つくばの現場

最近めっきりつくばに通う機会が増えました。ここのところ毎日です。

で、５月４日に『上棟・もちまき』を控えたＯ様邸の現場です。今日はその看板を設置しました。ふたりのお子ちゃま達はいつも元気です！！　お尻姿の職人さんは基礎工事の頭で、その仕上げ、中でも一番重要な『墨だし』をしているところです。



Ｏ様邸から１５分ほど離れているＨ様邸です。今日は『そとん壁』の仕上げ工事を、４人がかりでやっています。『塗り壁は割れる』というレッテルを崩すために、いろいろな工夫をしています。正直なところ、以前はクラックが入ってしまった現場もあります。でもいまのやり方に変えてからは、まだ割れている現場はありません。そのポイントは、ラス板の張り方、ラス網、グラスシート、養生です。



塗り壁の楽しみの一つは、その『表情』があることです。今回は『三条大波仕上げ』です。左官職人さんが、ていねいにていねいにヨコシマを描いていきます。その連携と仕事ぶりを見ていると時間を忘れてしまうほど感心します。



内部の造作工事も順調に進み、大工さんもあと２週間ほどで完了です。注文建築ならでは！！のアイデアいっぱいの造作が暮らしを愉しませてくれそうです。

家づくりの仕事って、たのしいなぁ～。

ではまた。

おさむ

テレビ

またまた朝のひとりの時間です、朝デニ。静かでとってもいい感じです。

ぼくは基本的にテレビを見ないんです。それは多くの番組がおもしろくないし、歪曲されているし、捏造されているし、品性のかけらもないからです。

昨晩８時半ごろ、もう寝ようとすると、子供たちはこんなテレビを見ていました。

『カメラがとらえた瞬間』みたいなやつです。それはプロのマジシャンが隠されたナイフを透視して、そのナイフが入っていないと思われる紙の筒を、真上から渾身の力を込めて手でつぶす、というものでした。

ところが、、、、、

その紙の筒には、上に向けた鋭利なナイフが立っていた。

そしてそのナイフは、思いっきりプロのマジシャンの手のひらを貫通した。。。その瞬間をカメラがとらえた。番組の中の芸能人たちは、手で目を覆いながらも爆笑していた・・・。

ゴールデンタイムに！ですよ。こんな番組が垂れ流されている。もううちの子供たちは大きくなってしまったから一言二言言うくらいにしていますが、小さいころだったら絶対に見せられない。

娯楽番組は更なる『刺激』づくりをやっている。薬がだんだん効かなくなるのと更に強い薬を使うのと同じように、汚い言葉を使い、罵声を浴びせたり、辱めをさせたり、恥ずかしい格好をさせたり、あっと驚くような刺激の創造・・・・。

ＮＨＫはＮＨＫで、国策なのか、圧力なのか、事実を事実として報道しない・・・。

もちろん全部が全部ではないのですが、ほんとテレビはよろしくない。

それと、テレビでよろしくないと思うもうひとつの理由は、『体験をせずして知る』ということです。

効果的な音楽や描写によって、まるで自分が体験しているかのような錯覚、まるで自分の知恵であるかのような錯覚に陥る。中国がどうの、アメリカがどうの、政治がどうの、世界がどうの、金融がどうの・・・・、といろんなことを知っているが、『体験』からではなく『情報』でしかないから、生きる力には成り得ない。ぼくはこういう情報の請け売りをさも自分の意見のように語る人があまり好きではない。

以前にも書いたのですが、いま家づくりをしているお客様の中には『テレビの配線すらしない』という方もいらっしゃいます。

同じ『情報ツール』として、『インターネット』があります。まずテレビと同じものが手に入るし、それ以上の膨大な情報がある。ぼくはそのインターネットの方がいいと思っている。

それは、テレビは『受動的』であるのに対し、インターネットは『能動的』であるからです。テレビは番組や情報が『入ってきてしまう』のに対し、インターネットは『取りに行く』からです。同じ情報でも全く違う。

またまたぼくの偏見？？？をだらだらと書いてしまいました。

ま、ぼくにとってはテレビより価値のあるものがあるからですね。

それはこの『ひとりの時間』

夜テレビを見て寝るのが遅くなるよりも、さっさと寝て、朝のこのひとりの時間に自分自身の立ち位置を確認する。・・・・・・よし、きょうもがんばるぞ！！！と意識する。

ほんと、ぼくの宝物です。これからお客様のお家の間取りのプランニングです。なんだかとっても良いのができそう～（ルンルン）

ではまた。

おさむ

続・おばかな写真

４月１７日のブログの続編、おばかな写真です。

いい年してオデコにでっかい絆創膏を貼っているなんて、ほんと注目してください！と言わんばかりでした。目線が『オデコ』にいくんですね。しかもこの間、浅野さんのお葬式があったり、ＰＴＡの総会で『会長あいさつ』があったりで人前に出ることが多く・・・・。

