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ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

洒落にならない結末、中国産牛乳試飲の英国閣僚

2008-10-13 | 世の中のこと アレコレ

中国産乳製品の安全性をアピールする為に、メディアの前で堂々と自分で
中国産牛乳を飲んで見せたイギリスの閣僚。 これを見て中国の温家宝首相は
大いに感動。 ところがその9日後に腎臓結石で入院とは。

あまりにも洒落にもならない結末。

果たして、この知らせを聞いて、感動していた温家宝首相はどう思い、
また、どう対応をするのだろうか。

中国産牛乳を試飲した英国閣僚、就任当日に腎臓結石で入院-大紀元時報  
(記事引用-大紀元時報)
【大紀元日本10月11日】英国「ビジネス、企業および規制改革大臣」として入閣したピーター・マンデルソン氏(54)は就任初日の6日朝、下腹部の激痛により病院に救急搬送され、検査の結果、腎臓結石によるものと診断された。同氏は先月26日、天津で開かれたEU・中国合同経済通商委員会の席上で、中国産乳製品の安全性をアピールするために、メディアの前で自ら牛乳を飲んで見せ、温家宝首相を感動させた。その9日後に、同氏は腎臓結石が発症し、入閣初日に入院することになった。

 英紙「デーリー・メール」によると、同夜、結石の摘出手術が行われた。

 欧州連合の消費者による中国産乳製品への不信感を払拭するために、マンドルソン氏は公で中国産牛乳を飲み、消費者に安全性をアピールした。中国の温家宝・総理は同氏のこの行動に感動し、「マンデルソン氏は、(中国の)現在のみならず、未来がわかっている」(チャイナ・デーリー)と述べたという。
  

中国産牛乳の試飲と腎臓結石発症の関連性は不明だが、中国人著名ブロガーの宋石男氏は、この件には二つの可能性があるとした。①マンデルソン氏は腎臓結石持ちであることを知っていながら、中国産ミルクを飲んで中国をコケにした②腎臓結石のことは全く知らないで、善意からミルクを飲んだが、恐ろしい結果を招いたとしている。

 ネット上でも「因果応報を早くも現れた」「中国当局に迎合すると、このような悲惨な結果を招く」などの書き込みが相次いだ。


【熟年ドラキチ】
日本でも以前に、BSE問題(狂牛病)でアメリカからの牛肉が問題になり、
今回の中国の例と同じようにメディアの前で、アメリカ産牛肉の安全性を
アピールした政治家がいた。
確か、小泉政権時の自民党の武部幹事長が中心になって、美味しそうに
牛肉を食べていた映像が懐かしい。
日本の場合は、今回の中国のような”洒落にならない結末”はまだ現われていない。

狂牛病は確か潜伏期間があったはずだから。 (笑)
これは冗談としても、 中国の牛乳を安全だと言って飲んだイギリスの閣僚が
9日後に腎臓結石で入院となると、メディアの前でのアピールがかえって
仇となりそうだ。

このニュースを配信したのはイギリスの「デーリーメール」と私が記事を引用した
「大紀元時報」。
中国の政府系紙「人民日報」をチェックしたが、やはりこのニュースは全く報道されていない。 以前も私はブログでこの「大紀元時報」の記事から引用したことがあったが、政府系新聞「人民日報」では報じられない中国の事情・事件を報じてくれる。

今回の英閣僚ピーター・マンデルソン氏の腎臓結石と中国産牛乳との因果関係は
まだハッキリしていないにしても、大袈裟にアピールした分だけ中国産乳製品は
未だ安全とは思えない人が殆どではなかろうか。

今後、政府系新聞「人民日報」がこの件を、どういう風に報道するのか、
私は当分の間「人民日報」を注意して見てみようっと。
多分、イギリスのこの閣僚が入院した事自体を報道しないと思うが。

私は毎朝牛乳を飲む習慣があり、2年前に中国に2週間出張した時も
毎日ホテルで飲んでいた。 大丈夫かな~~~? (苦笑)


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