

勝手に釣れてくるニジマスたち、釣りにならない。

201X-6-15(金) 晴れ 暖かい
午後1時、近郊のニジマス川へ一人で出発。

最初の車止めから渓流へ降りて500mほど釣り登ってみた。

この間でニジマス20-30cmの個体を合計15匹釣った。
うち7匹を食べるため持ちかえった。
針掛かりの浅い個体はリリースした。


30cm♀はやせており、産卵後の状態からいまだ回復していない。
そのほかはまあまあの魚体であった。
何故7匹もキープしたかというと、今日は魚の活性が最高調、異常に高くて、ニジマスが勝手に吹っ飛んできて猛烈に食いつくパターンが多かった。
これらは、もはやリリースしても間違いなく死ぬという感じで呑み込んでいた。










釣っているというより勝手に食いついてきて、いきなり竿を持って行かれる感じ。
丁度、今頃、産卵後の体力改善にともなって猛烈にニジマスの食い気が立つことがある。
今日はまさにそんな日であった。
これではまともな釣りとは言えない。殺戮を繰り返している感じ。
そのうちそんな釣りに飽きてしまい釣りを中止した。
ニジマスの繁殖にともないオショロコマは消えつつある水域だが、珍しく4匹も釣れた。


いづれも猛烈ニジマスが全部釣れた後から心なしか遠慮がちに釣れてきた。





ニジマスにエサの先取りをされているのは明白だ。
オショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースした。
キープしたニジマスの腹を裂いて内蔵を出し川で処理した。
胃を開けると多数の川虫(テッポウムシ)を巣ごと丸飲みして胃がぱんぱんにふくれ、川虫の巣の材料であった小石が胃や腸にぎっしり。
この時期ニジマスの主たるエサはオショロコマと同じく川底の昆虫幼体であった。


30cmニジマスは焼いて食べたが身離れが悪くねっとりした食感でニジマスにしては最悪にまずかった。

孫たちにあげた他のニジマスは、はや脂がのってまあまあおいしかったようだ。