でも、生命の力はすごいです。こんなにきれいに治りました。



またまた失礼いたしました。。。

ではまた。

おさむ

虹！！！

すっごくきれいな虹がかかりました。

右の地平線から左の地平線まで、きれいな円を描いて、はっきりくっきりと見えました。なんだか幸せな気分になります。

車に乗りながらの携帯写真なので・・・・・すみません。



明日からはしばらくいいお天気が続きそう。ぼくたちはこの自然の中でしか生きられないですからね。

ではまた。

おさむ

雨・雨・雨・・・・・

いやほんとにまぁ～、雨がよく降ります。こうも降られてしまうと、現場に深刻な問題が発生してきます。

水はけのよい地盤はいいのですが、中には粘土質で水はけの悪いところもある。乾く間もなくまた雨続きとなるので、土工事として乾くまでには相当な時間がかかりそうです。そうなると外構工事が長引いてしまい、引渡しが遅れてしまったりする懸念も・・・。かといって無理にやれば、後々塀が沈んだりひびが入ったりする可能性も出てくる。

ま、自然に順応していくより他ないです。

ではまた。

おさむ

ふくちゃん、みちえちゃん

×××！せっかくいっぱい書き込んだのに！！！××！　いきなりブログの画面が変わって消えてしまいました！　ったくもう！！！！　くじけますよ・・・。

気を取り直して、もう一回書き込みま～ス。。。



昨日は月曜日で、甘味café空～くう～のお当番の日。午前中は昨日書いた出来事があり、午後になってお店の裏口から入ると、、、、、、え！？！？　あれ？？？？　うわぁッ！！！

ぼくの大好きなふくちゃん、みちえちゃんがカウンターに座っているではないですか！！！月曜日がぼくの当番日であることを知って、わざわざ東京から遊びに来てくださったのです。



ふくちゃん、みちえちゃんは、ぼくたち夫婦にとって、甘味café空～くう～にとって、なくてはならない存在です。ほんと、なんて言ったらいいのでしょうか、不思議な存在なんです。そこにいるようでいない。でも肝心な時にはいつもそばにいる・・・。

お店にお越しくださった方はご存知かと思いますが、店内にはおふたりの作品が随所に飾られています。中でもカウンターの横の壁に掲げられている『永遠の絆・生まれてくれてありがとう』のお地蔵さんの作品は、多くの方の心を打ち、時に涙する方もいらっしゃいます。

で、先日ぼくが４３歳になったということで、お誕生日のお祝いに来てくださった、というわけです。ほんと、うれしいです!!

みちえちゃんからは、流木に古布でデザインした作品をいただきました。↓



ご存知の方もいらっしゃると思いますが、『クロスアート』といいます。みちえちゃんの場合、『古布』をメインテーマにしていて、タンスにしまわれてしまった歴史をよみがえらせるのです。一枚一枚をピンセットでデザインしていく作業は、想像を絶する時間と労力を必要とするそうで、まさに労作です。空～くう～のレジの前にある作品もみちえちゃんです。先日も自由が丘で個展を開き、大盛況だったとのこと。よろしかったらホームページをご覧下さい。↓

http://fuka-art.jp/cloth.html

ふくちゃんからは、新作『六地蔵』です。作品↓



とにかくかわいい～っ！でしょ。

仲間っていいな、有り難いな、そう感じました。

ではまた。

おさむ

困った時の・・・

先ほどお昼頃、７年前に大変おっきなリフォーム工事をさせていただいたＩ様よりお電話を頂戴しました。

『きたざわさん、相談したいことがあるんだけど・・・。デジタル対応のテレビを買って、いまアンテナ工事をやってもらっているんだけど・・・・。壁がちょっと大変なことになってしまって・・・・。』

『まぁ、とにかく今から行きます。』

ということで行ってまいりました。

お邪魔して見てびっくり。なんと、ルナファザーの上に、テレビ用同軸ケーブルのモールが貼ってあるではないですか。



携帯の写真なのでよくわからないかもしれませんが、既存のコンセント部分からぐるりと反対側に場所を変えるため、ぐるりとモールを両面テープでがっちり固定してしまったのです。しかも曲がっている。あちゃ～って感じです。

