あっぱれ！？！？自画自賛（笑）

自画自賛なお話しです。

家づくりの仕事をしていると、ほんといろんな場面に出くわします。これって誰に頼んでいいんだろう？どんな職種の職人ならやってくれるだろう？？という場面も少なくない。

昨日は、二年前新築工事でお世話になったＩ様邸のご依頼。先日の強風で玄関ドアが強烈な勢いで開いてしまい、ドアストッパーが折れてしまったのだ。



メスのアンカーに、折れたドアストッパーのネジが・・・。自然石の床面からほとんど出ていない。しかもサビで固着している模様。

たぶん、石職人とかこれを取り付けた玄関サッシの業者では、周囲を斫ってアンカーもろとも取り出すことになるだろう。そうすると、せっかくの自然石の玄関ポーチに修復痕がばっちり残ってしまう・・・。ま、工務店としてはそのように外注してしまった方がカンタンなわけで。

でもしかし、、、、新築のお家の玄関ポーチに、見栄えしない修復痕・・・。それは嫌だなぁ。（Ｉ様も同じように思っていた。）

で、工務店オヤジ、やるだけやってみようと。

まず、

①　インパクトドライバー用のビットの先端を、『焼が入らないように』マイナスに加工。

②　サビ取りのオイルスプレーを浸み込ませる。

③　グラインダーで切り込みを入れる。



④　①の自作ビットとインパクトドライバーを使って、まず『正転』で少し動かす。（動いた！！）



⑤　次に『逆転』させて抜き取る。（取れた！！）



いやーーー、自分でもびっくりするくらいうまくいきました。実はこれ、高校時代の体験が役に立っているんです。ぼくは山梨の航空高校の出身なんですが、その実習でネジを切ってしまったときやつぶしてしまったときの対策を学んでいたんです。。。。ちょうどお客様も帰って来られ、たいへん喜んでいただきました。

壊れたドアストッパー他。



家づくりの仕事って、ほんとおもしろいですわぁ！！（笑）

ではまた。

おさむ

お客様ご案内とハクビシンと

昨日はお二組のお客様の現場案内がありました。つくば市のＫ様、Ｏ様、龍ヶ崎のＩ様、お休み中のところお家を拝見させていただきまして、誠にありがとうございました。

北澤工務店の家づくりって、やはりいいんですよ。ほんと、自画自賛。すごくいいと思う。

でも、それってパソコンの画面じゃぁ、伝わらないんですね。お二組様も『来てよかった、見させてもらってよかった』とたいへん喜んでいただきました。質感、空気感はやはり体験が一番ですね。そして何より暮らしている方の肉声がうかがえるのがいい。

その中で、ぼくの楽しみは家族の成長を拝見すること。（笑）　ぼくたちのつくったお家の屋根の下で、いのちが生まれ、時と共に家族が成長していく・・・・。その姿をずーっと見させていただける。それは、ぼくにとって、この家づくりという仕事の究極の喜びです。

昨年１２月１８日におじゃました時に一緒に撮ったＯ様のお坊ちゃま。



昨日はこーんなに『少年』のような風貌！！！



もうほんと、うれしいったらありゃしません。（笑）

・・・・・・・・・・

『またハクビシンがでちゃったんですよ。天井裏で運動会・・・・。』

あちゃ・・・。で早速訪問。

歴史ある商店街で、増築や改築が重なり、長屋続きのようになっている。以前処置した場所からは入っていない模様。ハクビシンは『足跡』を必ず残す。周囲をくまなく捜索。草をかき分け狭いところに入り込んで、細ーい隙間に目が留まった。脚立をかけて登ると、、、、。ありました、ハクビシンの足跡。『雨樋を登る』ということは聞いていたが、ほんとに登るんですね。初めて見ました。



とにかく身動きできないほど狭いところで、この先に１５㎝くらいの隙間を発見。ここから侵入しているようです。

ふぅ～。。。やれやれ。

家づくりの仕事って、サイコー！！！（笑）

ではまた。

おさむ

和室の改装

和室を古民家のような雰囲気にしたい、とのご要望。床は無垢材、壁・天井はしっくい・・・・んんん、北澤工務店お得意の領域ではないですか！！

その目玉となるのが、天井の化粧梁。本来必要なものではないけれど、意匠のために取り付ける。で、できれば使い古したようなもの、わざとらしくないもの・・・・・。

棟梁谷さん、そんなぼくのリクエストに、作業場のおくーーの方にしまってあった？？？昔の端材を拾い出してくれました。ホコリまみれのその材が磨き上げられ、そしてバーナーで焼かれてすばらしい材に甦りました。これ、着色じゃないんですよ。

