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【au】2007年秋冬モデルは微妙?

2007年10月16日 15時41分56秒 | au
 KDDIは10月16日、2007年冬商戦向け新モデル8機種を発表した。

 8機種のうち3機種で、世界初(2007年10月現在)となる2.8インチワイドの有機ELディスプレイを採用し、3機種がRev.Aとオーディオ連携機能、5機種がワンセグに対応。ハイビジョンテレビ“Wooo”ブランドを冠する「Woooケータイ」や厚さ9.9ミリの極薄“CARD SIZE”モデル、漆塗りの箱をイメージした“和風”ケータイ、親切・簡単・安心機能が特徴の1X端末など個性的なモデルをラインアップする。発売は2007年11月中旬以降から。

 今回の新モデルは、au携帯の統合プラットフォーム「KCP」(KDDI Common Platform)を刷新した「KCP+」を3機種に採用。また、ソニーと連携した総合音楽サービス「LISMO」の拡張(LISMOオーディオ機器連携)、最新情報や各種ツールへのアクセスを容易にする「au one ガジェット」などの新サービスを展開する。

 ソニーと連携する「au×Sony MUSIC PROJECT」の実現は今回の新サービスにおけるポイントの1つ。携帯で購入した着うたフルデータをソニーの携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」やミニコンポ「ネットジューク」に転送して再生できるようにするとともに、PC向け音楽配信サイト「mora」や家庭用コンポ向け音楽配信サービス「Any Music」でダウンロード購入した楽曲もau携帯で転送・再生が可能になり、音楽機能・サービスが大きく拡張された。

 そのほか、2007年春モデル「MEDIA SKIN」や9月26日に発表した「INFOBAR 2」に採用した有機ELディスプレイ搭載端末を今回、さらに3機種追加。サムスンSDIと共同でau携帯専用に開発したワイドQVGA(240×400ピクセル)表示対応の2.8インチワイド有機ELディスプレイを東芝製の「W56T」、ソニー・エリクソン製の「W54S」、日立製作所製の「Woooケータイ W53H」に採用する。Woooケータイ W53Hは、日立製作所の映像機器ブランド“Wooo”を冠するワンセグ&映像端末。auのWIN端末で最薄、厚さ9.9ミリの“CARD SIZE SLIM”端末「W55T」、骨伝導スピーカーを内蔵する「簡単ケータイ A1407PT」など、幅広いユーザー層に向けた機種を用意する。

 厚さ9.9ミリの極薄モデル W55Tには専用カラー“PREMIUM CARD”を採用したWeb限定版「W55T premium version」も用意する。ボディ上面に艶やかな鏡面加工を施したステンレスパネルを採用し、パネルに好みのメッセージを刻印/非売品本革ケースが付属する購入者特典を設けるという。限定数は3000台、販売は特設販売サイトのみ(販売に関する詳細は11月下旬頃に告知予定)。


大画面有機EL、RevA、Woooケータイ、和風、超薄型など8機種──auの2007年秋冬モデル - ITmedia D モバイル

 auの秋冬モデルがついに発表になった。今回のモデルの特徴は他社に出遅れていた薄型化にあるような感じだ。

 東芝のW55TとW56TとA5529T、ソニーのW54S、三洋のW54SA、日立のW53H、京セラのW53K、パンテックのA1407PTの8機種だけだった。1年前に比べると、さびしい印象がしてならない。

 噂通り、カシオもシャープも新機種は発表されなかった。どちらも夏モデルに人気があり、順調に売れているので、今回は新機種なしのままなのか?それとも冬になってからモデルを追加するのか?注目される。

 東芝のW56Tはイナバウアー携帯(?)として有名(?)だったV603TやV604Tのように液晶がブリッジ状に反り返るスタイルを採用した。
 V603TやV604TはアナログTV端末だったが、それが薄型のワンセグ端末に進化したというイメージのようだ。
 まだ連続通話時間なども「検討中」となっていて、スペックすら確定していない状態からすると、発売はかなり先のようだ。背面ディスプレイが小さ過ぎるように感じる。

 ソニーのW54SはW44S以来のワンセグ端末となり、W44Sのような個性的な横開きスタイルでなくなった点にがっかりした。
 デザイン、サイズ、機能の面から見ても、東芝のW56Tと共通点が多く、どちらかのOEMなのではないかという気がしてならない。マイクロSDという点からすると、東芝が作ったのだろうか?しかし、ブラビアケータイっぽさもあるし、両社の合作なのだろうか?
 これも背面ディスプレイが小さ過ぎるように感じる。(まったく無いよりはマシという感じなのだろうか?)

 三洋のW54SAは今回のモデルの中で唯一のWVGA液晶で、三洋としてはひさしぶりのスライド式となる。
 一年ぶりのテレビ電話モデルでもあり、auは一応テレビ電話は今後も出すつもりのようだ。
 これが最後の三洋ブランドの端末になるのだろうか?

 日立のWoooケータイW53Hには「うぅぅむ」と唸ってしまう。
 画質にこだわったワンセグ端末なのだろうが、カメラは200万画素クラスで、AFがないみたいだし、アピールできるポイントは14.2mmの薄さだけにも感じて、インパクトに欠ける。

 東芝のW55Tはワンセグやおサイフケータイなどの機能を削って、9.9mmの超薄型を実現したモデルだ。しかし、実用性を考えると、背面ディスプレイは削って欲しくなかった気がする。

 京セラのW53Kは当時最薄だったW44Kとほとんど同じ薄さに2軸式ワンセグを収めたモデルのようだ。W44Kユーザーからの買い替えが多そうな感じだ。

 夏モデルには2機種もあった防水ワンセグ端末がなくなってしまったのは残念だ。冬だって、スキー用に防水機能は欲しいところだ。

 今回の秋冬モデルのサービス面での進化はソニーとの連携で「au×Sony MUSIC PROJECT」に対応した点だが、これによってアップルのiPhoneの可能性はなくなったというauからのメッセージのような気がしてならない。

 期待に反して、今回の秋冬モデルはWVGA液晶モデルが少なくて、ハイエンドモデルというよりも薄型モデルばかりが目立つだけで、微妙なラインナップに思える。
 この程度のラインナップならソフトバンクが付け入るスキも十分にありそうな感じだし、DoCoMoの自信作となるはずのFOMA905iシリーズと比べると見劣りがするような気がする。これはあくまでも秋モデルであって、後で冬モデルが追加される・・・と期待してしまう。

 このラインナップを見て、来月の「買い方セレクト」導入前にW54TやW53CA、W52CAを慌てて買いに走るユーザーが多いような気がする。


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