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ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

吉本新喜劇が中国上海に進出かぁ~~~~

2008-12-20 | 路地裏の経済
上海お笑い新時代 中国版吉本新喜劇、滑り出し上々-朝日新聞  
(記事引用)
【上海=西村大輔】大阪風の笑いを上海のコメディアンたちが演じる「上海吉本新喜劇」が19日、上海で始まった。吉本興業グループが上海市人民滑稽(こっけい)劇団と提携し、1月から週3回の定期公演を始める。次々とギャグが飛び出すテンポの速い展開に、劇場は笑いに包まれた。

 セリフはすべて上海方言。それぞれの役者の持ち味をそのまま生かす演出や、登場する人ごとに違った効果音をつけるなど、吉本新喜劇の手法が随所に使われている。

 吉本側が面接などで選抜して特訓した同劇団の役者や地元コメディアンら約30人が3組に分かれ、2週間ごとにストーリーを変えて公演する。

 脚本や演技を指導した吉本興業グループの作家、中村進さんは「日本の笑いをそのまま持ち込まず、上海らしい笑いに仕立てた。上海の芸人は真剣。上海が東京や大阪を抜くかもしれませんよ」。


【熟年ドラキチ】
私は吉本新喜劇が大好きである^^
中学校の時に、土曜日の昼の2時からテレビでやっていた時からのファンである。
あの頃は、岡八郎、花木京、原(カバみたいな顔をしていた 笑)。
この中でも一番好きだったのは、花木京。
この吉本新喜劇も時代が変わるとともに次々と人材を輩出してきた。

今は内場、小藪、川畑、辻本らが中心メンバーになっているが、
今の私のお気に入りは、辻本茂雄に池乃めだか。
ネタやオチが解かっていても、見ていると面白い。
むしろ、その解かっているネタを見るのが楽しみなのだ。

まるで、水戸黄門や遠山の金さんを見る、老人たちと私は同じなのかぁ~(汗)

この吉本新喜劇が中国・上海で公演を、それも月3回の定期公演。
日本人の喜劇役者が出るのかと思ったら、そうではない。
中国で喜劇役者をセレクト。
彼らに吉本流の喜劇手法を注入し、現地上海語で喜劇を。

この吉本新喜劇、私が中学生の頃はまだまだ大阪を中心とした喜劇集団だった。
なんとか私の住む名古屋まではテレビで放映されたが、その当時は全国区ではなかった。
大学を卒業し、就職で関東に移り住んだ時に、関東では吉本新喜劇を放送して
いなかったので、30年前は少し寂しい思いをした私。
その吉本も今や、全国区。 いや、吉本興業無しでは、今のお笑い界は
存続できないと言って良いくらいでもある。

何故、ここまで吉本興業は伸びたのか?
やはり、積極的にお笑い界での裾野を拡げたからではなかろうか?
NSCというお笑いの学校を作り、関西、東京、名古屋と進出をするとともに、
広く人材を幅広く集め、熾烈な競争で人材を育てている。

人材面だけでなく、積極的に異業種ともコラボを取り組んだり、
企業として大きくなっても、全然その地位に胡坐をかくどころか、
ますます新しい取り組みを常にしているような気がする。

今回も中国・上海に進出。
これの成否は、私にとっても非常に興味がある。
日本の吉本新喜劇が日本の手法も大事にすると思うが、お客は現地の中国人。
所謂、現地化をどのようにするか?という点である。
それには、中国の庶民感情にもアンテナを張り巡らす必要もあるのではないだろうか。

日本の企業が海外に進出をし、工場なんかを運営していく場合に、
一番苦労をするのがこの点である。
日本のやり方をそのまま導入しても、なかなか巧くいかない。
挙句の果てには、現地の人は「駄目」だから(日本人より能力が劣っているから)
日本の工場のようには巧く行かないという例は、多くの日本の海外進出企業で
見受けられる事。

さぁ~ 今後のこの吉本新喜劇の上海での動向は、ちょっと見ものである。

話は変わるが、日本のプロ野球の球団は殆どの球団が赤字経営。
これだけ日本に熱心な野球ファンが全国にいるのに。
ましてテレビ中継も多いのに。

吉本興行の経営陣から見たら、なんでプロ野球の球団はこんなに恵まれていても
赤字経営なの? と 大いに疑問に思っているかもしれない。
「いったいプロ野球球団は、真面目にファン拡大とか、ファンを喜ばせると言う事を
考えているの?」と。

今までの吉本興業の歩みや市場への取り組みを見ていると、
私は「もし吉本興業が野球球団をもったら、直ぐに黒字にして、さらに
ファンを喜ばせるために面白い企画を次から次へと出してくるのでは?」
と思うのだが。


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