しっくいを塗ったらさらに引き立つこと間違いなし！！



家づくりの仕事は、おもしろい。（笑）

ではまた。

おさむ

うれしい言葉

北澤工務店では、１５年くらい前まではベランダの防水層に『塩ビシート防水』を採用していました。ＦＲＰに比べゴム状なので下地に追従しやすいというメリットがある反面、継ぎ目が目立つことや下地材の含水率によって気泡が入ってしまったりします。また経年によるメンテナンスも難しい。

で、今回その塩ビシート防水からＦＲＰ防水にリフォーム。。。とは言ってもそう簡単ではない。躯体はそのままなわけだから多少のゆがみはあるし、勾配もきちんと取らなければならない。今回は面積も広く断熱材も入れたのでなおさらだ。

工事が完了したことを確認するために、防水職人落合君に電話。

『終わったかい？』

『はい。無事に終わりました。』

『で、どだったい出来栄えは？』

『・・・自分で言うのもなんなんですが、、、自分でもびっくりするくらいきれいにできました。下地をきれいに作ってもらったからです。。。云々』

いやーーーー、うれしいではないですか。むちゃくちゃうれしい。

大工棟梁谷さんとは顔を合わせていないんです。この職人同士の阿吽の呼吸というかなんというか。

それを谷さんに報告。

『ひとりでもそうやってわかってくれる人がいると、つくり甲斐がありますよね（笑）』と。

その現場、早く見に行きたくて行きたくて。行ってまいりました。



うううーーん、なるほど、リフォームとは思えないほど。



細かなところも、実によく、美しく納まっていました。

・・・・・・・・・・・・・・・

こんなふうに、全部が全部、チームワークよく、段取りよく、現場が進めばいいのですが、、、、ぼく自身の不手際もあったりして、なかなか完璧は難しいです。

ではまた。

おさむ

保護司会総会

今日は龍ヶ崎地区保護司会の総会でした。



全国に向けて、この龍ヶ崎地区保護司会がすばらしい！！！と胸を張れるのは、若手の保護司がたくさんいる、ということです。一般的に『名誉職』的な色合いの濃い保護司の世界。そして第一線を退いた重職の方々が多い。７０歳前後の方がほとんどなのではないかと思う。

ご年配の方でなければできない、経験を生かした関わりというのもあると思うけれど、現役の若者だからこそ体当たりで関われる素晴らしさもあると思う。今回も３９歳のＮ君が委嘱されました。すばらしい！！！



龍ヶ崎地区保護司会が、どんどん明るくなっていきます。

ではまた。

おさむ

おっっと！！

畳を上げて確認しておけばよかった・・・うかつでした。

中古住宅を購入されたＮ様。『和室を古民家のように』というご依頼をいただきました。壁天井をしっくい塗とし、畳をうずくりの無垢フローリングにします。かなりいい感じになるのではないかと！！

ところが！！畳を上げてびっくり。なんと板ではなく、軽量気泡コンクリート（ＡＬＣ板）ではないか！！しかも継ぎ目がぼこぼこ・・・。



下地作りが予定よりも大幅にかかってしまいそう。。。。。棟梁谷さん、よろしくおねがいします。。。

・・・・・・・・・・・・

愛車のステップワゴン。いつも機嫌よく、ぼくを安全に移動させてくれています。



５０００㎞毎にオイル交換をしています。２１５，０００㎞走ってくれたので、ご褒美です。高級なオイルを時々交換するよりも、一番安いオイルをこまめに交換してあげたほうがいいのだそうですね。



以前のセフィーロは３２７，０００㎞を走ってくれましたから、それを越えるまで一緒に走ります。

ではまた。

おさむ

４０年前

父である会長から電話があった。

『Ｉさんから家に電話があって、雨漏りしちゃってよぉ～！！』

と言いながら、、、、、、なんかとっても声が弾んでいる。というか、楽しそう？？？雨漏りしちゃって、天井も抜けそうだっていうのに！！！

訊くと、ご主人を亡くしてお一人暮らしになったＩ様。父がすぐにおじゃましたのがとても嬉しかったようで、雨漏りの相談で伺ったのに、ほとんどお茶飲み話だったらしく、それも４０年前を振り返って楽しく懐かしい話ばかりだったと。

『まぁ、あとはたのむわ！・・・・（笑）』と。

父の気持ち、よーくわかります。その楽しさ、うれしさもすごくよくわかる。で、さっそく行ってまいりました。



北澤工務店の家づくりの精神は、『自分の娘に振り袖を着せたような家づくり』に象徴される。Ｉ様のお家も、その言葉がカタチにになったような姿だなぁ、といつもながら思う。このお家を建てたとき、近所で評判になって３軒も続けて新築工事をさせていただいたのだそうだ。

『今朝会長さんが来てくれてねぇ・・・・・』からはじまって、お話しが止まらなくなったＩ様。父が言っていたのと全く同じことをおっしゃっている。とにかく久しぶりに会えてうれしくてうれしくて。昔話に花が咲いて楽しかった！！と。

