよね。

RH-というのは、プラスの人に献血できるけれども輸血はマイナスでなければならないのだそうです。まあ!なんと献身的な血液ですこと!

子供はそうならないといいなぁ、と思って心配していたのですが、3人ともプラスでほっとしました。

で、先日『日本赤十字社』から献血要請がありました。O型RH-の方が大きな手術をするそうなのです。

今日、たまたま東京に打ち合わせがあるので、その時に献血して来ようと思います。

なんか、人の役に立つ実感・・・。うれしいものですね。

ではまた。

おさむ
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介護の現場

2008年02月20日 07時31分59秒 | Weblog
家づくりの仕事を通して、言いようのない現場に直面することがある。

高齢者社会となった今、施設管理型から在宅介護支援へ政策が移行している。

昨日洗面台の修理でお邪魔したお客様のところでの出来事だ。

『いやぁー、まいったよ。。。』

言いようのない表情。T様とは家族ぐるみでお付き合いさせていただいていることもあり、何でも忌憚なくお話ができる。

つまりこうだった。

母親が寝たきりに近い状態なのだ。痴呆が進行し、耳が遠くなってしまった。

父親が生きていた時は、父親が身を粉にして愛する妻を介護した。

しかしその父が他界した。

家族みんなで協力して介護の生活が始まった。

外から見れば理想的な家族の姿に見える。仕事の段取りを付け早めに退社、役割を決めて家事を分担、、、、、。

しかし、現実はそううまくはいかないのだ。

痴呆の進行により、言動・行動が正常ではない。言葉をかけるが耳が遠くて聞こえない。聞こえないから大きな声で言う。大きな声で言うと乱暴になる。それでも言うこと聞かないから、、、、、、手をあげてしまうのだと・・・・・・。

悲しい現実がそこにはあった。

『もう通じないと思った時から、あきらめがついたよ。今は穏やかな気持ち。自分の将来もこうなるのか、自分の学びの場だ、と思えるようになったよ。。。』

きれいごとは誰にでも言える。

誰もが歳を重ねていく。『死』を考えることは『生』を考えること。

しみじみとした、出来事でした。

ではまた。

おさむ
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おさむコースター

2008年02月19日 14時41分33秒 | Weblog
お客様と打ち合わせのために空~くう~に行くと、K様がいつもの笑顔でお友達といらっしゃっていた。手を振って挨拶をする私。お友達共々それに応えてくださるK様。

打ち合わせが終わり席に伺うと、なんともかわいらしいマイコースターを持参して、カップの下に敷いてあった。

よく見ると 『おさむ』 と刺繍されているではないですかー!

これには驚きでした。そして、とってもうれしくなりました。

写真がそれです。なんともなんとも、その発想がユニークですね!

午後一番、とっても心温まるひと時でした。

(特別な方にだけこのおさむコースターでご提供しようかと・・・)

ではまた。

おさむ
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春・・・

2008年02月19日 07時32分24秒 | Weblog
ずいぶんと春の気配を感じるようになりました。

木の王様ともいえる『ケヤキ』。 冬になるとすっかり葉を降ろし、天高く扇状に枝を広げ、その凛とした姿が夕日に映えます。

よく見ると、その先端にはふっくらととぼみがふくらみ始めました。

自然って、ほんとうにすばらしい。ほんとうにすごい。

・・・・・がしかし・・・

花粉の季節がやってまいりました。

ぼくはマスクが苦手なので、市販の点鼻薬を使ってしのいでいます。最初はなんかとても恥ずかしかった点鼻薬。でも今はもう、そんなこと言ってられません。

3月4月の最盛期は、季節のわくわく感とは別になんとも憂鬱な日々が待ち受けています。花粉症の方、今年も一緒に乗り越えていきましょうね!!

ではまた。

おさむ
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今年は雪が多く・・・。

2008年02月18日 07時47分29秒 | Weblog
今年は雪が多いですね。茨城でも4回降りました。

すると、問い合わせが増えます。中でも近隣との問題が多いです。

雪止め金具は90cmおきに取り付けられているのですが、溶け際は金具の間を抜けて氷の塊が落下します。

2回の軒先は地上から6mくらいありますから、そんなところに10kgもある塊が落ちてきたら、それはそれはたまったものではありません。

植え木の枝は折れ、カーポートの屋根は穴が開き、フェンスが破壊されます。

また、落下した雪がいつまでも乾かずに、べたべたしているのも北側の特徴です。

で、お問い合わせのあったお客様のところに、雪国のようなアルミ製の角材を雪止め金具に縛り付けることにしました。

これで雪の塊が落ちることはなくなると思います。

お困りの方、ご連絡ください。

ではまた。

おさむ
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理想と現実

2008年02月17日 06時44分08秒 | Weblog
こうして毎日ブログを書いたり、カタロ通信で『おさむのひとりごと』を書いたり甘味cafeで仕事をしていると、自分を勘違いしてしまうことがあります。

ぼくは工務店の代表取締役社長です。今一番やらなくてはいけないのは、顧客満足の創造であり、受注の創造であり、現実的な経営です。業務は刻一刻と変化している。

理想を語るのは大切だ。でも、目の前の現実をおろそかにしてはいけない。

なにを書かんとしているのかよくわかりませんが、とにかく、理想ばかりでもだめ、現実ばかりでも夢がない。そのバランスが大切。。。。。

しっかりと仕事をやるぞ、と気持ちを新たにした昨日でした。

ではまた。

おさむ
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ほんのささやかな喜びの連鎖

2008年02月16日 10時24分01秒 | Weblog
昨日のガイアシンフォニーを鑑賞するために移動中のことです。

ゆっくり昼食をとる時間がなくなってしまったために、上野駅で立ち食いそばを食べようと店に入りました。

店内は混雑していて、文字通り『立ち食い』の状態。

ぼくの頼んだそばが出来上がったものの、どんぶりを抱えたまま食することになりました。

せめて七味くらい・・・、と周りを見渡すものの、目の前にはコショウがあるのみで目的物は遠い場所に。

仕方なくどんぶりにはしを入れようとすると、となりのスーツ姿のおじさんが七味をぽんと目の前に置いてくれた。そして目が合って『ニコッ』と。

いやー、これがなんともなんとも、うれしかったのです。

なにも、欲しかった七味が手にはいったからではない。ほんの些細なことかもしれないけれど、ほんとうにうれしくってこころがふんわりとあったかくなった。

『ごちそうさーん』と出て行くおじさんの後姿に、思わず会釈で見送ったぼくなのでした。

映画の会場に着き、自分の場所を確保した。大変な盛況ぶりで満席に近い状態だったが、ぼくの横に2席、前に2席空きがあった。

3人組の女性がやってきて、ぼくの横に二人、前にひとりが座って前後で話しをしている。

『よろしかったらかわりますよ・・・』

その女性が喜んだのは間違いないが、それ以上にぼくのこころが喜んだ。

人のこころは連鎖する。連鎖するのはいいことばかりではない。逆にそうでないことのほうが早く・強く連鎖したりする。

昨日体験した上記のことは、ほんの些細な出来事、誰にでもできる出来事だと思う。でも、やってみたらわかるんだ。この晴れ晴れしい感覚。豊かな感覚。

ぜひぜひ、かるーい気持ちで、さぁ、声をかけてみよう!!!

***やっと書く気になりました。今度は飛びませんように~。。。

ではまた。

おさむ


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