社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

差し戻し控訴審

2007-05-25 09:04:03 | 日常
山口県、光市母子殺害事件の差し戻し控訴審が
24日、広島高裁で始まりました。
弁護側は殺意を改めて否定し、傷害致死罪を主張し、
死刑回避を求めました。
被告人には21名もの大弁護団がつきました。

この裁判では、大いに疑問があります。
第一は、弁護士が途中で変わったこと、
そして21名もの弁護団になったことです。
主任弁護士は安田弁護士ですが、彼が有名なのは
「死刑制度反対」を主張していることです。
今回、弁護についたのも、そこに絡んでいると思われます。
つまり、この事件の被告を利用し、
「死刑制度」反対をアピールすること。
被告人を弁護するのが目的ではなく、
「死刑制度」反対をアピールすることを目的としている
としか考えられません。

弁護団が主張している内容を見ても、
普通常識では考えられない様なことを述べています。
「精神年齢が12歳程度で判断能力が欠けていた
ままごと遊びのつもり、母親に甘えるつもり、
死者を生き返らせる為の儀式で淫行をした。・・・」
どれを見てもアホらしとしか言えません。
優秀な弁護士が考えたことならば、
なんて稚拙な内容なのかと思います。
そんな程度なら弁護士資格を剥奪するべきです。

本件で、被害者が犯した罪は、
本村弥生さんを首を絞めて殺害し、姦淫しました。
そして、泣いていた長女夕夏ちゃんを床に投げつけ殺害しました。
この事実のどこが「ままごと遊び」ですか?
安田弁護士の主張のどこに正当性が感じられるでしょう?
彼は自分の名前を売りたいだけです。
ただの売名行為です。
断じて許せません。

被害者の夫、本村洋さんも法廷に居て
どれだけ辛い想いをしていたでしょう。
弁護士も、その気持ちを思いやるべきです。
こんなつまらない弁護団の主張など
切り上げて、早く「死刑」判決を下して欲しいです。
それが、遺族にとっての残された唯一の望みなのです。