News Corp.のルパート・マードック会長兼CEOは11月6日、MySpace.com事業のアジア進出のためにパートナーを見つけたいと考えており、ソフトバンクの携帯電話を介してMySpaceを提供することについて話し合うつもりだと明らかにした。
日本経済新聞は先に、News Corp.とソフトバンクが折半出資の合弁企業を通じ、今月日本でMySpace.comを立ち上げると報じた(11月6日の記事参照)。最初はパーソナルコンピュータ向けに提供し、後に携帯電話から写真の投稿やブログの執筆ができるようにすると同紙は伝えていた。
この報道を受け、日本最大の同業者mixiの株価は下落した。
マードック氏は、ソフトバンクの孫正義CEOと会うときに、「MySpaceをモバイル対応させるなど、あらゆること」を議論すると語った。マードック氏は東京の国際会議の際にこう話していた。
「彼(孫氏)と何かやるとしたら、それはニューメディアでやりたいし、絶対に排他的なものにはならない」と同氏は語り、特にアジアでMySpaceサービスの新市場に参入するには、提携先を見つけるのが望ましいやり方だと付け加えた。
(中略)
オンラインで友人とアイデアを共有したり、日記を見せたりすることに興味を持つ日本のインターネットユーザーは増えており、全世界で1億2500万人の会員を持つMySpaceはこうしたユーザーを引きつけるかもしれない。
「MySpaceは日本で大きな将来性があると見られている」とみずほ証券のアナリスト、高橋篤朗氏は語る。
「ソフトバンクがMySpaceを独占的に提供できれば、効果的な差別化戦略になり得る」(同氏)
2004年にサービスを開始したmixiは、昨年以来、会員数が5倍以上拡大し、500万人を超えている。
News Corp.とソフトバンクは1996年に共同で日本のテレビ局の株式を取得したこともある。マードック氏と孫氏の会談の後、両社は早ければ今週にも提携を発表する見込みだと日本経済新聞は伝えた。
両社の合企業は資本金およそ10億円(850万ドル)で立ち上げられると同紙は報じた。
ソフトバンクの広報担当の抜井武暁氏はコメントを控えた。
News Corp.は昨年、ティーンに人気のMySpace.comを5億8000万ドルで買収し、インターネットで最も急成長するサイトの1つに変えた。
日本政府のデータによると、同国では、今年3月の時点でいわゆるSNS(ソーシャルネットワーキングサイト)の会員が約716万人に上り、2007年3月には751万人に拡大する見込みという。
mixiに最も近いライバルであるGREEは今年、日本第2位の携帯キャリアKDDIと提携し、ワイヤレスユーザーにサービスを拡大した。
ソフトバンクのインターネット部門Yahoo! Japanも、それより小規模だがSNSを提供している。
UBSの6月のリサーチノートは、マードック氏のコメントを引用し、News Corp.とソフトバンクが9月半ばに日本でMySpace.comを立ち上げると伝えていた。
ITmedia News:「ソフトバンク携帯でMySpace」も交渉――マードック氏
Myspaceを見てみたが、かなり画像や音楽、ビデオなどに凝ったページを公開しているユーザーが多い。はたして携帯電話でどの程度までパソコン版のコンテンツに対応できるのかが今後の焦点になるだろう。
今後、携帯電話でもSNSの競争が激化しそうだ。
auもソフトバンクもSNSとの提携をして着々と準備を始めている。
DoCoMoはこの分野ではやや出遅れている印象がある。ひょっとしてmixiあたりと交渉中だったりして・・・。
日本の携帯電話が一番Web分野では進んでいるだけに、携帯SNSの分野が今後急速に拡大するのも時間の問題かもしれない。
しかし、携帯会社毎にSNSが違うと言うのも使いにくいような気がしてならない。こういうサービスは携帯会社の垣根がない方が理想的だと思うのだが。
日本経済新聞は先に、News Corp.とソフトバンクが折半出資の合弁企業を通じ、今月日本でMySpace.comを立ち上げると報じた(11月6日の記事参照)。最初はパーソナルコンピュータ向けに提供し、後に携帯電話から写真の投稿やブログの執筆ができるようにすると同紙は伝えていた。
この報道を受け、日本最大の同業者mixiの株価は下落した。
マードック氏は、ソフトバンクの孫正義CEOと会うときに、「MySpaceをモバイル対応させるなど、あらゆること」を議論すると語った。マードック氏は東京の国際会議の際にこう話していた。
「彼(孫氏)と何かやるとしたら、それはニューメディアでやりたいし、絶対に排他的なものにはならない」と同氏は語り、特にアジアでMySpaceサービスの新市場に参入するには、提携先を見つけるのが望ましいやり方だと付け加えた。
(中略)
オンラインで友人とアイデアを共有したり、日記を見せたりすることに興味を持つ日本のインターネットユーザーは増えており、全世界で1億2500万人の会員を持つMySpaceはこうしたユーザーを引きつけるかもしれない。
「MySpaceは日本で大きな将来性があると見られている」とみずほ証券のアナリスト、高橋篤朗氏は語る。
「ソフトバンクがMySpaceを独占的に提供できれば、効果的な差別化戦略になり得る」(同氏)
2004年にサービスを開始したmixiは、昨年以来、会員数が5倍以上拡大し、500万人を超えている。
News Corp.とソフトバンクは1996年に共同で日本のテレビ局の株式を取得したこともある。マードック氏と孫氏の会談の後、両社は早ければ今週にも提携を発表する見込みだと日本経済新聞は伝えた。
両社の合企業は資本金およそ10億円(850万ドル)で立ち上げられると同紙は報じた。
ソフトバンクの広報担当の抜井武暁氏はコメントを控えた。
News Corp.は昨年、ティーンに人気のMySpace.comを5億8000万ドルで買収し、インターネットで最も急成長するサイトの1つに変えた。
日本政府のデータによると、同国では、今年3月の時点でいわゆるSNS(ソーシャルネットワーキングサイト)の会員が約716万人に上り、2007年3月には751万人に拡大する見込みという。
mixiに最も近いライバルであるGREEは今年、日本第2位の携帯キャリアKDDIと提携し、ワイヤレスユーザーにサービスを拡大した。
ソフトバンクのインターネット部門Yahoo! Japanも、それより小規模だがSNSを提供している。
UBSの6月のリサーチノートは、マードック氏のコメントを引用し、News Corp.とソフトバンクが9月半ばに日本でMySpace.comを立ち上げると伝えていた。
ITmedia News:「ソフトバンク携帯でMySpace」も交渉――マードック氏
Myspaceを見てみたが、かなり画像や音楽、ビデオなどに凝ったページを公開しているユーザーが多い。はたして携帯電話でどの程度までパソコン版のコンテンツに対応できるのかが今後の焦点になるだろう。
今後、携帯電話でもSNSの競争が激化しそうだ。
auもソフトバンクもSNSとの提携をして着々と準備を始めている。
DoCoMoはこの分野ではやや出遅れている印象がある。ひょっとしてmixiあたりと交渉中だったりして・・・。
日本の携帯電話が一番Web分野では進んでいるだけに、携帯SNSの分野が今後急速に拡大するのも時間の問題かもしれない。
しかし、携帯会社毎にSNSが違うと言うのも使いにくいような気がしてならない。こういうサービスは携帯会社の垣根がない方が理想的だと思うのだが。