需給問題に上乗せされる形で、海外からも逆風が強まった。米国株式市場では今週からハイテク企業を中心に決算発表が本格化する。それが東京市場には逆風として作用した。17日に発表された米半導体最大手インテルの決算内容は市場の予想を下回り、インテルの株価が時間外取引で下落した。インテルの決算に対する失望感を受けて、半導体関連株などを中心にハイテク株にも売りが広がった。
仮に米国ハイテク企業の決算が予想を上回る内容となり、米国株が再び上値を追うような展開となれば、「質への逃避」の掛け声の下、日本においても国際優良株に買いが先行して、全体は落ち着くとの期待もあった。しかし、インテルの決算内容に裏切られ「国際優良株中心の回復相場」に対する期待は遠のいてしまった。ネット関連株に加えて国際優良株も軟調な展開を強いられ、前引けの日経平均は410円安で引けた。
株式市場大混乱(2)インテルの決算失望が重なる
こうしてみると、実にタイミングが悪かった。ライブドアの強制捜査の日が数日遅ければ、また違う結果になったのかもしれない。
仮に米国ハイテク企業の決算が予想を上回る内容となり、米国株が再び上値を追うような展開となれば、「質への逃避」の掛け声の下、日本においても国際優良株に買いが先行して、全体は落ち着くとの期待もあった。しかし、インテルの決算内容に裏切られ「国際優良株中心の回復相場」に対する期待は遠のいてしまった。ネット関連株に加えて国際優良株も軟調な展開を強いられ、前引けの日経平均は410円安で引けた。
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