おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

朝のあいさつ

2008年10月31日 07時54分57秒 | Weblog
ヒマラヤトレッキングはちょっと休憩。



今ほど事務所の前を登校する小学生にあいさつをしていたんだ。

近頃は『防犯活動』のゆがみで、子どもたちがあいさつをしなくなっている。『おはよう!』と声をかけると、無視するか、下を向いて過ぎ去ってゆくのです。

でも、こちらも負けていられません。ちょっと声掛けを工夫してみました。

『おはようございます!』 すると

『おはようございます!』 と元気な声。

そうか、これからはじめていこう。目線を下げて『おはようございます』ならちゃんと反応してくれるんだ。おもしろいものです。100%のこどもたちが、ちゃんとあいさつに反応してくれたのです。朝から新しい発見でした。

そのうち顔も覚えてくれて、『おはよう!!』にも応えてくれると思う。ややこしい時代です、ほんと。

ではまた。

おさむ
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トレッキング開始

2008年10月30日 20時31分43秒 | Weblog
今回の目的地は、ヒマラヤトレッキングの中でももっとも人気のあるコースで、アンナプルナ内院といわれる 『アンナプルナベースキャンプ(通称ABC)』 です。

トレッキングの起点『フェディ』の標高は900メートル。目的地アンナプルナベースキャンプは富士山よりも高い4130メートル。亜熱帯のジャングルからマイナス気温の世界への旅です。上りに6日、下りに4日の計10日間のトレッキングです。

今回は初めてのヒマラヤトレッキングということもあり、万全を期してポーターさん(ガイドのフールさんの弟)をお願いし、荷物を持ってもらうことにしました。

歩き始めてびっくりしたのがこの写真です。

ポーターさんの存在は昔から知っていましたが、会うのは今回が初めてです。その昔、富士山にも『強力さん』という人がいたそうですが、彼女たちはまだ10代半ばの娘さんたちです。

彼女たちはヨーロッパのツアーの人たちのポーターさんらしく、一人当たり40kgくらいの荷物を背負っています。ぼくは、ガチガチの登山靴をはいて小荷物とカメラという軽装にもかかわらずヒイヒイ言っているのに、彼女たちはこの想像を絶する荷物を担ぎながら、なんとビーチサンダル!!!!!驚愕とはまさにこのことです。このいでたちで、4130メートルのABCまで上り、そしてまた荷物を担いで下りてくるのです。親しくなってこの荷物を担がせてもらいました。確かに肩で担ぐよりも首で担ぐこの方法はとてもバランスがよかったです、、、が、こんなもん背負って、あの山道を上ったり下ったり、、、、、到底ぼくにはマネできません。環境って、ほんとうにすごいなぁ、と実感します。

上りがきつかった初日は、トルカという小さな村に泊まることにしました。

ではまた。

おさむ
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エネルギー

2008年10月28日 09時39分56秒 | Weblog
ネパールによらず途上国に行くと、その圧倒的なエネルギーに驚嘆させられる。もちろん今回もそうだった。

途上国を、『開発途上国』『発展途上国』といい、過去は『後進国』と言った。

お金が少ないから、道路が整備されていないから、下水が整備されていないから、近代的教育システムが確立されていないから、身なりが貧しいから、電気が通っていないから、産業が興っていないから・・・・・・・・・文明という名の『先進国』に対する『途上国』?????

19歳の頃から、ぼくが訪れる国々は、アフリカやアジアなど、そのいわゆる途上国だ。当然のことながら、途上国の実態を美化するつもりもないし、ノスタルジアに浸るつもりもない。誰もが文明的な生活に憧れ、都市に憧れ、お金持ちに憧れる。ただ、感じるんだ。今の日本にどっぷりと浸かっていると忘れてしまう、失われてしまう、激しい人間のエネルギーを感じるんだ。

鳴り響くおんぼろ車のクラクション、家畜の糞の匂い、狭い路地やガタボコの道路、キャーキャーと遊びまわる子どもたち・・・。

『日本は確かに物質的には豊かになりました。しかし、大切な「何か」を見失ってしまったような気がします・・・。』と、ある政治家の演説。

『何か』とはなにか。それは、『生きるエネルギー』だと思う。

『生きるエネルギー』とは、単純に、こころの奥底から湧き上がってくる『欲求』と言い換えることができると思う。アタマばっかり働くようになったから、損得ばっかり考えるようになってしまったから、こころの奥底から湧き上がることば、感覚を聴き取れなくなってしまった。

ポカラに着いたぼくは缶ビールを飲みながら、道路を行き交う人々や車、牛や山々を見ながらそんなことを感じていました。生まれて始めてスキンヘッドにしたぼくは、明日からの10日間のヒマラヤトレッキングに、ただただ胸を馳せるのでした。

ではまた。

おさむ

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カトマンズ

2008年10月27日 08時04分12秒 | Weblog
世界のハブ空港といわれるタイ・バンコクは、圧倒されるほど近代的で巨大だ。乗り継ぎの時間は12時間。せっかくだから出国することにした。