あ、このままじゃお話しだけで暗くなってしまう・・・・（笑）

屋根に上がって点検したところ、水をかけて点検するまでもなく、わかりました。





一部外壁を張り替えたいとのお申し出にお応えすることになりました。

それにしてもうちのオヤジ、やるなぁ！！お客様とこれだけの信頼関係つくれるんだからなぁ。というか、『信頼関係』という言葉さえ作為的に感じるほどでした。報告に行くのが楽しみです。

ではまた。

おさむ

通り掛かりにちゃちゃっと！

ＯＢ施主様からのご紹介で昨年リフォーム工事をさせていただいたＨ様よりお電話をいただきました。

『瓦が一枚割れているようなんです・・・。』

ちょうどＨ様邸は現場の帰り道。早速おじゃますると・・・ばっちり割れてました。



震災以来瓦工事をずーっとやってきて、いろいろと学ばせていただきました。今回の場合、上屋の瓦にも異常はない。たぶん、『凍結による割れ』ではないかと思われます。当初からなのか、震災による何がしかなのか、原因ははっきりしません。なんらかの原因で、目に見えないほどのちーーさなひび割れができていた。そこに水が侵入し、凍結し、膨張して割れた・・・。

ストックしてあった瓦でちゃちゃっと修理。その間わずか数分。



写真を比較しても、表面の劣化がわかるのではないかと思います。

『きょうのお代は・・・』

『いやいや、通り掛かりですから！！』

Ｈさまも笑顔。ぼくも笑顔。とっても気持ちがいい！！！（笑）

ではまた。

おさむ

お当番

今日は月曜日ということで、午後から甘味cafe空～くう～のお当番です。ここのところ現場仕事が入ってしまい、久しぶりです。

甘味cafe空～くう～では、月替わりで小物類の販売をさせていただいているのですが、これがまたすばらしい作品ばかりなんです。





とくに、この色の押し花キーホルダーに目が止まりました。昨日の芝桜もそうなんですが、いまのぼくの無意識がこの色を選択しているのか？？？（笑）



出店いただいている『マジョリ花』さんと『はりばば』さんの作品は、４月３０日までの展示販売です。ぜひぜひ、お待ちしております。

・・・・・・・・・・・・・

昨日の真冬のような寒さから一転して穏やかな今日。体調管理に気を遣います。ご近所では草取りをやっている方を多く見かけました。

ではまた。

おさむ

どーーでもよろしいおはなしですが。

あたたかくなってくると、『スカッ！！』とするような空をなかなか拝めなくなる。朝日や夕陽もどんよりとすることが多い。

それでも街の中には生命の息吹というか、季節を彩るシーンがあちらこちらに見える。この写真は近所の坂道。両サイドに芝桜が咲いていました。思わず芝桜の放つ透明感のある美しさに見惚れてしまいました。



ここ数日曇り空。でもこころの中にお天道様を感じていたい。

稲敷に昇る日の出。



牛久沼に沈む夕陽。



きょうの工務店オヤジ、なんだか感傷的です。（笑）

ではまた。

おさむ

ウッドデッキ・リニューアル

我が家リフォームもやっと？（笑）完了間近となりました。

１７年利用してきた我が家のウッドデッキ。



見た目は何事もなさそうですが、なにせ手入れが悪いもので・・・。防腐塗料として有名なキシラデコールを、設置したときに一回塗ったきり。デッキ面は米ヒバ材なのですが、手すりや土台には『防腐注入土台』を用いました。結果はこんな感じ。





でろでろです。薬剤を注入してあるということは、その木の性質としては弱いから薬剤が注入されているわけでした。。。そんなことも知らずに用いた自分が恥ずかしい。ま、ちゃんと手入れしていればこんなこともなかったのでしょうが。

反面、デッキ面の米ヒバ材は、そんな手入れがなかったにもかかわらず健在です。これは、木の性質として外部の用途に適しているからです。いま北澤工務店で造らせていただくデッキは、この米ヒバ材をおすすめしています。自分の体験があるから自信を持ってお勧めできる。

で、この手すりや腐った土台を取り外し、千尋棟梁、ささっときれいにリニューアルしてくれました。



手すりがないウッドデッキは、スッキリしていて出入りが自由！！いい感じに仕上がりました。

家づくりの仕事は、おもしろいです。

ではまた。

おさむ

４６歳、すばらしい一日でした。

昨日、４６歳の誕生日でした。

生まれてきて、今回ほど『おめでとう！！』といわれ、そしてその言葉を味わったことはなかった。ほんとうにうれしい。

朝起きたら妻や子供たちから、『お父さん、お誕生日おめでとうございます！！』と。社員からはケーキが届けられ、FaceBookやメールでは驚くほどのお祝いメッセージ・・・・お一人お一人の言葉が波のように押し寄せてきて、・・・いつしかわたし、涙があふれていました。

