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ソフトバンクのMNPシステム障害で孫社長がお詫び

2006年10月31日 15時58分03秒 | SoftBank
 ソフトバンクモバイルは、携帯電話番号を変えずに携帯電話会社を変更できる、いわゆる携帯電話の番号ポータビリティ制(MNP)に関して、同社のシステムに起因する障害でMNPの受付が停止してしまった件で、記者会見を開催した。

 同社の代表執行役社長兼CEOの孫正義氏は冒頭、「番号ポータビリティの受付業務に関してお客様が殺到したために、受付業務のシステムが一時障害を起こし、大変多くのお客様にお待たせすることになった。その結果、我々だけでなくドコモ、auにもご迷惑をおかけたしたことをお詫びしたいと思います」とコメントし、軽く頭を下げた。なお、システムは見直され、30日には正常通りスムーズに流れているという。

■ 障害の原因と対処法

 ソフトバンクのシステムは、同社顧客向けの業務システムと電話を開通させるシステム、MNPシステムで構成されている。ソフトバンクのユーザーになる場合は、業務システムに発注がかかり、そこから開通システムにデータが渡され、電話が利用できるようになる。逆に、他社へ移行する場合は、ドコモやauからMNPシステムに情報が流れ、業務システム、開通システムと流れてMNPシステムへ渡り、他の事業者に情報が伝わる。

 ソフトバンクでは、今回の原因について、家族割引のユーザーが転出する際に業務システムに遅延が生じ、業務システムの処理が追いつかなくなったことによるものと説明している。業務システムに遅延が起こったことで、そこを通らなければ他社への乗換えができないために、ドコモやau側ではMNPシステムから先に進めなかったことになる。

 28日の夕方、まず一回目の障害が発生。17時45分に全ての登録業務を停止したソフトバンクは、処理効率を高めるためにシステム設定を見直しを実施、システムの処理能力を2倍程度に増強したという。

 しかし、29日には前日の影響で、早朝より各種申込処理が大量に発生し、再び遅延が起こる。同社は12時10分にMNPに関する受付業務を停止し、MNP以外の業務は継続した。

 29日には、MNPの処理を優先するために、従来の他事業者へ乗り換えるフロー「MNPシステム→業務システム→開通システム→MNPシステム」を見直し、30日から、業務システムを通さずにMNPシステムから直接開通システムとやり取りする方式に変更した。こうした見直しの結果、30日は滞りなくMNPが行なえるようになったという。孫氏は「我々の業務システムの混雑がほかに影響を与えない仕組みにした」と述べた。

(津田 啓夢)
2006/10/30 22:20


孫社長がお詫び、ソフトバンクのMNPシステム障害で

 やっとMNPシステム障害に関する件でソフトバンクが謝罪した。

 システム的に余計な負荷のかかるようになっていた業務の流れを改善したので、MNPの処理に関しては、かなり効果はありそうだ。

 しかし、明日からの月初はゴールドプランへの加入などが殺到する可能性もあり、さらに3連休もあるので、先週末以上の混雑が予想される。

 図の「業務システム」は29日以降処理能力の増強したという話はないので、今回以上の申し込みがあれば、システム障害が再発しないとは言い切れない。

 月初にソフトバンクへの契約を検討している人は少なくとも午前中に書類記入は済ませられるように早めにショップに向かうことをおすすめする。

 今回の騒動はMNPだけでなく、ゴールドプランなどによる新規加入や契約変更が殺到した事がそもそもの原因だ。システムがパンクするほどの大騒ぎをしたのだから、今月のソフトバンクの純増数には多いに期待したい。auには及ばなくても、DoCoMoに迫るくらいの純増数を期待したいところだ。

 毎回純増数で最下位に低迷していたソフトバンクが、月間純増数でウィルコムを抜けば、かなりひさしぶりの快挙となりそうだ。


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