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【WBC】決勝のチーム成績比較

2006年03月20日 23時55分56秒 | プロ野球
 チーム打撃成績をみると、日本が3割1分4厘で10本塁打、キューバは2割8分3厘で6本塁打。ただ、日本は大勝した1次リーグの中国戦と台湾戦を含んでいる。

 チーム投手成績では、日本が15失点、キューバは強打のチームを相手に勝ち抜いてきたとはいえ33失点。与えた四球も11と35。日本の方が安定しているといっていい。

 打者では、不動の4番、松中(ソフトバンク)が本塁打はないものの3割8分5厘。準決勝で3番のイチロー(マリナーズ)が3割4分5厘、同じく5番を打った多村(横浜)は打率こそ2割5分だが、3本塁打している。8番の里崎(ロッテ)が4割5分と好調。 キューバは準決勝で5番打者だったセペダが3割6分4厘。同じく7番のガルロボは打率5割2分4厘、9番のラミレスは4割1分7厘。日本と同様に下位打線も怖い。

 盗塁は日本がイチロー、西岡(ロッテ)らの計12個、キューバはパレの3個だけ。


投手力は日本が優位 打線はともに好調

 予選では楽勝の試合を含んでいた日本と、予選から厳しい試合を勝ち抜いてきたキューバでは、単純にチーム成績を比較ができないが、チーム成績で見ると、投手と守りに関しては日本の方が上のようだ。

 打撃でも日本がやや有利のように見えるが、対戦相手の力の差を考慮すると、日本とキューバの差は少ないようだ。

 盗塁では明らかに日本が優勢なので、決勝戦でもどれだけ足をからめた攻撃ができるのかもポイントになりそうだ。

 もっとも、一番のポイントは先発松坂が失点を抑えられて、打撃陣が得点を奪い、リリーフ陣がそのリードを守りきれるかにかかっていると思う。先発松坂が好投し、準決勝のような試合展開になれば金メダルに手が届くだろう。


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