まだ噂やスクープの段階で、ＷＩＬＬＣＯＭからの正式発表がないのだが、もしもＰＨＳ通話定額制が実現したら、かなりエキサイティングなことになるかもしれない。
【WILLCOM】ＰＨＳ通話定額制５月に導入？
月額３～４千円の基本料だとしたら、それもかなり安いのだが、このプランがデータセット割引の対象になっていたら、音声プランは半額になる！１５００～２０００円？まさかそんなうまい話はないよな～。これにデータパックミニと組み合わせれば、２台でも月額３２８０円～３７８０円で済んでしまう！
ただし、定額制のプランではなくて、オプションの可能性もあるし、データセット割引の対象外になる可能性もある。そうなると、この割引は適用されないので、この手は使えない。
それでも、親子でＥＤＧＥを持つことを考えた場合、母親が音声通話定額制にして、子供が安心だフォンやぴぴっとフォンにすれば、親子で月額３５８０円～４５８０円で済んでしまう。（複数回線割引適用時）
子供は親にワン切りして、かならず親からコールバックすれば、音声通話定額制で済むし、子供が見知らぬ電話にかけ過ぎることも不可能だから、かなり使えそうだ。
ＰＨＳ通話のみしか定額制にならないという点がポイントだが、こう考えてみると、家族でＰＨＳを使ってもらうには強力なプランになる可能性が出てきた。ＷＩＬＬＣＯＭは家族割引が他社に比べて弱いが、これはそれ以上のインパクトを与えるかもしれない。
さらに＋５００円でＥメール送受信も定額制になるので、それらのメリットがユーザーに浸透すれば、ＥＧＤＥがかなり盛り返せる可能性もあるかもしれない。
また、ＩＰ無線電話で音声通話定額制を目指している鷹山は、ＷＩＬＬＣＯＭに音声通話定額制で先を越されてしまうと、エリア的に圧倒的に不利なだけに事業計画の大幅な見直しが必要になりそうだ。今年は音声通話定額制の嵐が吹き荒れるのだろうか？
