【携帯販売ランキング】1月9日～1月15日

　ＤｏＣｏＭｏは、先週から上位2端末が変わらず。「N901iS」が首位、2位が「P901iS」と4週続けて同じ。3位と4位は「SH902i」「SH901iS」で、いずれもシャープ製端末。シャープ端末はこのところ上位に進出するようになったが、1位、2位に上がるための最後の壁を破れずにいる。
　なお、今週の902iの順位はSH902i以下「P902i」「N902i」という順番になった。

　ａｕも先週同様、「W32H」と「W32T」が1位、2位を占めた。以下は、3位と4位が入れ替わり、5位と6位も入れ替わりなど、先週からさほど動きのない展開。ランキングにはWIN端末が6機種、非WIN端末が4機種とハイエンド、ローエンド機種がバランスよく並ぶ展開になっている。なお10位に、先週11位だったワンセグ端末「W33SA」が復帰した。

　ツーカーも、1位と2位が先週と同じまま。プリケーセット対応の「TK51」と「TT51」の2機種が上位で安定している。先週、大きく順位を上げて3位に入った「ツーカーS」は、今週また順位を落としてしまい、9位に後退した。
　かわって3位に入ったのは「TK51」。これでプリケーセット対応端末、通常の端末と2機種が上位にランクすることとなった。48×48ピクセルで画面いっぱいに文字が表示される「超デカ文字」に対応した端末だが（2005年8月3日の記事参照）、ツーカーユーザーの支持を集めているようだ。

　ボーダフォンも、1位は「803T」で先週から変わらず。2位と3位が入れ替わり、3G端末の「703SH」が浮上してきた。ボーダフォンのランキングは2G端末も根強い人気を持っており、3位の「V603T」をはじめ4機種がトップ10入りしている。
　10位には、「702NK II」（写真）が入った。先々週に10位で、先週は13位とトップ10圏外に落ちていた端末だが、1週でランキングに復帰した格好だ。

「W33SA」「702NK II」がトップ10復帰～4キャリアとも首位変わらず

　今回は珍しく、４社とも首位が安泰だった。

　ボーダフォン唯一のスマートフォンである７０２ＮＫⅡにはもっと頑張って欲しいところだ。ウィルコムのＷ－ＺＥＲＯ３と一緒に日本のスマートフォン市場を拡大して欲しい。

	NTTドコモ		au		ツーカー		ボーダフォン
1	→	N901iS	→	W32H	→	TK51（*2）	→	803T
2	→	P901iS	→	W32T	→	TT51	↑	703SH
3	↑	SH902i	↑	A5516T	↑	TK51	↓	V603T
4	↓	SH901iS	↓	W32S	↑	TK41	→	V501SH
5	↓	P902i	↑	A5512CA	↑	TS41	→	V501T
6	↓	N902i	↓	W32SA	↑	TK31（*2）	↑	V604SH
7	↑	P701iD	↑	W31K II	↓	TK40	↓	902T
8	↓	F881iES	↓	G'zOne（*1）	↓	TS41（*2）	↑	703SHｆ
9	→	N701i	↑	A5515K	↓	ツーカーS	↓	903SH
10	→	F672i	↑	W33SA	↑	TT31	↑	702NK II
（*1）正式名称は「G'zOne TYPE-R」だが表組みの関係上略した（*2）表記は「プリケ―セット」対応端末