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【MNPアンケート】ソフトバンクから長期のユーザーが離れる?

2006年10月20日 22時13分54秒 | ケータイ
 アップデイト MMD(モバイルマーケティングデータ)研究所は、stratation運営のWebサイト作成サービスで行なった、携帯電話の番号ポータビリティ制度(MNP)に関する意識調査結果を発表した。

 調査期間は10月6日~11日で、有効回答数は6,325人。内訳は、男性2,246人で女性4,079人。キャリア別に見ると、ドコモユーザーが1,909人、auユーザーが3,855人、ソフトバンクユーザーが561人。また職業別に見ると、小学生2%、中学生18%、高校生37%、大学生6%、専門学生4%、社会人21%、主婦5%、自営業2%、無職5%となっており、小学生~高校生までで57%を占めている。

 同調査によれば、MNPの認知率は79%に達したが、「利用する」という回答は3.4%となった。同社では過去にも同様の調査を実施しており、「サービス開始が近づくにつれて利用意向が下がっている」という。

 「利用する」という回答者をキャリア別で見ると、ドコモユーザーは3.2%、auユーザーは2.8%、ソフトバンクユーザーは8.4%となった。またどのキャリアへ乗り換えるのか尋ねた設問では、ドコモユーザーの場合、77%がauで23%がソフトバンクと回答した。auユーザーの場合は75.7%がドコモに、24.3%がソフトバンクと回答し、ソフトバンクユーザーの場合は76.6%がauに、23.4%がドコモとしている。

 また契約年数とMNP利用意向の関連について同調査では、「ドコモとauユーザーでは契約年数と移行率は関連がないが、ソフトバンクユーザーは契約年数が長いユーザーのMNP利用意向が高い」としている。これらの利用意向を踏まえた結果、同社では「現在のシェアは、ドコモ55%・au28%・ソフトバンク19%だが、MNP対策開始後はドコモ56%・au35%・ソフトバンク9%になる」としている。

 このほか同調査では、10代ユーザーにおけるMNP認知度や各キャリアの広告効果、MNPを利用しない理由などが明らかにされている。


MNP意識調査、利用意向は34%

 auへの移行を予定しているユーザーが最も多く、ソフトバンクは人気がないというのは予想通りの結果と言えるだろう。

 それよりも注目すべきは他社と違って「ソフトバンクユーザーは契約年数が長いユーザーのMNP利用意向が高い」という点だ。
 これはソフトバンクが長期のユーザーに対してスーパーボーナスで長期割引をリセットするという施策が長期ユーザーから反発をかっている証拠だ。「それならいっそのこと他社に乗り換えてやる」というユーザーの怒りがアンケート結果に出ていると言える。

 この予想ではソフトバンクは現在の19%のシェアが約半減して9%となっている。実際はそこまでいかないかもしれないが、それに近いぐらいの結果が出てもおかしくないと思える。

 ソフトバンクは本当にそこまで予想して、スーパーボーナスなどの一連の改悪をしているのだろうか?まさかMNPが始まってから、このアンケート予想通りの結果になって「予想外だ」なんてピントのずれた事をいうつもりなのだろうか?

 J-PHONEから真っ赤なボーダフォンになって、毎月の加入者数が真っ赤(純減)になったかと思ったら、ソフトバンクはイメージカラーをシルバーに変えた。しかし、それは燃え尽きたボーダフォンが灰になり、灰色に変わったに過ぎないのかもしれない。


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