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【楽天】横浜の斎藤隆獲りに乗り出す

2005年05月12日 21時01分09秒 | プロ野球
 最下位に沈む楽天が、横浜の斎藤隆投手(35)の獲得に乗り出していることが11日、明らかになった。楽天は4月下旬にコーチ陣の1、2軍入れ替えを断行したが、最大の課題は戦力不足。近年は故障に泣かされているが、99年に14勝を挙げた斎藤を高く評価。今季は先発、中継ぎとして6試合に登板して0勝1敗、防御率4・58。現在は「肋間神経痛」のため7日に出場選手登録を抹消され2軍で調整中だ。

 2年契約の最終年の斎藤について楽天関係者は「開幕から調査はしている」と先発として評価。2億4000万円という高額年俸がネックとなるが、横浜側が年俸の半分を負担する案も水面下で検討されている。

 楽天は自由獲得枠の目玉、東北福祉大の福田を狙っており、同大出身の斎藤の存在は大きな“戦力”。また、現在は東北出身者が根市(青森)しかいないだけに、仙台出身の斎藤は地域密着というチームの戦略面でもプラスといえる。

 今月上旬に戦力補強の会議を行い「シーズン中であっても、トレードなどの選手の入れ替えを積極的に行って、チームを活性化させよう」(楽天関係者)という方針を固め、田尾監督もフロントに「先発投手は何枚いてもいい」と先発投手の補強を要請。トレード期限となる6月いっぱいまで、各球団からの無償トレードを中心とした選手の獲得に動いている。

 横浜も来季以降に向け、ベテランから若手主体のチームづくりへの切り替えを断行していく方針。斎藤をはじめ、ともに2軍で調整中の佐々木、若田部、出場機会が激減している鈴木も今季限りで契約が切れるだけに、ベテラン勢の去就は今季の大きなテーマにもなっている。両球団の思惑は合致するだけに、交流戦期間中にもトレード交渉が一気に加速しそうだ。

楽天が横浜の斎藤隆獲りに乗り出す

 楽天としては東北福祉大学出身の斉藤隆は地元だけに欲しいだろうな。ただし、どれくらい戦力となるのかが難しいところだ。斉藤隆にも地元でもう一花を咲かせて欲しい気もする。

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