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ウォークマン逆転

2005年04月26日 19時30分40秒 | オーディオビデオ
 4月21日に発売を開始したソニーの新しいネットウォークマンが迫力あるスタートダッシュを見せている。シリコンオーディオではソニーがアップルを抑え大逆転。HDDでもアップルに肉薄する勢いだ。遅れてやってきた大本命ともいえるソニーの本格参入で、携帯オーディオ市場の地図はがらりと塗り替えられてしまうかもしれない。

 今回ソニーが発売した新しいネットウォークマンは、シリコンでは、FMチューナーがついた「NW-E505」(512MB)と「NW-E507」(1GB)、FMチューナー無しの「NW-E405」(512MB)と「NW-E407」(1GB)の4機種。一方HDDでは20GBの「NW-HD5」とWeb直販のみの30GBモデル「NW-HD5H」の2機種。それぞれカラーバリエーションも豊富だ。

 3月、携帯オーディオ市場全体でのソニーの販売台数シェアは、わずか6.1%。しかしこれら新しいネットウォークマンが発売されてから最初の日曜日までの4日間の集計では、ソニーのシェアはなんと26%まで急激に躍進した。さらにカテゴリーごとの動きを見ると、その力強さが垣間見える。

 現在、携帯オーディオ市場を分類すると大きく4つのカテゴリーに分けられる。HDDでは10GB以上の大容量タイプとそれ未満の小容量タイプの2つ、シリコンでは1GB以上の大容量タイプとそれ未満の小容量タイプの2つ、計4つだ。このうち今回ソニーが新製品を投入してきたのは、HDDの小容量タイプを除く3つのカテゴリーだった。

 これらのカテゴリーごとに算出したメーカーシェアを見ると、まずシリコンではソニーの圧勝。特に1GB以上の大容量シリコンでは、59%とダントツのシェアを獲得した。一方アップルはわずか23%。ダブルスコア以上の差をつけての勝利だ。群雄割拠で競争が激しい1GB未満の小容量タイプでも、首位はソニーの22%、19.1%のアップルは、わずかの差ではあるが、ここでも2位に甘んじている。予約販売分は若干割り引いて考える必要があるとはいえ、ソニーの立ち上がりは絶好調といえそうだ。

 一方HDDカテゴリでもソニーの追い上げは急だ。10GB以上の大容量群では、アップルはシェア51%と依然王者の貫禄を見せつけている。しかしその背後にはソニーが39%と肉薄してきており、今にもアップルを追い落とす勢いだ。唯一アップルが安泰なのは、iPod miniで開拓した小容量HDDタイプのカテゴリー。シェア77.3%とまさに一人舞台だ。しかしソニーは、今回のこのカテゴリーには製品を投入してこなかった。成長著しいこのカテゴリーを外してきたソニーの意図を推し量るのは難しいが、引き続き彼らが静観を続けるとは考えにくく、何か不気味な雰囲気すら感じる。嵐の前の静けさなのかもしれない。

ウォークマン大逆転、ついにiPod Shuffleを抜き一躍トップに

 シリコンタイプではソニーがアップルに逆転。大容量HDDタイプでもかなり追い上げている。
 インターネット上でのユーザーの評判もNW-HD5とNW-HD5Hはバッテリー使用時間とハードディスクの耐衝撃性を向上させた点がかなり好評のようで、今後が注目される。

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1 コメント

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これって… (GK乙)
2005-05-30 04:17:23
私もタイトルだけ見て喜んでたんですが、何の事は無い、発売日から4日間だけのデータなんですね…。

もうSONYはAppleに勝てないんでしょうか。
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