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【901i】おさびしい「3G携帯の完成形」

2004年11月18日 15時30分52秒 | DoCoMo
 DoCoMoはFOMA901iシリーズを「3G携帯の完成形」などと言っているが、この程度で完成して欲しくないと思うのは私だけか?

FOMA 901iシリーズの特徴と疑問

 昨年12月に発表したFOMA900iは順調に普及し、11月15日時点で累計販売台数は約560万台。FOMAの約75%が900iシリーズとなる。「901iは1000万台売れる端末だ」などと言っている。たかが900iのマイナーチェンジに過ぎない901iが900iの倍近く売れるだって??まぁ、すぐに大幅に値崩れすれば、それくらい売れるかもしれない。

 マスコミからも「901iシリーズは小粒」という指摘があるようで、「技術的な話とは違い、ユーザーにとっての小粒/大粒は別の指標」と苦しい言い訳をしているようだ。だから~、そのユーザーが901iを小粒だと言っているんだよ。夏野氏はそれがまったくわかっていない。

 外部メモリカードに保存したAAC形式の楽曲ファイルを再生する機能は全機種に搭載し、「全機種、音楽再生機能付き。メモリカードで(PCから)音楽を移すと聴ける」というが、音楽プレーヤーとしての機能が完全に備わっているとまでは言えない状態だ。まだまだ使いにくい。リモコンどころか、そもそもステレオイヤホンでさえ付属していないはずだ。

 メール送信可能なファイル容量を、業界最大となる500KBにアップし、200万画素の写真がそのまま送れるようにしたのはいいが、せっかくの大容量静止画も、FOMAやmovaで受信した場合、20KB/10KBに変換されてしまうのでは意味がない。大容量ファイルをそのままのサイズで受信できるのはパソコンだけだ。これにはがっかりした。
 相変わらずDoCoMoは「送れるけど受信できません」文化なのだ。

 こうしてみると、901iシリーズは一見良さそうなセールストークをしているが、実はその裏には「~できません」とか「一応使えるけど、使いにくい」みたいな落とし穴が一杯だ。そんな端末を「完成形」と言って売らなければならないほど今のDoCoMoは追い込まれているのかもしれない。

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