『こういう方法しかない、って言われたんです。気づいたらこんな風になっていて・・・。これを見た主人がとっても怒ってまして、、、、、。』

曲がっていることに関しては業者さんも認めて弁償することになっているそうなのですが、モールを張り巡らせる事に関しては了承してしまったから仕方がない、と肩をがっくり落とす奥様。

それにしても、ぼくからしたら信じられないやり方です。リビングの一番目立つところにぐるりと貼りめぐらせられたモール・・・・。床下から電源コンセントと同軸ケーブルを配線しなおすのがまともな仕事、というものです。

来年７月の『完全デジタル化』に向けて、家電量販店は猛烈な勢いで売り上げを伸ばしているそうです。その末端の取り付け業者は、一日いかに何件回るか、が勝負です。とてもていねいな仕事をする余裕もないと思われます。

ま、実はこういう例は、ここのところ後を絶たないんです。

『テレビだけ買って、はじめっからきたざわさんに工事を頼んでおけばよかったわ・・・』と奥様。早速明日電気工事やさんが修理に入り、その後塗装工事をしてお色直しをしようと思います。

何よりご主人から頭ごなしにこの工事に対する不満をぶつけられた奥様。その家電量販店から手配されてきたアンテナ業者さんは、どのくらいに感じているのだろう・・・。

ちょうどお昼の時間となったので『お昼やっていきなよ！』ということになり、大盛りの『特製やきそば』をご馳走になりました。和風やきそば、って感じでとってもおいしかったです！！！！



７年前の大型リフォームのときの思い出話を語ったり、最近初孫さんが生まれたとのことでそのお話に花が咲いたり、とっても楽しい時間でした。

家づくりの仕事って、いい仕事です。

ではまた。

おさむ

いいお天気です。

今日は青空が広がって、とってもいいお天気です。事務所前の龍ヶ崎市で一番高い山　『たつのこ山』　では、お弁当を広げた家族や子供たちで大変なにぎわいでした。写真で紹介できないのが残念なほど。

午前中は５月４日に　『上棟・もちまき』　をすることになった大橋様と買出しに行ってまいりました。大量のラーメン、もち菓子、かっぱえびせん、キャンディー、チョコレート、ゼリー、ガム、ボール、洗剤、駄菓子・・・・・・・・・etc　たっくさん買い込んでまいりました。ほんとに『たっくさん！！』という感じです。

こういう体験って、たぶん一生に一度しかないでしょうね。レジのお姉さんも大変そうでした・・・。

また今日は、河内町で着工中だったＩ様のお家が完成し、ご近所の方限定の現場見学会を開催しました。おばあちゃんのお友達やご主人のご友人、ご近所の方が見学に来られ、Ｉ様には見慣れた方々ばかりなのですっかりリラックス気分。『現場見学会』というよりも『お披露目お茶会』といった様子となりました。こういう和気あいあいとした雰囲気って、とってもいいもんですね。人と人の『つながり』を感じます。

ではまた。

おさむ

着々と

このところの雨続きで、上棟が遅延していた大橋様邸の基礎工事が着々と進んでいます。その模様はぜひ施主様のブログをご覧下さい。

http://ouchi514.blog129.fc2.com/

雨天ながらも検査も合格し、いざ立ち上がり基礎のコンクリート打ち込み！！というところで、『待った！！！』がかかりました。

不注意による配管工事のミスです。



上の写真がその箇所なのですが、これでは通常の配管。従来どおりの配管工事をしてしまい、当初から予定しているフラット３５Ｓ対応の『先行逃げ配管』をしなかったのです。

大橋様、本当に、ほんとうに申し訳ございません。

言い訳のしようがありません。

その当日の職人も、その部材をトラックに積み込んでいながら『うっかり』してしまったというのだから、もはやもう・・・。

こういう場合、いろいろな対処方法があります。その部分をはつって（壊して）やり直すとか、ダイアモンドのコア抜きドリルであけ直すとか、です。

がしかし、やっぱりそんな『対処療法』では、ぼく自身も納得がいかない。

で、設備会社の社長さんからの提案、『排水ヘッダー』を用いることにしました。これなら長期優良住宅にも対応できる内容なので安心です。費用はもちろん設備会社持ち。

一部１５ｃｍほど露出部分ができてしまいますが、それを施主様に納得していただいて、本日無事コンクリート流し込みとなりました。５月４日には、念願の『上棟』となる予定です。