とはいっても街からは遠い。空港のロビーやみやげもの店、飲食店などをぶらぶらする。それにしても、世界共通なのだろうが、どこもかしこも『禁煙』! 喫煙スペースを訪ねると外にあるという。

ここからがおもしろかった。客引きのタクシーのおっちゃんたち。正規のメーター走行のタクシーではない。一所懸命声をかけてくる。

でもぼくはトランジットだから用はない。客ではないとわかると、友達になっていろんな話しをしました。

すると、空港警備の車が大音量のスピーカーでなにやら警告して、彼らの車に近づく。もう、当然のようにおっちゃんたちは車に乗り込み、空港内をぐるっと一回りしてきてまたもとの位置に停車し、降りてきた。

外国人客を見つけては客引きのアタックをするが、なかなかうまくいかない。荷物を持ってあげたりして愛想を振舞うが、交渉が始まると逃げられてしまう・・・。

まったくだめだよ、などとグチをこぼしながらタバコを一緒に吸っていると、15分もしないうちにまた空港警備の車が近づいてくる。当然のごとくおっちゃんたちは車に乗り込み、またぐるっと一周してもとの定位置に・・・。

このおいかけっこが、15分から20分おきに、朝方まで一晩中繰り返されているのです。その熱意と滑稽さに時間を忘れて見入ってしまいました。

夜が明けて、いよいよカトマンズ行きの飛行機に乗り込みました。

バンコクからカトマンズは3時間半の飛行です。右手にヒマラヤが見えるかと期待しましたが、雲に隠れて見えませんでした。

カトマンズに着くと、今回のトレッキングでお世話になるガイドさん『フールさん』が迎えにきてくれていました。日本語ができる方、とリクエストしたのですが???ま、英語日本語のミックスで、会話に不自由はなくいけそうです。

到着したこの日は、ネパールで最大のお祭り『ダサイン』がもっとも盛り上がる日で、街中がお祭り騒ぎでした。

いよいよ明日はトレッキングの拠点ポカラに向け出発です。バスで6時間の旅です。

ではまた。

おさむ
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いざ出発

2008年10月25日 19時42分47秒 | Weblog
果たしてこんな時に、長期間会社を留守にしてもよいのだろうか。

8年間続けてきた龍ヶ崎ショッピングセンター・リブラ店を退店し、10年間続けてきた森であそぼうを中止し、11年間続けてきたカタロ通信の送付を停止し、北澤工務店の主力の二人が退社・・・

しかし、全てぼくには意図があった。北澤工務店の家づくりに対する明確な志。そして、たった一度の人生、たった一回限りのこのいのちの使い道を明確に手にすることができた今のぼくにとって、ヒマラヤの神々の座への旅に迷いはなかった。

今回のぼくの計画には、当然のことながら多くの問題が立ちはだかり、多くの人から批判や中傷もあった。中でも一番悩み、苦しませてしまったのは妻だ。やがてその妻がこう言ってくれた。

『北澤工務店の社長としては、絶対に行ってほしくない。行くべき時ではないよ。でも、ひとりの人間としてのおさむちゃんの気持ちはすごくよくわかる。おさむちゃんらしいと思うよ・・・』 と。

17日間も留守にするのだ。社員のみんなにも相当な負担がかかるだろう。そしてその責任は全て妻が背負うことになる・・・。

でも、俺は行く。

出発は10月7日と決めた。あっという間に過ぎてゆく日々。大型のザックに荷物を詰め込み、妻と共に成田空港へ。余裕があったはずの時間もあっという間に過ぎ去り、不安であろう妻のその姿に、ぼくはどんな言葉もかけられるわけもない。

ただただ手を振ってわかれ、複雑な気持ちで出国手続きをし、タイ国際航空ボーイング747(通称ジャンボ)は地上を離れた。

写真はその機内からの夕景です。雲がとても美しかった。お客様のこと、現場のこと、社員のこと、家族のこと・・・いろいろなことがアタマをめぐる。バンコクで一晩トランジットし、早朝の便で目的の国、ネパール・カトマンズに翼は向かうのでした。

ではまた。

おさむ


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帰ってまいりました。

2008年10月24日 19時45分28秒 | Weblog
不在中ご迷惑をおかけした点もあるかもしれませんが、昨日、無事に長期のお休みから帰ってまいりました。ありがとうございました。

ネパールのヒマラヤトレッキングに行ってまいりました。

神々の座を仰ぎたくて、、、10年越しの計画でした。

17日間も休ませていただきましたので、帰ってきたら仕事が一杯!!!でも社員の皆さんがほんとうによくやってくれていたんです。ほんとうにうれしいです。

ゆっくりと紀行の写真などを添付しながらブログをつづっていきたいと思います。

どうぞお楽しみに!

