吹き抜け

昨日は、自宅の大掃除をしました。子供たちも大きくなったので、家族全員でなかなか楽しい時間でした。

ぼくの担当は吹き抜けの掃除。これがまた、命がけというか、大変です。

通常の吹き抜けは、梁が２本くらい見えているわけですが、我が家は貫材なども含めると３０本近く木材が宙を舞っている。その材すべてに一年分の綿ホコリがつもっているのです。

とくに、食堂・居間スペースは激しくつもっています。

脚立をかけて掃除機でやることもあるのですが、今年はまたがって一本一本濡れ雑巾でふき取りました。

汗をびっしりかいての作業となりました。

プランニングをさせていただくときにはこのことを常にお知らせするようにしています。確かに吹き抜けで梁が縦横に舞っているデザインはかっこいい。しかしそのリスクもあることを。

子供たちは窓掃除。妻は水周りと総監督。すっかりきれいになった我が家。これで気持ちよく新年を迎えられそうです。

さて、今日は夕日が拝めるだろうか。初日の出も素晴らしいけど、大晦日の夕日はもっと素晴らしいと感じている私です。

本年も、素晴らしい一年でした。では、また。よい新年をお迎えください。

おさむ

忘年会

昨晩は中学時代の仲間との忘年会がありました。

中学時代といえば・・・、今から２５年前。

みんな、この仲間に会うときだけは、全然変わっていない。いい顔している。

北澤工務店代表取締役のぼくも、『おさむっ！！』　と呼び捨てられ、小間使いをしたりする。みんなそれぞれ、当時のニックネームでバカ騒ぎする。これがなんとも心地よいのですね。

飾らない、ありのままの自分をそのまま受け入れてくれる仲間がいる。

・・・・・、でも考えてみると、こんな気持ちになり始めたのはここ数年のことだ。それまでぼくは、友達なんていない、と心底思っていた。

『自分のこころの扉は自分以外に開けることができない』というとてもシンプルな事実を知った。

今年もあと二日。今日我が家は大掃除です。

ではまた。

おさむ

気忙しさ

とにかく、気忙しいですね。

人の動きも、車の動きも、空気の動きも、、、気忙しい。

あぁ、師走に入ったな、と思っていたら、もう２９日。あと２日で大晦日。

カタロ通信でもよく書いていることなんですが、初日の出に手を合わせることも大切ですけど、もっと大切なことがあると思うんです。

それは、３１日大晦日の夕日に手を合わせること。

一年の大恩を、真っ赤な夕日に気持ちを込める。

一緒に、いかがですか。

ではまた。

おさむ

仕事納め

北澤工務店では、本日が仕事納めになります。

今年一年も、いろんなことがありました。たくさんのことを思い出すのですが、すぐによみがえるのは、お客様への引渡し式です。

『家を建てよう』と志を立て、多くの業者から北澤工務店を選び、白い紙に線を引き始め、長い月日を重ねて竣工・・・。その引渡しのとき、関わった多くの職人を前に施主様からお話しをいただきます。そのときの胸を熱くする一言一言は、言葉にできない程の感動を覚えます。参列した職人も、目頭をおさえることもたびたび・・・。この仕事の素晴らしさをしみじみ実感するのです。

もう一つはやはり　『空～くう～』　の開店です。

今年は何もできませんでしたが、新年からはこのお店の本質を、どんどん前面に打ち出していく予定です。どうぞお楽しみにお待ちくださいね。

ではまた。

おさむ

着工・・・。

しばらく打ち合わせが中断していたお客様の自宅前を通ったら、なんと、新築工事が着工していた・・・。パナホームだった。

リブラ店のご近所に在住で、直接訪問していただいたお客様だ。一時は　『北澤工務店さんでお願いします』　とまでおっしゃっていたのだが、あるときから　『北澤さんの家がいいのはわかるんだけど・・・』　と言葉が揺らいでいた。