現場はいろいろなことが起こってくれます・・・・・・。『にんげん大好き！』とかばっかり言っていないで、もっとしっかりと現場を見てまわります。

ではまた。

おさむ

にんげん大好き！

いまぼくは、朝早く家を出て、那須塩原のデニーズにいます。（ここまで来てまたデニーズです・汗）

保護司の仕事で、この近くにある矯正施設の受刑者との面談に来ています。昨日書いた『涙の面談』とは、この受刑者のお母さんのことです。

人間って、おもしろい。清濁合わせてこそおもしろい。

自分を振り返って思う。孤独で、寂しくて、ひとりぼっちで、思うようにならなくて、自分の存在が社会からこぼれ落ちてしまったような、、、、人と比較をしてダメな自分に劣等感でいっぱいだったあの頃・・・。

いろんな体験を経ていまの自分がいるけれど、たぶん、心底感じているんだな。

『にんげん大好き！！！』って。

・・・・・・・・・・・・・・

んなことばっかりやっているようですが、ちゃんと本業もがんばってますよ！面接が終わったらすぐにとんぼ返りして、新築工事の見積もり提出です。

ではまた。

おさむ

プロセス

ぼくは、信じていることがある。

人生、っていうほど大げさに考えなくても、日常の暮らしには、毎日毎日いろんな出来事が起こる。時には激しく打ちのめされたり、舞い上がるほどの喜びに満ちたり、失意のどん底に落ちたり、感動に涙したり・・・・。

どもこれって、全てプロセス（行程）なんだ。

その渦中にいる時って、その出来事が『結果』に見えたり『ゴール』に見えたりする。たとえば想像を絶する大失敗をしたとすると、どうしてもその時は『何でこんなことになったんだ』『何で自分だけこんな目にあうんだ』『あの時こうしなければ、こんなことにはならなかった云々』と、その結果に『お先真っ暗』『もう立ち上がれない』『万事休す』としか考えられなくなってしまう。

でもそれは違うと思う。

死ぬまで結果はわからない。

だから全ての出来事はプロセスなんだ。これから先に生きてゆくための大切な体験なんだ。

ぼくはそう信じている。

涙の面談を終えて、そう改めて感じました。

ではまた。

おさむ

雨の中・・・

今日はまたすごく暑く感じるお天気でした。日中は半そででＯＫ。

んでもってまた明日は雨模様。最高気温も９度前後と予報されています。これでは体調も壊してしまいますね。

昨日の雨の中でのことで感じたこと。

ここ龍ヶ崎市の藤ヶ丘には、人工のたつのこ山を中心に、陸上競技場、総合体育館、野球場が設立されています。だからスポーツをする人がいっぱい集まってくる。流通経済大学の学生さんらしき集団も多く見かけます。

で、すごいなぁ～、と思ったんです。

雨の中でもへっちゃらで、淡々とトレーニングをしている。長距離の選手なのだろうか、たくさんの若者が雨の中をものすごいスピードで走っている。サッカーのグループも雨の中ずぶぬれになって練習に励んでいる。

ぼくも『昔は』できていたはず・・・・。

ぼくも高校時代は柔道三昧だった。明けても暮れても柔道だった。今思えばすごい練習量だった。

でも今は、ただの太り過ぎのチュウネン・・・。

１００ｍ離れたコンビニにも車を使う。

それでいながら体重や健康を気にしていたりする。。。。。この矛盾。

若者が一心に励んでいる姿を見ると、こころが打たれる。そして自分が恥ずかしくなる。そう感じながらも日常に流されてしまう・・・・・。




また明日は雨。現場が進まなくて、、、、、、。甘味cafe空～くう～では酒井さんのワンデーシェフが開催されます。第２回目の今回、すでに予約で満席となっております。さてさて、どんなドタバタな一日になるやら・・・。

http://www.e-kitazawa.com/kousin-kikaku/kuu/kikaku.html

ではまた。

おさむ

おさむ日記

甘味cafe空～くう～のメニューの最後のほうに『おさむ日記』っていうのを書いているんですね。ま、『日記』とはいっても一ヶ月に数回なんですが・・・。

で、今回はこんなこと書きました。


おさむ日記

人って、『自由』じゃない。例えばぼく自身。
日本人であること、この龍ヶ崎の住人であること。男であること。４３歳であること。３児の父親であること。夫であること。社長であること。この顔。この体格。この性格・・・・。
これら全てが、ぼくの行動・思考に規制をかける。自由じゃない。
この状況はまるで　『かごの中の鳥』　のようにさえ感じることがあった。

