北澤工務店で仕事をしてもらっている大工さんのお父さんが亡くなられ、今日通夜式が執り行われました。
厳粛に式が進められ、終わりに通夜説法がありました。
『・・・・・・・・・・安心して成仏していただけるように、残された遺族の皆様が、仲良く健康で平和に生きられることが、最大の供養です・・・・・』
実に簡単明瞭な言葉の中に、大いなる存在を感じた一言でした。
その後 『通夜振る舞い』 が設けられました。
以前の私は、悲しみの席で酒を飲んだり、あくせくとお酌にまわっている遺族の方を見て、ものすごい違和感を感じていました。
でも最近のぼくは違う見方をしています。
悲しみのときに、あくせくと世話しなくせざるを得ないような仕組みを、先人の知恵がそうさせたのではないか、ということです。悲しみに打ちひしがれないように、わさわさと動き回らざるを得ないような環境を。
反面、帰り口で 『寄ってってくれよぉ~』 とその席を案内する遺族の姿が痛々しい。
そう思うと、通夜振る舞いも遠慮せずにご馳走になったほうがいい、と思えるようになった。故人の思い出話は尽きることがない。
明日は告別式。
通夜とは格段に異なる悲しみの、時間と空間がやってくる。
ではまた。
おさむ
厳粛に式が進められ、終わりに通夜説法がありました。
『・・・・・・・・・・安心して成仏していただけるように、残された遺族の皆様が、仲良く健康で平和に生きられることが、最大の供養です・・・・・』
実に簡単明瞭な言葉の中に、大いなる存在を感じた一言でした。
その後 『通夜振る舞い』 が設けられました。
以前の私は、悲しみの席で酒を飲んだり、あくせくとお酌にまわっている遺族の方を見て、ものすごい違和感を感じていました。
でも最近のぼくは違う見方をしています。
悲しみのときに、あくせくと世話しなくせざるを得ないような仕組みを、先人の知恵がそうさせたのではないか、ということです。悲しみに打ちひしがれないように、わさわさと動き回らざるを得ないような環境を。
反面、帰り口で 『寄ってってくれよぉ~』 とその席を案内する遺族の姿が痛々しい。
そう思うと、通夜振る舞いも遠慮せずにご馳走になったほうがいい、と思えるようになった。故人の思い出話は尽きることがない。
明日は告別式。
通夜とは格段に異なる悲しみの、時間と空間がやってくる。
ではまた。
おさむ