期待されるTD-CDMA携帯電話

　新しい方式の携帯電話が出るときに一番気になるのは、そのカバーエリアだが、以下の記事を読む限りではかなり期待できそうだ。

TD-CDMAのカバーエリアは携帯に迫れるか？

　「「ドコモ、auなどのサービスに割って入る以上、最初からひけをとらないサービスエリアを実現したい」（ソフトバンク広報）。事業開始までには、合計で約2万カ所を確保するとうたっている。
」

　「上記の言葉を信じて、TD-CDMAが数キロ規模のセル半径を実現できるとすると、ソフトバンクの万単位の基地局敷設は、人口カバー率99％以上も視野に入れていると考えられる。」

　以上の点から想像すると、かなり実用性になりそうな予感だが、実際に使ってみると、建物の中では電波が届かないとか、色々な穴が出てくるだろうから、やはりスタートしてみないとわからないのだろうな。
　でも屋内では無線ＬＡＮで対処できるのであれば、簡単に対策をとれそうな気もする。その点が従来の携帯電話にない強みだろう。

　無線ＬＡＮを利用する携帯ＩＰ電話だけではとても実用性が低いが、このＴＤ－ＣＤＭＡ携帯電話はかなり使えそうな気配なので、期待したい。

　それと普及するのに大切なのは魅力的な端末が出るのか？という点もあるね。それを忘れてしまうと、ユーザーからの支持はえられないだろう。