社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

富山ライトレール

2007-05-05 07:27:49 | 日常
地球温暖化対策として
富山市は富山ライトレールを運行しています。
これは、市内を走る市電です。
CO2削減の一環として、
地方自治体が積極的に取り組んでいる
すばらしい挑戦です。

富山市は、車から排出されるCO2の削減を目指し
車の市内への流入を削減する方法として
ライトレールの運行を行いました。
これは、市内の公共交通機関として
市電を運行し、車の利用者を
市電に乗って貰おうということです。
富山市は、JRの不採算路線を買い取り
そこに、路面電車を運行しました。
車両も低床式の新型車両を使い、
運行間隔も10~15分という
利用しやすいものにしました。

ヨーロッパでは、このレールアンドライド
という街の交通システムは確立されています。
街の中心部には、なるべく車の乗り入れを
制限しようという取り組みです。

富山市の取り組みもこれと同じコンセプトです。
これは、日本の全ての地方自治体で取り組んで
貰いたいものです。
まず、公共交通機関からCO2削減は始めるべきです。
東京においても、都営バス等は全てを電気バスに
するべきです。
現に一部の民間バス会社は電気バスを運行しています。
新たに都電を運行させるより、コストも安いし、
すぐにでも取り掛かれるはずです。

東京の場合、全部でどのくらいのバスが走っているでしょうか?
その全てがガソリン以外の燃料で走れば、
相当なCO2削減になるでしょう。
民間に依存するばかりでなく、
公共事業体から温暖化対策に
積極的に取り組むべきです。

富山市の取り組みを全国の自治体は
参考にするべきです。