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今月はこのまま端末の値引き合戦になるのか?

2007年03月01日 21時04分30秒 | ケータイ
 auの好調、ソフトバンクの低料金プラン「ホワイトプラン」の人気、DoCoMoのユーザー大量流出などの要因がからんで、先月はDoCoMoの値引き販売から端を発して、auの対抗値引き販売に飛び火し、ついにはウィルコムも値引き販売せざるをえない状況になった。

 低料金プランに自信を深めたソフトバンクは反対に機種変更価格を値上げするなどの暴挙に出た。どうもそれがユーザーに敬遠された様子で、先月後半は新規加入の伸びに急ブレーキがかかったようだ。

 2月の各社の純増シェアの結果がとても気になる。

 そして、進入学シーズンとなる3月に突入した。DoCoMoは出遅れていたワンセグ端末の903iTVシリーズがやっと販売になり、これから巻き返しを図るだろう。

 しかし、すでにauは新規0円のワンセグ端末のエントリー機から2万円前後のハイエンド機まで、豊富なラインナップを完成しており、DoCoMoも最新のワンセグ機でも値引き販売は避けて通れない状況となっている。

 ソフトバンクは相変わらず、マイペースの2年ローン作戦を推進しているが、さすがに最近はそれが敬遠されつつあるようだ。2年ローンだけという強気の販売施策がいつまで通用するか注目される。

 そして、いままで携帯電話各社の値引き販売には追従せずにMyWayを走り続けながら純増を続けていたウィルコムだが、それもソフトバンクの「ホワイトプラン」の登場により、ウィルコム定額の優位性も揺るごうとしている。そして、最近はついに旧機種の端末の値引き販売を開始し始めた。ユーザーからすれば、やっと端末が安く買えるようになりそうだ。

 au、DoCoMo、ウィルコムの今月の端末の値下がりには期待できそうだし、ソフトバンクがいつまで「新スーパーボーナス」という端末の2年ローンだけで他社と戦っていけるのか?とても注目される月となりそうだ。


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