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auがWIN端末値下げで対抗

2005年12月13日 23時06分46秒 | ケータイ
 先月からのDoCoMoの値下げ攻勢に対抗して、auがWIN端末のハイエンド機の値下げで反撃してきた。

 今日見た新宿の量販店では、W32SA、W32S、W32Hというハイエンド機が年間契約付きで新規1円まで値下げされていた。

 DoCoMoは901iSシリーズの値下げだけでなく、最新の902iシリーズも早くも値下がりしだしている。

 この調子で行くと、DoCoMoとauの争いは年末あたりには熾烈な値引き合戦に発展するかもしれない。

 その一方で、音声通話の定額で好調なウィルコムとボーダフォンはそんな価格競争にはあまり巻き込まれていない雰囲気だ。
 ウィルコムは値下げどころかほとんどの店で同じ値段の状態だ。
 意外なのはボーダフォンだ。少し前まではほんの一部の機種を除いて、ほとんどの機種が新規1円状態だったのに、最近の新機種はあまり値崩れしていない。LOVE定額から上向きになってきた事で、価格設定もやや強気な印象だ。

 音声通話定額プランを持たない上位2社は端末価格の値下げで対抗し、音声通話定額プランで躍進を目指す会社は端末では強気の価格設定の印象だ。

 ウィルコム定額の神通力がやや衰えを見せ始めているウィルコムと、LOVE定額の本当の真価がこれから問われるボーダフォン。あまり強気の価格設定だと、ユーザーにそっぽをむかれてしまって、せっかくの上昇気流を逃してしまうような気がしてならない。

 はたしてユーザーは「サービスの安さ」と「端末の安さ」のどちらを選ぶのか?今月のシェア争いはその行方を示唆しそうな感じだ。


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