本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

TRIO KX-880SR

2011年06月16日 22時51分29秒 | カセットデッキ
 今日はこのブログのお引越し前の記事の再録。トリオのKX-880SRです。


 
 ヤフオクで「テープ走行しない」というKX-880SRを500円で落札しました。この機種は1983年に69,800円で発売され、数あるオーディオ専門誌で「走行系がよい=音がいい」としてベストバイに選ばれていた名機です。ヒョーロンカの先生たちに言わせると「コストパフォーマンスが高い」ということでした。シングルキャプスタン2ヘッド、ドルビーC搭載。私も当時これのシルバーモデルがすごく欲しくて、いつもカタログを眺めておりました。縦のレベルメーターがカッコイイんだよね。


 内部です。2ヘッドの低価格機なので部品点数は少ないです。メカの後方はスカスカ。憧れていたデッキの内部がこんなにスカスカというのもちょっとショック。予想はしてましたが。


 この機種はダイレクトドライブなのでベルトは使われていません。テープが走行しない原因はアイドラが硬化したことによるスリップ。硬化のせいで割れていました。


 アイドラが割れているとなると表面研磨という手が使えません。仕方なくOリングを東急ハンズで入手。


 右がオリジナルアイドラ、左がOリングです。断面が「丸」なので接触面積がほとんど「点」になってしまいますが、案ずるより横山やすし、問題なく動きました。
 

 efu様作成のフリーソフト「Wave Spectra」を使ってアジマス調整。なんちゃってアイドラを使ったわりには音がいいです。やはり基本性能が良いのでしょうね。


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1 コメント

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こんにちは。 (トシ)
2016-09-01 20:51:21
初めまして。ブログを拝見して眠っていたTRIO KX-880SRをみごと再生でき大変喜んでいた矢先、素人の生兵法で電源を入れたままカセットハウジングのアルミ板を外していたところショートしてしまい電子パーツが壊れた時のフラックスのような臭いが・・・。モーターが動かなくなってしまいました。電気的なことは良く分からないのですが、これはあきらめた方がいいのでしょうか?
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