オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

オショロコマ生息域へのニジマス侵入を初めて確認、北見市郊外、M川支流の源流域

2019-02-21 20:52:26 | ニジマスによる被害
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オショロコマ生息域へのニジマス侵入を初めて確認、北見市郊外、M川支流の源流域。


20XX-11-23 (土)  曇り  寒い


北見市郊外のニジマス繁殖河川 M川には支流が多いが、そのうち何本かの支流の源流域にはオショロコマが棲息している。



AM 11;00、その支流のひとつ KS 川の、さらに支流の源流域に棲息するオショロコマを調べに行った。



最上流にダムがあり、ダムの下流100m までの、ごく狭い水域にかろうじて生き残ったオショロコマが棲息している。









































まずそのダム下を狙ったが オショロコマ10  ヤマベ2年魚1 のほか 初めてニジマス幼魚3が釣れてきた。 











今回 危惧していたニジマスが初めて源流域に確認された。

しかも恐怖のチビニジマス(自然繁殖している)であるところが深刻だ。

野生化したニジマスがとうとうオショロコマの棲息域までこの支流を遡って侵入、繁殖を始めている。

誰かがここに放流したのではなく、 ニジマス繁殖河川M川本流から自然繁殖を繰り返しながらついに源流域に到達したものだとおもう。

この最悪のパターンだと、ここのオショロコマの命運は、もはや尽きたといってもよいかも知れない。






かなり下って源流域から、数Km 下流にあるもう一つのオショロコマの棲息ポイントをさぐってみた。



このあたりまで下るとアメマスが混ざり始める。
















この流呈5-6Km の支流にオショロコマがピンポイントで棲息している場所は、さきほどのダム下流と、この狭い水域の2カ所のみだ。

























































ここでは オショロコマ20、アメマス3 が釣れたが、ここでも招かれざる外来魚ニジマス若魚3 が釣れた。








この日、この渓流のオショロコマ生息ピンポイント2カ所いずれにもニジマスが侵入しているのを確認したことになる。

かねてより予測していたとはいえ残念なことだ。 




それでは、はるか下流域ではどうだろうか。この日、初めてさぐってみることにした。




このKS川下流域のニジマスはこれまであまりよく調べたことはなかったのだ。







撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。
 


          この項、続く。




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