熟年ドラキチ  さぁ人生はこれからだぁ^^ 

ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

日本も世界も先行きが不透明にますますなってきたなぁ~

2008-09-30 | 路地裏の経済

今日の朝はいつもより相当に早く目が覚めてしまった。
4時15分位であった。
何とは無しにテレビでニュースを見ると、ビックリ。
まさか! アメリカ議会が金融安定化法案を否決?

NYダウ過去最大の下げ、777ドル安 金融安定化法案否決で-(日経ネット)   
(記事引用-日経ネット)
29日のニューヨーク株式市場ではダウ工業株30種平均が前週末比777ドル68セント(6.98%)安の1万365ドル45セントで取引を終え、史上最大の下落幅を記録した。成立が間近だと期待されていた金融安定化法案を米下院が否決。金融システム不安により景気悪化が深刻化しかねないとの危機感が強まった。

日経平均大幅続落、終値483円安の1万1259円 金融危機で全面安-(日経ネット)
(記事引用-日経ネット)
30日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に4日続落した。大引けは前日比483円75銭(4.12%)安の1万1259円86銭。2005年6月9日以来、約3年4カ月ぶりの安値を付けた。米下院による金融安定化法案の否決をきっかけとした金融危機の深刻化で29日のニューヨーク・ダウ工業株30種平均が過去最大の下げ幅を記録したことから、投資家の見切り売りが銀行や不動産、自動車など主力株中心に広がり、東証1部はほぼ全面安となった。


【熟年ドラキチ】
先日のリーマン・ブラザーズの破綻に次いで、これで2回目の予想外の事。
私は朝からこんなニュースを目にして、これは今日の東京株式市場も
大幅に下げるだろうなと。
やっぱりと言うか、誰が考えても明らかな結果が東京でも。
483円安で日経平均は3年4ヶ月ぶりの安値。

これで米ドルも下がり日本の円高にまた振れるのか。
私も仕事が海外との貿易なので、最近のアメリカ発のサブプライムローンに
端を発した不安定な世界金融状況には、少なからず影響を受けている。

今年の4月くらいから、明らかに海外からの受注状況も変化し始めている。
その時は、”昨年末からのサブプラ問題の影響か。 まぁ~今年の秋には
回復し始めるだろう~。”とその時点ではまだ楽観的な見方があったものだ。

ところがサブプラ問題は収まるどころか、その影響は拡大するばかり。
リーマン・ブラザーズ破綻に続き、更に追い討ちをかける世界同時株安。

日本のトヨタ自動車も生産台数を大きく下方修正するし。
私の周りからも、生産現場での派遣社員がどんどん削減されているという話も
入ってきた。

大変だ!大変だ! と騒ぎ立てる気持ちはないが、
これから私達が迎える経済状況は、明らかに厳しいものとなるのは
もう明白な段階だ。

私が貿易で取引している海外の会社の社長と話をしてみても、
彼らのお客からの支払が遅れ、工場に完成した機械を出荷したくても
出来ない状況が5月あたりから起こっている。
工場がそれらの機械で場所を占められているので、なかなか次の生産にも
かかれない。  
ということで、私の会社の商品も出荷(輸出)が延期されているわけである。

「ジタバタと騒ぎ」はしないが、ここは賢明に腰を落ち着けて対処していかないと。
と私は感じているところ。

そんな私の目から見ると、ここ数年の政府・与党というものは、
まるで現実の経済での実感を持っているとは思えないような人が
する政治ばかりで、うんざりするし、また、腹も立つ。

昨日の麻生総理の所信表明演説は酷かった。
もう一国の総理大臣というより、 何が何でも民主党をやっつけて、
自民党が選挙で勝つ事ばかりしか頭に無い人の行動にしか見えなかった。

所信表明「麻生流」 民主に異例の逆質問(朝日新聞) - goo ニュース  
(記事引用-朝日新聞)

麻生首相は29日午後、衆参両院本会議で就任後初めての所信表明演説を行った。(1)国会での合意形成(2)補正予算(3)消費者庁創設(4)日米同盟と国連(5)インド洋での補給活動の継続――の5点について、民主党が代表質問で具体的な対応を明らかにするよう逆質問する異例の内容。与野党の政策協議を求め、応じない場合は衆院を解散する布石を打つとともに、総選挙での争点を明確にする狙いとみられる。

■民主党への五つの「逆質問」

(1)国会で合意形成のルールづくりに応じる用意はあるか

(2)補正予算案と地方道路財源を補填(ほてん)する関連法案への賛否。対案提示の場合は財源の明示を

(3)消費者庁創設への賛否

(4)日米同盟と国連のどちらを優先させるのか

(5)インド洋での補給支援活動継続への賛否


【熟年ドラキチ】
この麻生さんと言う人は、日本は全治3年と勝手に診断しているが、
全治3年まで状態を悪くした政権はどこの政党なの?

国会での合意形成のルール作りに民主党は応じる用意はあるか?
と聞いているが、 今まで議論を十分にせず、強行採決を連発してきたのは
どこの党でしょうか?

今、問題になっている「後期高齢者医療制度」の法律も、
自民党のお得意の強行採決で決めたということは、忘れているのかな?

政治家という人種は、どうも一般の人が持っている節操を持っていない人種か?
総理大臣の所信表明演説を、近づく総選挙のための選挙演説に平気で出来て
しまう「あつかましさ」。
この人にとっては、国民の生活より「選挙で自民党で勝つ事」が最重要案件で
ある事を、こうもシャーシャーとやられては、私としては「ただ呆気にとられる
ばかり」だ。

本当に小さな案件「自民党が選挙に勝つ事」ばかりに必死になっている
麻生総理だけど、 世界は今、物凄く不透明、不安定な状況なのですよ。
もっと、国民の生活の事、世界の状況に目を向けて欲しいものですね。



にほんブログ村 オヤジ日記ブログ ちょい悪オヤジへ    世の中にはイロイロな ” オヤジ ”さんが、ブログを書いてますね~^^ 


最新の画像もっと見る

post a comment