とてもショックな反面、相手がパナホームであったことに少しばかりほっとした。家づくりに求めているものが異なったのだ。

お客様もさぞ悩んだことだろう。恐らくぼくのところにも来たいと思っているに違いない。ぼくも行ってお会いしたいけれど、なんとなく気まずい・・・。

勝った負けたもあるけれど、これまで楽しく打ち合わせさせていただいたことに感謝。次回お会いしたときに、笑顔でさわやかにお会いしたい気持ちです。

ではまた。

おさむ

ひとり暮らし

年末アフターサービスで巡回していると、お施主様のさまざま人生劇場に出会います。

昨日お邪魔させていただいたのは、２０年前に新築させていただいたお客様。その後、子供たちが巣立ち、ご主人は他界され、大きな家に奥様がひとり暮らしをされています。

とっても明るく元気な奥様ですが、ご主人が他界された後、うつ病に苦しまれました。いまや１５人にひとりと言われる現代病です。

何とか克服され、ご自宅に戻っていらっしゃいました。

一年ぶりにお会いすると、満面の笑みで私を迎えてくださいました。

『あらぁ～、しゃちょうさん、うれしいわぁ～。さぁ、あがって、あがって・・・』

年末アフターサービス最終日の日だったので失礼しようと思ったのですが、あまりの笑顔にお茶をご馳走になることにしました。

『しゃちょうさん、ひとりぐらしは、さびしいものですよ・・・。』

と、ぽつり。

快晴のときもある、嵐のときもある。朝も夜もひとりなのだ。こんな大きな家に。

なんか、異和感、感じます。

若夫婦は都会や駅前のマンションに住み、高齢者はひとり暮らし。その後はグループホームや特養老人ホーム・・・。言葉を選ばずに言うならば、現代の姥捨て山・・・。

家づくりを通して、家族の在り方、親子の在り方をしみじみ深めていきたいと感じた、昨日の出来事でした。

ではまた。

おさむ

クリスマス

昨晩はクリスマスイブ。

お祭り大好きな日本人は、宗派に関わらずクリスマスを楽しむ。国民的行事といってもいいかな。

クリスマスツリーや最近では電飾が華やか。それで、そこにはケーキとケンタッキーが食卓に並び、子供たちはシャンメリーでカンパーイ！！　夜はさっさと寝て、お待ちかねのサンタさんの登場！！！

それぞれの家庭で、それぞれのドラマがあったのでしょうね。。。

ここのところあわただしい毎日の私と妻。じつは、全く仕込みをしておらず・・・、クリスマスツリーにたっぷりと思いのこもった絵手紙を書いた次男坊は、サンタさんを心底信じているのですが、朝起きてサンタさんから『ごめんなさいお手紙』が届けられていてふてくされ・・・。

クリスマスが過ぎるといよいよ年末。今日が年末巡回訪問アフターサービスの最終日です。

ではまた。

おさむ

２２年前の記憶

一昨日前、高校時代の柔道部の恩師から一枚のＤＶＤが届けられました。

それは、当時の試合の映像。

５厘坊主頭に鍛え抜かれた体。試合場内をまるでバネのように飛び回るその姿。それはそれは、感動モノでした。

身長こそ変わらないものの、いまでは２０ｋｇも太ってしまったけど・・・。

飛行機が大好きで、飛行機の勉強をしたくて、全寮制の航空高校に飛び込んだあの時。恩師である佐々木先生との出会いで運命が変わった。まさに、『出会いで人生は変わる』　のですね。

ではまた。

おさむ

けんちゃん来店

おはようございます。

昨日は、ぼくの大切な友人『けんちゃん』が空～くう～に東京からわざわざ遊びに来てくれました。

『出会いで人生は変わる』とはよく言われますが、けんちゃんはぼくにとってその一人といえそうです。

ある研修でアシスタントをされていたのがきっかけです。以来６年くらい経つだろうか。彼の紹介でどんどん輪が膨らんでいった。

『出会いで人生は変わる』今日も、どんな出会いがあるのだろう。

ではまた。

おさむ

忘年会で・・・

今日は北澤工務店の職人さん方と共に忘年会がありました。

その中で、とってもうれしくなるエピソードがあったので書きたいと思います。

一昨年、新築工事をさせていただいたＴ様邸。その外構工事を担当した若手職人のお話です。

彼は一見、茶髪で今時の若者です。ある現場で作業をしていたところ、土の中からカブトムシの幼虫が出てきたのだそうです。その瞬間、あの、一昨年前にお世話になったＴ様邸の凛君を思い出して、早速Ｔ様邸に持参したのだそうです。

カブトムシの幼虫を手に、凛君のもとに向かうときの彼の心中を思うと、ほんと微笑ましい光景が目に浮かびます。そしてＴ様邸に着くと、家族全員が彼を歓喜のもと、出迎えてくれたのだそうです。

現場の職人、しかも若手のそんな心遣いのエピソードに、こころがとっても優しい気持ちになりました。すばらしいことだなぁ。。。

ではまた。

おさむ

うれしい！！！

一昨日から、毎年恒例の年末アフターサービスにお邪魔しています。

その中の一軒、恩師のご子息の家を建てさせていただいたお宅に訪問しました。サッシの調整などをさせていただいて振り向くと、

『きたざわさ～ん、こども、できたんですー！！』

と、８ヶ月になったおなかに指を差して、笑顔満点の奥様がいた。

これはほんと、うれしかった。

私たちがつくっているのは確かに『家』という、物体なのだけれども、この器の中で生命が誕生し、絆が育まれ、いろいろな出来事があって、そして終末を迎える。。。

やっぱり、家づくりはただ事ではない。モノの売り買いでは済まされない。もっともっと深く、真剣にやり取りされるべき対象だ。

『つわりがとってもたいへんだったんですよー』と言いながら、その笑顔がとっても素敵で、私のほうまでほっこりとした幸せ感に包まれた出来事でした。

ではまた。

おさむ

市の日

１２月２日、無事に『第７回市の日』が開催されました。

北澤工務店を含む２０店舗がカタロに集結し、２７７人の来場者を迎えて、たいへんな賑わいの一日でした。

１２月とは思えない暖かさと青空広がる野外では、職人さんたちが２００人前の焼きそばをあっという間に作ってくれました。４５ｃｍの大なべ２つにこしらえたミネストローネも、ぴったり完食。オープンして間もない空～くう～では、１２４人の記録的来店者を迎えおおにぎわい。

カタロ内では、熱気で暖房を消すほど人が混み合い、たくさんの笑顔と笑い声で空間が包まれました。大きなトラブルもなく、人と人がつながる大切な大切な一日となりました。

まずは報告まで。

おさむ