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【タイプSSバリュー】割引併用で月額980円に値下げ

2008年06月13日 16時46分36秒 | DoCoMo
 NTTドコモは、7月1日より、月額基本料を値下げする。割引サービスなどを併用すいると料金プラン「タイプSSバリュー」の利用料は月額980円となる。

 バリューコースで購入したユーザーを対象とした料金プラン「タイプSSバリュー」は、月額基本料が2100円となっている。7月1日からは月額基本料は1957円に値下げされる。2年間の利用を条件とした割引サービス「ファミ割MAX50」か「ひとりでも割」を利用すると、月額基本料は従来の1050円から月額980円となる。1050円の無料通話分などはこれまで通り含まれる。

 このほか、「2in1」を利用する際の「2in1プラン」における「タイプSS 2in1」の月額基本料も2100円から月額1957円になる。


ドコモが「タイプSSバリュー」値下げ、割引併用で月額980円に

 ソフトバンクの「ホワイトプラン」の月額980円に対抗して、auが「プランSSシンプル」+誰でも割で月額980円を今月から開始したのに追随して、DoCoMoも来月から「タイプSSバリュー」+ひとりでも割などで、月額980円を開始する。

 最近のDoCoMoは完全に後手後手という印象しかしない。auが月額980円を開始したので、慌てて「タイプSSバリュー」を値下げしたという感じだ。少しでもDoCoMoの料金の割高感をなくそうという事なのだろう。

 基本料980円で無料通話分が1050円付くという点では、auの「プランSSシンプル」+誰でも割と同等だ。

 それにしても、DoCoMoの料金が月額980円で無料通話分が1050円に値下がりするなどと数年前には誰も予想できなかったはずだ。

 ある意味では、これでauとDoCoMoによる、独走を続けるソフトバンク包囲網が完成したとも言える。

 しかし、細かい点では依然としてソフトバンクの優位性が残っているだけに、これだけではまだソフトバンクの独走を阻止できない気もする。

 ユーザーが1050円の無料通話分をとるのか?ソフトバンク同士なら21時まで通話無料、ソフトバンク同士のメールは一日中無料というアドバンテージをとるのか?その結果次第では、今後の純増数シェアが変化するかもしれない。

 そのためにも、そろそろソフトバンクが何か反撃をしてくる可能性もある。

 また、ウィルコムは「ウィルコム定額」を出した頃までは料金が一番安いというアドバンテージがあったが、ソフトバンクの「ホワイトプラン」が出てからは割高感が感じられるようになってしまっている。そして、DoCoMoとauまでもが月額980円で足並みを揃えたのに、いまだに月額2900円というのは金額だけ見ると明らかに一番高い。これでは他社にユーザーを奪われても当然だろう。

 ウィルコムが生き残るためにも、料金の値下げや家族割引の強化などの対策をとらないと、本当に手遅れになってしまいそうだ。


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