電気通信事業者協会(TCA)は、2006年9月末時点の携帯電話・PHS契約数を発表した。
携帯電話契約の純増数は、NTTドコモが12万6,300人、KDDIが16万800人、ソフトバンクモバイル(ボーダフォン)が2万3,400人。KDDIの内訳は、auが31万2,500人の純増、ツーカーが15万1,700人の純減。
第3世代携帯電話では、ドコモが83万6,700人、auが33万4,500人、ソフトバンクが22万7,400人の純増となった。
インターネットサービスでは、iモードが9万7,200人、EZwebが17万9,800人の純増。一方、Yahoo!ケータイ(ボーダフォンライブ!)は2万5,500人の純減となっている。
PHSでは、ウィルコムが6万9,700人の純増、ドコモが2万4,100人の純減。アステルの契約数に動きは無かった。
10月24日にはMNP(携帯電話番号ポータビリティ)制度が開始される。各社の携帯電話契約数には少なからずMNPの影響が表われると予想され、初動を確認する上でも来月・10月末の結果は注目といえるだろう。
9月の携帯・PHS加入者数、2カ月連続でKDDIがトップ
auは一部発売になった秋モデル人気も手伝って、DoCoMoに大差をつけて先月は首位となった。
とにかく先月のauは販売促進にも熱心で、完全にDoCoMoは守勢となっていた印象だ。DoCoMoからは新機種もないし、小幅な値下げにとどまったので、消費者をひきつけるには至らなかったようだ。
そして、DoCoMoに不思議な現象が起こった。12万の純増にもかかわらず、iモードの純増は10万を切っている。その差は3万弱もあり、一瞬水増しか?と思ったが、もしかしたら、iモード非対応のhTc Zがそれだけ売れたと言う事なのかもしれない。法人向けに大量導入していれば、それくらい売れる可能性もありうる。
ソフトバンクは2万3千の純増にとどまり、逆にYahoo!ケータイは2万5千の純減となっている。その差は5万弱もある。またしても水増しか?と思われたが、今回はちょっと意味合いが違うようだ。
ボーダフォン時代はボーダフォンライブというのは対応端末の台数をカウントしていたが、ソフトバンクになってからは2Gは対応端末台数、3GはDoCoMoやau同様に契約数と変更になったらしい。このために、ボーダフォン時代はライブに契約していなくても、対応端末の台数で水増しカウントされていたのが、ソフトバンクになってから3Gに関しては実数に変更になったために、2Gから3Gへの移行が進むたびに実数に近づいていことになった。そのため、見かけ上純減する可能性があるようだ。
これはいかにボーダフォンという会社が見せかけの数字に水増ししていたのかという証明とも言える。ソフトバンクになってからは、最近のプリペイド比率が11%という数字を公開したりして、ボーダフォン時代よりは少しずつ透明性が出てきた事だけは評価できそうだ。
ウィルコムはひさしぶりに7万近い純増となり、予想外にもちなおしてきた。9月に新機種は出ていないので、これはnicoの効果と、それに対抗してWX300Kの価格も下がったために、エントリーユーザーにとって端末が買いやすくなったのが理由なのだろうか?
ツーカーは累計が200万ちょっととなり、420万のウィルコムの半分以下まで一気に減っている。昨年末あたりまではほぼ並んでいただけに、両社がとても対照的だ。
携帯電話契約の純増数は、NTTドコモが12万6,300人、KDDIが16万800人、ソフトバンクモバイル(ボーダフォン)が2万3,400人。KDDIの内訳は、auが31万2,500人の純増、ツーカーが15万1,700人の純減。
第3世代携帯電話では、ドコモが83万6,700人、auが33万4,500人、ソフトバンクが22万7,400人の純増となった。
インターネットサービスでは、iモードが9万7,200人、EZwebが17万9,800人の純増。一方、Yahoo!ケータイ(ボーダフォンライブ!)は2万5,500人の純減となっている。
PHSでは、ウィルコムが6万9,700人の純増、ドコモが2万4,100人の純減。アステルの契約数に動きは無かった。
10月24日にはMNP(携帯電話番号ポータビリティ)制度が開始される。各社の携帯電話契約数には少なからずMNPの影響が表われると予想され、初動を確認する上でも来月・10月末の結果は注目といえるだろう。
9月の携帯・PHS加入者数、2カ月連続でKDDIがトップ
auは一部発売になった秋モデル人気も手伝って、DoCoMoに大差をつけて先月は首位となった。
とにかく先月のauは販売促進にも熱心で、完全にDoCoMoは守勢となっていた印象だ。DoCoMoからは新機種もないし、小幅な値下げにとどまったので、消費者をひきつけるには至らなかったようだ。
そして、DoCoMoに不思議な現象が起こった。12万の純増にもかかわらず、iモードの純増は10万を切っている。その差は3万弱もあり、一瞬水増しか?と思ったが、もしかしたら、iモード非対応のhTc Zがそれだけ売れたと言う事なのかもしれない。法人向けに大量導入していれば、それくらい売れる可能性もありうる。
ソフトバンクは2万3千の純増にとどまり、逆にYahoo!ケータイは2万5千の純減となっている。その差は5万弱もある。またしても水増しか?と思われたが、今回はちょっと意味合いが違うようだ。
ボーダフォン時代はボーダフォンライブというのは対応端末の台数をカウントしていたが、ソフトバンクになってからは2Gは対応端末台数、3GはDoCoMoやau同様に契約数と変更になったらしい。このために、ボーダフォン時代はライブに契約していなくても、対応端末の台数で水増しカウントされていたのが、ソフトバンクになってから3Gに関しては実数に変更になったために、2Gから3Gへの移行が進むたびに実数に近づいていことになった。そのため、見かけ上純減する可能性があるようだ。
これはいかにボーダフォンという会社が見せかけの数字に水増ししていたのかという証明とも言える。ソフトバンクになってからは、最近のプリペイド比率が11%という数字を公開したりして、ボーダフォン時代よりは少しずつ透明性が出てきた事だけは評価できそうだ。
ウィルコムはひさしぶりに7万近い純増となり、予想外にもちなおしてきた。9月に新機種は出ていないので、これはnicoの効果と、それに対抗してWX300Kの価格も下がったために、エントリーユーザーにとって端末が買いやすくなったのが理由なのだろうか?
ツーカーは累計が200万ちょっととなり、420万のウィルコムの半分以下まで一気に減っている。昨年末あたりまではほぼ並んでいただけに、両社がとても対照的だ。