でも今は違う。かごの中でいいじゃないか。所詮かごの中なんだ。だからこう解釈している。

『人は、自由ではない。まるでかごの中の鳥だ。しかしぼくは、そのかごの中で自由に飛び回る。自由に歌い、自由に舞う！！！』
そう自分に誓っている。

魂（精神）は、どんな状況にあっても完全に『自由』で在ることができる。どんな悲しみ、苦痛、屈辱、縛りからも『自由』で在ることができる。ぼくはそう信じている。　



ってな感じでございました。

今日はまた雨でした。

ではまた。

おさむ　　　　　　　

告別式

昨日は、長年畳工事でお世話になってきた浅野さんの告別式でした。

別れはつらいものです。

一昨日前のお通夜にも大勢の方が駆けつけられましたが、昨日の告別式も同様に多くの方が駆けつけました。在りし日の写真はわずかに微笑み、ぼくたちに『あとを頼むぞ！』と激励してくれているかのようです。

焼香が済み、いよいよ棺のふたを閉める前にお花を供えるとき、その表情は、浅野さんの闘病の全てが伝わってくるようでした。『ほんとうにおつかれさまでした』ただただ、言葉をかけました。ぼくの横には、浅野さんの朋友中の朋友、Ｈさんがいました。長年同じ職人としてやってきた方です。『死んじゃっちゃしょぉがねぇ～よぉなぁ』という言葉が、とても印象的でした。

出棺までの少しの時間、外でタバコをすっていると、他の斎場で葬儀をされた霊柩車がやってきました。車から降ろされたその棺に続く人は、わずかに４人でした。

そして、浅野さんの出棺です。そこには続々と人が続いてゆく。。。。

別に人数がどうのこうの、というわけではないです。ただ、先に焼き場に入っていった方はどんな人生を送ってきたのだろう。どんな関わりをもって生きてこられたのだろう。そう感じないわけにはいきませんでした。

『生きる』ということを曖昧にして日常が過ぎてゆく自分を感じました。

今日は月曜日。甘味cafe空～くう～のマスター（あんまり仕事できないんですけど・・）の日です。お天気もいいですし、よろしかったら遊びにいらっしゃいませんか。

ではまた。

おさむ

今日は何の日！？！？

朝７時ごろ、自宅でご飯を食べていると

『おはよぉうございま～すぅ～。きょうはぁあたしの～じなんぼうのぉ～おたんじょうびぃ～～（ルンルン）』

と、ぼくのお母さんがやってきました。（それにしても「あたしの次男坊とは・・・（笑））

なんと朝４時起きで誕生祝いの『もち』をついて持ってきてくれたのです。

いやいや毎度のことながら、うれしい。（一時はうとましく感じたこともありますが・・・）

・・・・・・・・・・

ぼくは子供たちにこんな教育をしている。

『お誕生日は生まれてお前らも立派だけど、生んでくれたお母さんに感謝する日なんだ。だからお誕生日には「お母さん、ぼくを産んでくれてありがとう」と言おう』と。

・・・・・・・・・・

やはり自分が実践する時です。

『（でっかい声で）お母さん、ぼくを産んでくれてありがとう』

加えて、子供達や妻の目も気にせず、、、、、むぎゅ～～っとハグハグ。

『いや～、まったくもうぅ～・・・』とぼくのお母さん。

お小遣いをもらった子供たちはがぜん明るく元気になって、、、つかの間の楽しい時間でした。

お母さんが帰った後、『じいちゃんにも電話してあげて』と妻。

『もしもし、おさむです。いまのぼくがあるのも、お父さんとお母さんのおかげです。ありがとうございます。』

『おぉ、おさむか。そうか誕生日か。そうか、４３歳になったのか・・・・云々』

とっても心地よい会話でした。

思えばここ数年、両親とはことのほか仲がよい私。両親が、特に父親が歳を食ってしまったように見えるのは気のせいでしょうか。こんな会話をブログに書いたら『親離れしていない２代目社長』のようにも見えるかもしれませんね。ま、ぼくはそれくらいでちょうどいいのかもしれません。これまでに散々迷惑と心配をかけてきた両親ですから。

これからも両親を大切にしていきます。

ではまた。

おさむ