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本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

Victor RC-717(その3)

2014年10月11日 22時53分28秒 | ラジカセ
 RC-717のつづきです。各部を見ていきます。


 まずは正面から。シンメトリカルなデザインです。


 カセット部。「フルオートストップ」ではなく「オートストップ」なので、早送りや巻き戻しではストップしません。。。。余談ですが、今の若い人は「巻き戻し」って言葉、ピンとこないみたいですね。テープ文化復興を願います。


 上面中央。カセット操作はピアノキー式です。ファンクションSWの「スリープ」は、深夜放送録音の強い味方。ラジオ録音時にスリープをオンにすれば、テープ終了とともに電源も落ちる仕組み。寝入ってしまってもだいじょうブイ!!(←24年前の流行語)。


 上面左。音量は左右独立、トーンは高音・低音兼用なので使い勝手は悪いです。モード/メーターSWの「ワイド」とは、音の拡がりが増す機能。


 上面右。端っこにある溝は、オプションマイクやショルダーベルトを差し込むところだったようです。


 旧ビクターロゴ。ピンボケですが、ニッパー君の下に「HIS MASTER'S VOICE」とあります。レコードに記録された、亡くなった飼い主の声を聴いているという図です。「HIS MASTER'S VOICE」略してHMVは、大手CDショップの名前の由来ですね。


 このラジカセの売りのひとつであるフレキシブルマイク。写真のように90度向きを変えられます。生録がブームだった当時ならではの機能です。


 左側面。ラインイン・アウトをきちっと装備。


 右側面。ACジャックのほかにDC9Vのジャックもあります。


 背面。左側にある端子はアンテナとグランド。電池は単一を6本。


 今から40年近く前の1977年に発売されたこのモデル、最初のオーナーは購入時、さぞや嬉しかったでしょうねえ。ラジオの深夜放送をこのラジカセで聴いたのかなあ。。。オールナイトニッポン、パックインミュージック、セイ!ヤング。。。。青春のトキメキを感じさせる、そんなラジカセでございました。

Victor RC-717(その2)

2014年10月05日 20時42分46秒 | ラジカセ
 RC-717の続きです。酔っ払っておりますので、乱文ご容赦(毎度のことですが)。


 メイン基板のケミコンは脱肛しているものが多数。新品に交換しました。目立った効果はなくても精神衛生的にいいですね、ケミコンの交換は。


 トランジスタも足が真っ黒なやつがいくつか。念のため全て外してhFEを測ってみましたが、特に問題がなかったため、足のクリーニングをして再度取り付け。その作業の際にジャンパー線のハンダ割れを発見。再ハンダしましたが、結果的にこれが左chの音が出ない原因だったようです(写真は取り忘れ)。

 内臓をケースに組み付けた後、テープスピードの確認(これも写真撮り忘れ)。3kHzのテストテープを再生したところ、3014Hz位だったのでOKとしました。機械ガバナDCモーターなので、スピード調整が出来ないんですね、この機種。大きな狂いがなくてホッとしました。


 アンテナはちょっと触っただけで回転してしまう状態でしたが、原因は固定する場所のねじ山の割れでした。接着剤で固めたうえに、ロックタイで締めあげました。


 SPは口径を測るのを忘れました。マグネット部が貧弱ですね。4Ωです。


 バッテリーボックスの蓋は、当然ですがスポンジが劣化してボロボロ。張り替えます。


 この後、一気に組み上げ、フィニッシュ。写真はFMをテスト録音中。


 無事にフィニッシュを迎えたということで、次回はこの機種の各機能を紹介していこうかと思っております。。。が、いつになるかは自分にもわかりません。悪しからず。

Victor RC-717(その1)

2014年10月04日 20時08分34秒 | ラジカセ

 さて、VictorのRC-717でございます。もちろんジャンクで入手。ネットで調べたところ、1977年に49,800円で発売されたモデルのようです。旧ビクターロゴが渋いです。ビクターのステレオラジカセで旧ロゴは、これとRC-707だけだったと思います。で、入手時の症状は・・・

 1 テープは走行するが、左chの音が出ない。また録音も左chがNG。

 2 再生時(テープ、ラジオとも)、レベルメーターがほとんど振れない。しかし、録音時は左chだけバンバン振れる(左chは音が出ないにもかかわらず)。

 3 ファンクションスイッチが接触不良で、ちょっと触っただけで音が途切れる。

 4 ガリオーム(音量、トーンとも)。



 では作業風景を。まずは裏ぶたを外します。なぜか内部の底がオイル状のものでベトベトになっており、そこにホコリがこびり付いています。厄介です。


 ベトベトのケースを洗うため、内部の基板やメカを摘出します。結構面倒な作業でした。


 取り外したメカです。プラ部品は最小限に抑えられています。やはり昔のメカは頑丈にできてますね。ゴムベルトも変形が多少見られるものの、まだ生きてます。S-721Hでベルト表面を処理して再使用。


