NTTドコモは、「ファミ割MAX50」契約中のFOMAユーザーに対して、ファミリー割引対象グループ内の国内通話を24時間無料とするサービスを4月1日より提供する。
(中略)
今回のサービス改定では、2年契約のファミ割MAX50を利用しているFOMAユーザーと、10年以上ドコモを利用しているユーザーでファミリー割引と(新)いちねん割引を利用する場合、また、ファミリー割引とハーティ割引を契約するユーザーから同一グループ宛の国内の音声通話が24時間無料となる。なお、同社のファミリー割引では、同一グループ内に2~10回線まで登録できる。
契約期間が10年未満のユーザーは、ファミリー割引と(新)いちねん割引を契約していても無料対象外。またファミ割MAX50を利用するムーバユーザーも対象外。もし同一グループ内にファミ割MAX50利用のFOMAユーザーと、ファミ割MAX50利用のムーバーユーザーがいる場合、FOMAからの国内通話は無料だが、ムーバからの通話は従来通り課金される。
(中略)
ファミ割ワイド、ファミ割ワイドリミットのユーザーは「ファミ割MAX50」を申し込む必要がある。
ドコモ、家族内の24時間無料通話を4月1日スタート
先日auが家族通話定額を発表して、ついにDoCoMoも追従せざるをえなくなったようだ。
それだけ最近のauもDoCoMoもソフトバンクの低料金攻勢によるユーザー獲得に危機感を持っているのだろう。
しかし、DoCoMoユーザーのうち7割がファミリー割引契約で、2008年度通期で800億円の減収を見込んでいるようだ。
これによって、DoCoMoの既存ユーザーのMNPによる流出を防ぐのにかなり効果があるかもしれない。
さらにDoCoMoのこのサービスの場合は10年以上のユーザーに対して優遇策を打ち出した点が、ソフトバンクやauなどと大きく異なる点だ。おそらく、auもこれに対抗して、10年以上のユーザーへの優遇策を発表せざるをえなくなりそうだ。
ソフトバンクの「ホワイトプラン」や「ホワイト家族24」による影響がこんなに早く他社にも波及するとは誰が想像しただろう。auとDoCoMoがこんなに早く家族間通話定額を実現するとは、ソフトバンクには予想外かもしれない。
もともと日本国内の携帯電話の通話料が高過ぎたのが、これでソフトバンクの価格破壊によって、やっと安くなったとも言える。
ソフトバンクは既に独走状態にあるから、楽勝ムードでauとDoCoMoの家族間通話定額を余裕で見守るのか?それとも何かしらの対抗策を考えてくるのか?ソフトバンクの出方が注目される。
次に値下げするとしたら、パケット定額の値下げくらいだろうか?はたして、どこの会社がそれの口火を切るのだろうか?
心配なのはウィルコムだ。これで「ウィルコム定額」の魅力はほとんどなくなってしまった。まだ家族以外とでも24時間通話定額というメリットはあるが、ウィルコムユーザーはかなり限定されてしまうので、ケースによってはほとんどメリットがない場合もある。
データ通信定額、Eメール定額、音声通話定額を他社に先駆けていち早く導入してリードし続けてきたが、最早今のウィルコムには次の魅力的なサービスの材料が残されておらず、料金面でもサービス面でも端末ラインナップの面でも何一つアピールできない状況となっている。
他社があっと驚くようなサプライズをそろそろ出さないと、ウィルコムに明るい未来はなさそうだ。本当に心配になってきた・・・。
ひょっとしたら、次世代PHSの免許を含めて、ソフトバンクあたりがウィルコムを買収するのではないだろうか?
(中略)
今回のサービス改定では、2年契約のファミ割MAX50を利用しているFOMAユーザーと、10年以上ドコモを利用しているユーザーでファミリー割引と(新)いちねん割引を利用する場合、また、ファミリー割引とハーティ割引を契約するユーザーから同一グループ宛の国内の音声通話が24時間無料となる。なお、同社のファミリー割引では、同一グループ内に2~10回線まで登録できる。
契約期間が10年未満のユーザーは、ファミリー割引と(新)いちねん割引を契約していても無料対象外。またファミ割MAX50を利用するムーバユーザーも対象外。もし同一グループ内にファミ割MAX50利用のFOMAユーザーと、ファミ割MAX50利用のムーバーユーザーがいる場合、FOMAからの国内通話は無料だが、ムーバからの通話は従来通り課金される。
(中略)
ファミ割ワイド、ファミ割ワイドリミットのユーザーは「ファミ割MAX50」を申し込む必要がある。
ドコモ、家族内の24時間無料通話を4月1日スタート
先日auが家族通話定額を発表して、ついにDoCoMoも追従せざるをえなくなったようだ。
それだけ最近のauもDoCoMoもソフトバンクの低料金攻勢によるユーザー獲得に危機感を持っているのだろう。
しかし、DoCoMoユーザーのうち7割がファミリー割引契約で、2008年度通期で800億円の減収を見込んでいるようだ。
これによって、DoCoMoの既存ユーザーのMNPによる流出を防ぐのにかなり効果があるかもしれない。
さらにDoCoMoのこのサービスの場合は10年以上のユーザーに対して優遇策を打ち出した点が、ソフトバンクやauなどと大きく異なる点だ。おそらく、auもこれに対抗して、10年以上のユーザーへの優遇策を発表せざるをえなくなりそうだ。
ソフトバンクの「ホワイトプラン」や「ホワイト家族24」による影響がこんなに早く他社にも波及するとは誰が想像しただろう。auとDoCoMoがこんなに早く家族間通話定額を実現するとは、ソフトバンクには予想外かもしれない。
もともと日本国内の携帯電話の通話料が高過ぎたのが、これでソフトバンクの価格破壊によって、やっと安くなったとも言える。
ソフトバンクは既に独走状態にあるから、楽勝ムードでauとDoCoMoの家族間通話定額を余裕で見守るのか?それとも何かしらの対抗策を考えてくるのか?ソフトバンクの出方が注目される。
次に値下げするとしたら、パケット定額の値下げくらいだろうか?はたして、どこの会社がそれの口火を切るのだろうか?
心配なのはウィルコムだ。これで「ウィルコム定額」の魅力はほとんどなくなってしまった。まだ家族以外とでも24時間通話定額というメリットはあるが、ウィルコムユーザーはかなり限定されてしまうので、ケースによってはほとんどメリットがない場合もある。
データ通信定額、Eメール定額、音声通話定額を他社に先駆けていち早く導入してリードし続けてきたが、最早今のウィルコムには次の魅力的なサービスの材料が残されておらず、料金面でもサービス面でも端末ラインナップの面でも何一つアピールできない状況となっている。
他社があっと驚くようなサプライズをそろそろ出さないと、ウィルコムに明るい未来はなさそうだ。本当に心配になってきた・・・。
ひょっとしたら、次世代PHSの免許を含めて、ソフトバンクあたりがウィルコムを買収するのではないだろうか?