ぼくはある研修を思い出していました。『究極の研修』と言われたその研修。閉鎖空間の中で究極の選択をする。。。。その時まだぼくは、自己否定感が強かった。どうせ俺なんて、って思ってた。でもそのとき、その究極の選択の中で、多くの人が、、、、

『きたざわさん、生きてください』

『きたざわさん、お願いします、生きてください！！』

『きたざわさん！！！！』

『・・・・・！！！！！！』

そう言って、ぼくに生きる切符を渡してくれた。体内の水分が抜けてしまうほど、泣いた・・・・・。

・・・・・・・・昨日、同じような感覚だった。多くの方がぼくに『ＯＫ！！』のサインをくださった。

うれしい。ほんとうにうれしい。誕生日にこんなうれしさを感じたことは、なかった。

多くの方がしているように、ぼくも誕生日には両親に気持ちを伝えるようにしている。今回は伝えるだけでは我慢できなくて、急きょ『一緒に晩ご飯食べよう』と誘った。

両親からぼくと兄貴が生まれ、それぞれ家族を持ち３人の子供を授かった。両親のいのちは６人の孫につながった。



７８歳と７２歳のお父さんお母さん。最高です。



しあわせって、感じるものなんですね、ほんと。ある状態、ある条件をいうのではないんだ。しあわせと感じたら、誰が何と言おうと、しあわせなんだ。ぼくは、深く、しみじみと、しあわせを感じた。この両親のもとに生まれてきて、ほんとうによかったと、感じた。

メッセージをいただいた皆さま。お一人お一人に返信せず申し訳ございません。この家族写真をもって渾身のお礼メッセージとさせていただきます。

ではまた。

おさむ

工務店オヤジ・今日は？

２日前にやった工事なんですが。

一人暮らしのおばあちゃん。『風が強い時にテラスの波板がバタバタやってすごいのよ。なんとかしてほしいんだけど・・・』とのご依頼。

うかがってみると、、、、ありゃ～、、、って感じでした。





ぜんぜん留め付けされていない。それもそのはず、このテラスを取り付けた高さが軒にほど近く、手が入らないんです。写真でわかりますでしょうか。これをやった人は最初からわかっていたはず！！！



『バタバタしないようにする』・・・これ、なかなかやっかいな仕事です。誰に頼んでもたぶん『できない』と言われるに違いない。ちゃんとやるには、テラスの高さを変える以外にない。それは大仕事だ。おばあちゃんもそんなことは望んでいない・・・。

やっぱ、工務店オヤジの出番でしょう。

『横からの暴風雨の時には、雨が漏れちゃうけど、そん時はこのテラスの下もびしゃびしゃだから、それでもいいですか？』

『いいよいいよ。とにかく風の時バタバタいわなければいいから・・・』

ということで、上から作業できなければ下からやろう！！と発想を変え、切り込みを入れてアングル材で固定。こんな感じになりました。



ポリカーボネイトでしたのでけっこう大変な作業でしたが、ま、いい塩梅にできたと自画自賛。お客様にもたいへん喜んでいただきました。

工務店オヤジ、でした。

ではまた。

おさむ

ツバメが来ましたよ～！！（笑）

毎年来てくれているツバメさんたち。昨年は２度、９羽巣立ってくれました。卵がカラスに襲撃される年もあったりしました。さて、今年はどんな子たちが巣立ってくれるのかな。（笑）とっても楽しみです。



甘味cafe空～くう～の入り口にはふたつの巣があります。今年は左側を使うようです。現在リフォーム工事中、といった感じでしょうか。（笑）



『ツバメさんたち来たわよ～！！』と写メを送ってくれた妻は、『またシモのお世話しなきゃぁ！！』と言いながらとっても嬉しそう。

『頭上注意！！』ではありますが、どうぞお楽しみにお越しください！！

ではまた。

おさむ

防草シートと砕石敷き

いやいやいや、、、いい日和になってまいりました。これだけあったかくなってくると、土の中で根を育ててきた草たちがニョキニョキと顔を出してきます。お庭の広いお宅は特にこれからは大変な季節となりますね。屋敷の草取りが終わるころにはまた始めのほうが生え出している・・・。

母屋の解体工事をさせていただいたＹ様邸もそうです。そこで、当面用途のない範囲に防草シートを敷き込み、砕石を60㎜から80㎜敷きこむことになりました。その面積もなんと２５０㎡！！

まずはダンプに重機を載せて何度も繰り返し転圧。解体後の敷地はフカフカで、草もとても生えやすいからです。そして、中央をこんもりと高くなるように整地。



そこに幅が２メートルある防草シートを敷き込みます。



明日、全面に敷きこんだ後、砕石工事となります。

ではまた。

おさむ