ではまた。

おさむ
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ある職人さん

2008年10月07日 07時02分56秒 | Weblog
久しぶりに、ほんとに久しぶりだったのですが、兄から『一杯やろう』と誘われ、地元の居酒屋さんでの出来事です。

いつも北澤工務店で内装工事をやってもらっているH君が、Mさんという建具職人のご夫婦と飲んでました。H君はぼくの中学時代の後輩で、お客様や職人仲間からとても評判がよく、ぼくがとても信頼している職人の一人です。

彼らは木造による在来工法大手ハウスメーカーの仕事をメインにしています。その仕事は『合理化』と『システム化』によって、ひとりの職人であるということよりも、工場でできない作業を現場で行う機械であるがごとくを求められます。その仕事は標準化され、毎回おなじような仕事を繰り返しすることになります。

しかし、このことによって高度な品質が保たれ、クレームのない工業製品としての家が出来上がるのです。年間1万棟も建築する会社としてはそれしか道がないのです。1棟1棟こころをこめて、なんて、営業言葉ではできても現場はできない。

そんな中、Mさんがおっしゃるのです。

『H君に連れられて、北澤さんの現場を何度も見させてもらっているんですよ。ぼくは建具やですから建具に目がいくんですが、北澤さんのところの職人さんはほんとうにすごいですよ。うらやましいですよ、ああいう仕事をさせてもらえることが。一本一本ていねいに、ここまでやるか、というくらい見えないところにも気を配ってやっている。自分もあんな仕事をやってみたかったけど、できませんでした。今はハウスメーカーの既製品の建てはめだけですから、ほんとうの職人の仕事じゃないですよ。大変でしょうけど、ぜひいまみたいな仕事、続けていってください。。。。。』

その現場とは、北澤工務店にとっては通常の仕事。特別の現場ではありませんでした。あまり他社を知らないぼくにとっては普通のことだったのですが、酒も飲まないそのMさんの真面目そうな表情と言葉に、ものすごい感動をもらいました。

やはり、見る人がわかればわかるんです。うれしかったです。



・・・・・・・私事で大変恐縮なのですが、本日10月7日より10月23日までの間、休暇をいただきます。その間はブログもおやすみとなりますので、あしからずご了承ください。23日から、また書き込みます!!

ではまた。

おさむ
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いけないことと知りつつ

2008年10月03日 12時03分14秒 | Weblog
ひと晩、ジレンマで悩みました。

昨日夕方、一匹の子猫が自宅のウッドデッキ下で泣いていました。その鳴き声は激しく、止むことを知りません。いずれどこかにいってくれるだろうと願いつつ、無視し続けていました。

一時間経っても、二時間経っても、その子猫は泣き止みません。それも想像を超えるほどの大きな声で鳴き続けます。おそらく、お母さんを探しているのでしょう。

あたりは暗くなり、寒くなってきました。子猫の泣き声はいよいよ本格的です。とうとう無視し続けることができず、懐中電灯を持って外に出ると、あらまぁ!かわいいこと!!!

でも、我が家では猫を飼うつもりはありません。せめて水だけでもと思い、おわんで差し出すと、まぁ喜ぶこと! しかしひとところには落ち着かず、またひたすら泣き続けます。

夜も深まり、近所中に響き渡る泣き声。。。困ったなぁ。。。

とにかくこのままではうるさくて迷惑だから、あのカモたちのときに使ったゲージに入れて、一晩家に泊めてあげることに・・・(そもそもこれが間違いといえば間違いなのですが)

静かになるかと思いきや、その泣き声はとどまることを知らず、はたはた困りました。でも、きっともう泣き疲れて眠ってくれるだろう・・・。

夜10時を過ぎた頃から、やっと落ち着いて眠ってくれました。ほんとうにすごい泣き声でした。

すると今度は、午前3時ごろから泣き始めたのです!!!それもまたあの勢いで!!!!!

ひとつの命といえばその通り。しかし、、、、、困った。

自分で絞めてトサツするわけにもいかず、明け方公園の駐車場にしててきてしまったのです。

そりゃ、良心がとがめます。でも、、、こんな決断しかできませんでした。

身勝手なこととは知りつつ、誰かに拾われてくれることを願うおさむでした。

ではまた。

おさむ
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10月

2008年10月02日 22時24分09秒 | Weblog
10月に入ったら、急に鼻の調子が悪くなりました。くしゃみ連続8回9回は序の口。ひどい時は10連発です。

そういえば、ぼくが一番嫌いな植物『セイダカアワダチソウ』が、あの毒々しい黄色の花を咲かせようとしています。

同じように苦しんでいる方も多いのでしょうね。ぼくは、当初こそひと目を気にしていたものの、いまやところかまわず点鼻薬にお世話になっています。とにかくいまぼくは、この点鼻薬がないと生活ができない!!ほどに、アレルギー性鼻炎で苦しんでいます。

そんなわけで、

ではまた。

おさむ
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