社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

ホワイトカラー

2007-05-19 09:18:36 | 日常
ホワイトカラーと言うと何を連想しますか?
所謂、サラリーマンと言われる人達。
いいイメージでは丸の内辺りを歩いている
エリートサラリーマンです。
では、ブルーカラーからは何を連想しますか?
所謂工場の労働者が代表でしょう。
どちらがイメージとしていいでしょうか?
ほとんどがホワイトカラーと言われる
サラリーマンを選ぶでしょう。

ブルーカラーと言えば、油にまみれ
工場で朝早くから働く人、
学歴も高卒が多く、大卒は少ない
そんなイメージです。

では、日本の高度成長を成し遂げた
一番の要因な何でしょうか?
それは、日本の技術力であり、
日本製品の素晴らしさです。
それを作ってきたのはブルーカラーと言われる
人達です。
彼らの、研究、技術、開発力により
優秀な製品が生まれ、「メイドインジャパン」が
世界に認められたのです。
つまり、日本の高度成長を創り上げたのは
こういう人達の力がほとんどです。

それに対し、ホワイトカラーの人達は
優れた製品におんぶしていただけです。
「営業」という名ばかりの肩書きを振りかざし
いかにも自分達が売上を伸ばしてきた
ように言いますが、全くの嘘です。
彼らは「営業」ではなく
ただの「配送係」です。
つまり、優秀な製品を配送するだけの役割でした。
ブルーカラーの人達に比べると
全くレベルの低い仕事をしてきました。
オマケに高学歴なのに・・・。

今でも、日本経済の構図はあまり変わっていないようです。
金融業界と言えば、高学歴の代表です。
しかし、中身を知ると本当にお粗末です。
日本の金融業界は海外の金融業界の人達
からバカにされています。
それは、今まで行政機構に護送船団方式で
守られてきたからです。
いくら勉強だけ出来て頭のいい人達が沢山いても
下らない仕事をしていては、宝の持ち腐れです。
日本のホワイトカラーとはそんなレベルです。

私自身昔はホワイトカラーでしたが、
独立して気づくことは沢山あります。
以前は、自分もエリート意識があったと思います。
しかし、自分一人の力で仕事をすることで、
そんなエリート意識はすっ飛びました。
今も多くのサラリーマンは、その事に気づかず
エリートぶっているでしょう。
それが続く限り、日本経済の真の発展は
ないと思います。