電車区の入り口のところには
吹田総合車両所日根野と書かれています。
吹田総合車両所はJR西日本の
車両基地&車両工場です。
大阪府内には森之宮支所とあわせて
支所が二か所あります。
あと京都や奈良にも支所があります。
まあここは規模的にかなり大きい車両基地ですね。
阪和線の電車なんかが止まっているはずですが、
入り口からは、中に停車している
電車はあまり見えません。
やっぱりねえ、電車のそんな姿も見たいので、
フェンスにそって更に歩いて行きましょう。
こんなフェンスが続いています。
なかなか中が見えないなあと
進んで行くのですが、
この先でとっても素敵な宝物が
待ってるってこの時は
全然わかっていませんでした。
景色はいっそうのどかになってゆきます。
そういえば絵手紙で、
田んぼに苗がまっすぐ生えているのを
描きたかったんです。
目標に向かって真っすぐ一直線
みたいな感じの言葉を入れてね、
なので何枚か写真をとっておきました。
おお~畑にはカボチャが実っているぞ。
こんなにりっぱに実っているのに、
動物除けはしていないんですね。
のどかに見えて車両基地なら
タヌキやイノシシなどの動物は
少ないんでしょうね。
トウモロコシも実り始めています。
電車区の方には、止まっている
電車が見え始めました。
通常走っている223系や225系の
快速電車や
271系のキティちゃんが描かれた
特急ハルカも止まってますね。
それらこれは283系の
オーシャンアローと向き合っていますよ。
さすがに電車区には路線にはない
光景がありますね。
さらにまだ向こうまで電車区は
広がっています。
ちょっと電車区が上部になったので
見えにくくなりました。
でももう少し進んで行きましょう。
道のりはどんどん長くなってゆきますが、
まあもっといい景色があるかもしれません。
ん?天井のひくいトンネルがありますよ。
向うには緑が濃く見えています。
では一度くぐって行ってみましょう。
電車区内の狭い一般道が
つながっている谷に出ました。
もう道の状態から見ても
あまり人が通るようなところではありません。
電車区の中も見渡せる
ところではないですね。
なんやこんな道かと思い、
周りを見回してみると
フェンスなんかに緑のツタが
まいていますよ。
これがねえ、なんと全部アケビなんです。
これはすごい。
こんなに人の通らなさそうなところに
こんなにりっぱなアケビがわんさか。
これは秋になったら
すごい光景になるかもしれません。
草刈りしないでほしいなあと願いましたよ。
しばらく歩いて行くと、
阪和線本線の踏切にでます。
小さな踏切なんでまあ自動車なんかは通れません。
踏切内はこんな景色です。
そしてその踏切のあたりには、
細かな綿毛がまるで
雪のように飛び交っています。
最初は柳の花粉なのかと思いましたが、
違いました。
そう全部アケビの種でしたね。
風が吹くとブワ―っと飛びます。
もう線路沿いは種だらけ。
阪和線にのったら日根野を
過ぎたあたりで窓の外を
眺めてみましょう。
雪の様にタネが飛び交っていますからね。
さてこの先に高架道路があります。
関空自動車道ですね。
そこにりっぱな歩道が
ついていますので、
そこへ登ってゆきましょう。
先ほどのアケビが生えている道に
戻ってゆきますと、
その道のわきの小さなあぜ道のところに、
な、なんと「なわしろイチゴ」の実が
山のように見載っているではありませんか。
人のほとんど来ないところに、
これはもう宝物状態です。
続く
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