 スライドスイッチやボリュームは分解してクリーニング。動きもスムースになりました。


 なかでも音量調節用のボリュームはサビが酷かったです。耐水ペーパーで磨きました。


 続きはまた明日。

National RX-F35(その5)

2014年04月05日 23時52分01秒 | ラジカセ
 またまたカキコが途絶えてしまいました。再始動宣言したにもかかわらず。大嘘つきですね。

 仕掛りだったRX-F35ですが、実を言うと「もみじ」の誕生日前日に修理完了しておりました。今日は思い出しつつカキコです。

 \(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

 カタンカタンと異音がしていたメカですが、分解・グリスアップで正常動作となりました。結局どこが鳴っていたのかは不明のまま。結果オーライなんですが、分解している最中にひと波乱ありまして・・・

ピンボケ
 なんとリーフスイッチの端子がもげてしまいました(泣)

 グリスアップのためにメカをひっくり返したりしてるうち、金属疲労でもげてしまったようです。ジャンク箱に代替品を探してみましたが、ちょうど良いのは見つかりません・・・ということで、壊れたリーフスイッチを力づくで修復。


 まず、ルーターで支点部分のプラを削ってリーフの根元を露出させます。


 んで、その露出した部分にリード線をハンダ付けし、その上をエポキシ系接着剤で固定します。見た目は悪くとも動作に支障なし。これでOK。ほっと一息。



 また、いくつか電解コンデンサが膨張していたので、念のため全て交換しました。


 外した電解コンデンサはもう使わなくなった灰皿にポイ(禁煙4ヶ月目に突入!)


 ちなみにパワーアンプはサンヨーのLA4505。8.5W×2chです。


 組み上げてテープスピード調整してフィニッシュ。細かい調整はいたしません(というかできない)。




 各部を見ていきます。これは上部のシーリングパネル内。テープセレクトはノーマルとメタルのみという潔さ。Bタイプですがドルビーも搭載してます。再生モードにモノラルとステレオの他、アンビエンスちゅうのがありますが、これは擬似4チャンネルのようなもの。片チャンネルを逆相にしたような大変気持ち悪い音場が広がります。


 そのアンビエンスのロゴ。一頃のナショナルラジカセのほとんどに(誇らしげに)付いてました。私は大嫌いです。


 テレビの音声も当時は聴けました。アナログのTV波はFM波の延長ですから技術的には簡単。今では死んだ機能となってしまいましたが。


 テープ操作はソフトタッチメカニズムでフルオートストップ。タイマー録音対応。TPS(Tape Program Sensor)はテープが痛むので使わないほうが無難。


 ヘッド周り。消去ヘッドは永久磁石式ではなく交流式。録再ヘッドの摩耗も少なく、ラッキーでした。


 左サイドの入出力端子。上からMIC(LR)、LINE IN(LR)、LINE OUT(LR)、EXT SP(LR)、PHONES。残念ながらPHONO端子はありません。


 背面。謎の四角い窓がありますが、ここはAM用のフェライトバーアンテナが隠れているところなので、AM波が入りやすいようにしているのかもしれません。


 この機種が発売された1983年にリリースされたEW&Fの「エレクトリック・ユニヴァース」を録音してみました。フェニックス・ホーンズを外してシンセ中心のサウンド作りをした異色作ですが、このラジカセのキャラには合ってますね。

 余談ですが、今回録音した「エレクトリック・ユニヴァース」、鉄壁のサウンドを展開していたEW&Fとしては駄作という人が多いですね。しかし、30年経った今でも鑑賞に耐えうる名盤だと思うのですが、いかがでしょう?→You Tube



 以上、2月22日の猫の日に始めたRX-F35はこれにて終了。この一ヶ月間にいくつかジャンク修理をしているのですが、ブログにアップする気力が出ません。次のカキコはいつになることやら。

National RX-F35(その4)

2014年02月27日 23時02分46秒 | ラジカセ

 今日はリヤケースに組み付けて動作確認から。「受信しない」とされていたAMはちゃんと鳴るように。やはりバンド切替SWの導通不良が原因でした。FMももちろん問題なし。。。ですが、カセットがちょっと調子悪い。メカが「カタン、カタン」と一定間隔で鳴るのです。耳を近づけても、メカのどこの部分が鳴っているのか見当つきません。


 原因がわからないので、とりあえずメカを分解してグリスアップ。Eリングではなくスナップリングが使われているので、スナップリングプライヤー必須です。


 プラ部が多いので、タミヤのセラグリスHGを使用しました。滅多矢鱈と塗りたくりです。


 念のためモーターも軸受け部分をエレクトロニッククリーナーで清掃、インジェクターでスピンドルオイルを差しておきました。


 今日はここまで。